|
タイトル名 |
チャイナタウン |
レビュワー |
タケノコさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2017-03-06 22:53:24 |
変更日時 |
2017-03-06 22:53:24 |
レビュー内容 |
かのJ・ニコルソンが主演ということで観たが、観終えてみれば紛うことなきロマン・ポランスキーの映画だ、という感想に落ち着く。金と色と権力が蔓延る街、ロマン・ポランスキーの情念と怪奇趣味、J・ニコルソンとF・ダナウェイのむせ返るような"大人の色気"。およそ結びつかない要素が、あまりにも美しく"調和"したように思う。娘であり妹。一言聞いただけではピンとこないが、その意味に気づけばそれはあまりにも悲しく、それは不思議な、じっとりとした切ない余韻を残す。悲しくも美しきフィルム・ノワール、それは子どもたちは見てはならない世界、それは大人たちには極上の世界。 |
|
タケノコ さんの 最近のクチコミ・感想
チャイナタウンのレビュー一覧を見る
|