みんなのシネマレビュー
PERFECT DAYS - タケノコさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 PERFECT DAYS
レビュワー タケノコさん
点数 8点
投稿日時 2025-01-06 23:07:02
変更日時 2025-01-08 22:08:51
レビュー内容
まず、日本が密かに世界に誇る文化である「トイレ」を題材にしてくれるとは、これは最高のリスペクトだよなぁ。 平山 (役所広司) の質素な生活ぶりにしては、音楽の趣味がよく洗練されていて洒脱という印象を受けるが、そこは妹の登場にて納得。きっと、平山の実家は裕福であり、彼も育ちは悪くなく、若い頃に培った教養や感性のまま、何か理由があって、暮らしだけ質素に落ち着いたことをうかがわせるものであるから。 かいつまんで、平山にキスした女の子は、たまたま選んだあのカセットテープから、父の思い出がつまった "歌" に、ようやく巡りあったのではないのか・・・? これは憶測にすぎないが、安易に回想で過去を語ることなく、状況から視聴者に物語を想像させる演出の数々が好ましい。 この映画は、古今東西、大いに語り尽くされてきた「幸せ」について問いかける内容となっていた。 本作で言うなら、他人に左右されることなく、(自分にとって) 変わらず普遍的なもの、、だろうか。 音楽、写真、観葉植物 といった「趣味」。 銭湯、飲み屋、古本屋 といった「場所」。 そして、変わらないこと「ルーティン」。 自分が好きなもの、そのあらゆる全てを感じながら生きること・・・。 渋谷や下町あたりの、普段あまり気にも留めないような風景が美しく撮られていた。 平山の、さりげない日常の反復のようでいて、毎日違う顔を魅せる、いつもの風景。その一画一画はとても洗練されていて、時折、写真集のページをめくっているような、実に味わい深い映画であった。
タケノコ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-01-06PERFECT DAYS87.20点
2024-12-24いつか晴れた日に77.38点
2024-11-27悪人86.26点
2024-11-07侍タイムスリッパー87.87点
2024-11-05パーフェクト・ケア67.33点
2024-10-18釣りバカ日誌85.97点
2024-08-15ある日どこかで87.36点
2024-07-30猫は逃げた76.66点
2024-07-22ぜんぶ、ボクのせい77.50点
2024-07-16SOMEWHERE76.70点
PERFECT DAYSのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS