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タイトル名 |
ペルセポリス |
レビュワー |
激辛カレーライスさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2017-12-30 20:49:36 |
変更日時 |
2017-12-30 20:58:44 |
レビュー内容 |
裕福な家庭のイラン人女児が成長し、少女、そして大人になる話。 戦争の中で育ち、一人でフランスへ行き、知らない世界を体験する。 主人公の親戚が、政治犯として投獄されたり、戦争で大ケガしたり死ぬ。
ほぼ全部が色の無いアニメーション。 見ごたえがあって、飽きることがなかった。 またコメディタッチだから、悲惨な印象が少ない。
「公明正大に生きる」の教えが印象に残る。
もしイラン脱出じゃなく、地球脱出ができたなら、主人公はそうしたんじゃないか。しかし脱出先も人間の世界だから同じこと。つまり人間はダメだということが分かる映画。人間がいれば争いがあり、戦争が始まる。恋をしても、すべて幻想。主人公は、恋人も結婚相手も「ダメだった」と断言してる。
その主人公とは誰か。 原作者であり、この映画の監督でもある。 |
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