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タイトル名 |
火垂るの墓(1988) |
レビュワー |
激辛カレーライスさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2015-10-25 15:58:35 |
変更日時 |
2015-11-07 07:31:08 |
レビュー内容 |
5年以上前にDVDを手に入れたが、きちんと観ていない。 冒頭だけで、おなかいっぱいになる。
たまにアニメを「なぜ実写にしない?」と疑問に思う人がいる。じゃあ、この映画を実写化するには何が必要か。とんでもない情報量と時間と金がかかる。そんなこと、誰でもわかる。それ以前に、実写化無理なものもある。今敏監督の『パーフェクト・ブルー』である。 この『火垂るの墓』も実写化が無理だと思う(しているようだけど未見)。なぜなら実写と絵では意味が変わる。人気女優と素人女優以上に印象が違うと思う。絵だと「虚構が大前提」なんだから、違って当然である。
「何を言ったか」。それだけで、その人の中身がわかる。高畑勲は何者か。インタビューを見ても、冴えない人としか思えない。だが、あの宮崎駿が太刀打ちできない師匠的な存在なのだから、すごい人なのは間違いない。
この映画、テレビで何度観たことだろう。少なくとも三度は観た。観なくてもいいのに、観てしまう。 他のどの映画にも似ていない映画(原作付きだけど)。存在に大きな価値がある映画だと思う。 |
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