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タイトル名 |
君の名は。(2016) |
レビュワー |
yoroshikuさん |
点数 |
2点 |
投稿日時 |
2016-10-31 14:43:21 |
変更日時 |
2016-10-31 14:43:21 |
レビュー内容 |
前のレビュアーの方と同じく娘(28才)から「面白かった!」との勧めで観た65才男性ですが残念ながら感動感涙はしませんでした。 理由は概ね3つです。 ①「入れ替わり」の現実感の無さ まず三葉が朝起きて自分の体の異常に気づくところから始まります。(そして瀧も同様に) ※この段階で「転校生」を、そしてその後の展開(タイムスリップ)で「時をかける少女」を想起しました。いずれも大林作品「尾道三部作」でなかなか面白かった記憶が残っています。 しかしそもそも男女が入れ替わり、家庭環境、都会と田舎、部屋を出るのも億劫になるのが心理です。(「転校生」では幼な馴染だったがお互い悩んだ) なのに三葉(心は瀧)は制服を着(スカートをよく履ける!)瀧(心は三葉)はバイト先にも行く(PASUMO、SUICA使える?) いくらフィクション、ファンタジーとはいえ「あるある」「わかるわかる」感がなければ感情移入できません。 ②ドンデン返しのヤリ過ぎ まぁ①はそんなものかと割り切って観続けました。 そして入れ替わりが途絶え瀧はバイトの先輩と三葉探しの旅に出たがなんと三葉の住む町が三年前に彗星落下で全滅した事実を知り三葉の家族名が載っていた 死亡者名簿を目にする。このあたりはやや感情移入しました。 が、時間はまだ半分程度、どんな展開が待っているかと思っていたら時をさかのぼっての避難活動! しかしそれも空しく彗星は落下・・・ と思いきや5年後(落下から8年後)町民全員無事!を知る、なんじゃこりゃ??? ③5年間何してた? ②にも繋がるが5年後に瀧と三葉が偶然出会い「君の名は!?」と言い合いラスト! もうなんでもアリか!? 17才から22才といえば恋のひとつや二つ経験しながら精神的にも肉体的にも変化し成長する年代です。 こんな私でもその年代は年上、年下数名の女性に告白したりされたりふったりフラレたり・・・。 あまりにも現実離れしたストーリーです。 そんなこんなでエンドロールが流れ始めたところで席を立ちました。 |
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