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タイトル名 |
ゴジラ-1.0 |
レビュワー |
yoroshikuさん |
点数 |
1点 |
投稿日時 |
2024-12-14 16:48:44 |
変更日時 |
2024-12-14 16:48:44 |
レビュー内容 |
「感心」したが「感動」は無かった。 確かにアカデミー視覚効果賞に相応しくゴジラはもちろん海洋シーン含めて迫力満点の映像。(これに1点です) しかし肝心のストーリーとなると???の連続。 ・まず序盤で大戸島でゴジラの襲撃を受けた時敷島が20ミリ砲を打たなかったことで橘に詰られるが未知の怪獣とはいえたかだか戦闘機に 搭載されている機銃程度で倒せる相手ではないことぐらい解るはず。なのに敷島はあとあとまで「また逃げた」と愚痴るフシギ。 ・帰還したことを澄子に詰られるが「安藤サクラ」はミスキャスト。戦後間もなく食糧不足の折あまりに健康的過ぎる。 これは敷島の仕事仲間の野田等にも言えるが総じて元気良過ぎ。 ・野田発案のワダツミ作戦もいかにも陳腐。 私は「シン・ゴジラ」のヤシオリ作戦を「ストローチューチュー作戦」と揶揄したがこれはさながら「浮き輪ブクブク作戦」か。 作戦は案の定失敗しあげくゴジラの口中に爆弾抱えて突撃、ナンノコッチャ。 ・そして私の大きなガッカリは伏線ミエミエの「ハッピーエンド」(違和感のないハッピーエンドはアリです) 特に典子が爆風で飛ばされた時敷島は探しもせず泣きわめくのみ、そして葬式の場面。いくら何でも早過ぎる、オカシイと思っていたら ラストの再会シーン。 敷島の脱出も橘が「震電」の操縦席でのシーンで「これが爆弾の安全装置だ」と説明し「そして・・・」で次のシーンへ、これも?と思って いたら脱出装置を教えていた、とのオチ。 加えて典子の首の「アザ」が後遺症?ゴジラの細胞?などと喧しいが「あざとい」としか思えない。 ここまで書くと高評価の方からは「何もそこまで」と言われそうですがまぁレビューというものはその映画が「面白かった」方は「あばたもエクボ」、「つまらなかった」方は「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」コメントになるもので本作について私は後者だったまでです。 どうぞご容赦ください。
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