みんなのシネマレビュー
恐竜・怪鳥の伝説 - ゆきさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 恐竜・怪鳥の伝説
レビュワー ゆきさん
点数 6点
投稿日時 2017-03-22 01:45:55
変更日時 2018-02-23 06:03:03
レビュー内容
 とにかく恐竜の姿を見せずに焦らすもんだから「早くしてくれよ……」と、ヤキモキさせられましたね。
 映画が始まってから四十分程が経過し、我慢の限界が近くなったところで、ボートに乗った女性が襲われるシーンに突入するという流れ。
 ここで、それまで焦らされた分を取り戻すかのように、たっぷりとプレシオザウルスの姿を見せてくれたのが嬉しかったです。
 女性が喰われるシーンが予想以上に残酷で、血生臭い演出であった点も、衝撃的でした。

 ボートにしがみ付いてきて、まだ生きているかと思われた女性を引き上げたら、上半身だけの姿になっていた場面なんて、ちょっとしたトラウマ物。
 この辺りの描写は恐竜映画というより、鮫などを題材としたモンスター・パニック物に近い魅力があったように思えますね。
 実際に「JAWS/ジョーズ」の影響を受けて作られた品という逸話もあったりして、大いに納得です。

 現代の観点からすると、ちょっと稚拙に見えちゃう特撮。
 歌詞も曲調も、映画の内容と全然合っていない気がする歌やBGM。
 「恐竜がいるなら翼竜がいてもおかしくない」という理屈で、唐突にランフォリンクスまで出てきちゃう脚本。
 それらは普通なら欠点となりそうなところなのですが、自分としては妙に愛嬌が感じられて、憎めなかったです。
 渡瀬恒彦演じる主人公が、恐竜の生存を信じていた亡父のロマンを受け継ぐかのような形で恐竜と向き合い「プレシオザウルス、お前はやっぱり生きていた……」と胸中で呟く場面なんかも、凄くシュールで、ほんのり情感も込められていて、何となくお気に入り。

 それでも、いざ恐竜と怪鳥との戦いになると失速感が半端無かったというか「無理して戦わせなくても良かったんじゃないの?」なんて思えてしまったのが残念でしたね。
 作り手としても力を込めたのは上述の「恐竜が人を襲う場面」であって、終盤の対決場面は、大してやる気が無かったんじゃなかろうか……って気がしました。
 最後はお約束の「火山が全てを飲み込む」エンドだし、主人公とヒロインが溶岩に飲み込まれまいと樹にしがみついてジタバタする場面を延々引っ張るしで、流石にシュールさを楽しむ余裕も失せて、退屈な気持ちの方が強かったです。
 主人公達が死んだのを連想させるバッドエンド風味なのも、好みとは言い難い。

 とはいえ、最初から「奇妙奇天烈な怪獣映画」という予備知識があった為、大抵の事柄にはツッコミを入れながら笑って観られたし「予想以上に凶暴で恐ろしいプレシオザウルス」というサプライズもあった為、何だかんだで楽しめた一品でした。
ゆき さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-28リバー、流れないでよ66.40点
2024-11-13ゴジラ(1954)98.21点
2024-06-03ゴジラ-1.0107.08点
2024-03-01映画ドラえもん のび太の地球交響楽88.00点
2024-02-17グリーンブック88.00点
2023-12-26あなたが寝てる間に・・・67.21点
2023-12-20メリーに首ったけ66.23点
2023-11-28メイズ・ランナー 最期の迷宮55.46点
2023-11-28メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮64.81点
2023-11-28メイズ・ランナー55.76点
恐竜・怪鳥の伝説のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS