みんなのシネマレビュー
地上最大の脱出作戦 - ゆきさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 地上最大の脱出作戦
レビュワー ゆきさん
点数 6点
投稿日時 2016-07-22 17:57:53
変更日時 2017-10-28 05:27:19
レビュー内容
 「平和な戦争映画」という、何ともユーモラスな一品。

 冒頭のシーンでは生真面目に殺し合いしている姿が描かれているだけに、どんどん「普通の戦争」から離れていってしまう姿が、愉快痛快。
 「お祭りの方が戦争なんかよりも大事」という主張が窺えて、それを不真面目だと怒る人もいるかも知れませんが、自分としては大いに賛成したいところです。
 上層部の目を誤魔化す為に、互いに死傷者ゼロの「戦争ごっこ」を演じてみせる馬鹿々々しさも、実に滑稽で面白い。
 戦争というテーマを扱う事により、作中でどんなに不謹慎な行いがあったとしても「実際に殺し合いするよりはマシじゃないか」という痛烈な皮肉に繋げてみせる辺りが上手かったですね。

 純粋にコメディ映画として観た場合、現代の目線からは演出が冗長に感じられたりもするのですが「戦時に若く、美人で、色っぽいとは何事だ」などの台詞回しのセンスは、充分に面白い。
 軍人達が懸命に「殺し合いの振り」をする横で、洗濯物を干してみせるオバちゃんの姿なんかも、思わず頬が緩むものがありました。

 最後には、生真面目であったキャッシュ大尉までもが「お祭り」を戦争行為よりも優先してみせるようになったというオチも、予定調和な安心感があって、実に良かったです。
 物語としての主人公は、ジェームズ・コバーン演じるクリスチャン少尉よりも、むしろ彼の方であったように思えました。
ゆき さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-04-07ラスト・アクション・ヒーロー75.76点
2025-03-07映画ドラえもん のび太の絵世界物語99.00点
2025-02-06キサラギ77.52点
2025-01-22アバウト・ア・ボーイ77.00点
2025-01-15羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来77.00点
2024-11-28リバー、流れないでよ66.45点
2024-11-13ゴジラ(1954)98.17点
2024-06-03ゴジラ-1.0106.97点
2024-03-01映画ドラえもん のび太の地球交響楽88.00点
2024-02-17グリーンブック88.00点
地上最大の脱出作戦のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS