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タイトル名 |
人生はノー・リターン~僕とオカン、涙の3000マイル~ |
レビュワー |
ポッシュさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2017-07-27 15:17:09 |
変更日時 |
2017-07-27 15:17:09 |
レビュー内容 |
イイ歳した息子とその母親がドライブ旅行?一体、どんな層を狙ってんだ?っていう微妙な内容にかえって興味を引かれ鑑賞。 監督が女性なので、これはもう完全母親目線。でも悪くなかったです。もしこれが男目線のコメディだったら、きっと母親をもっとハチャメチャに描いて、醜悪な「ばばぁコント」になってたんじゃないかと。バーブラ・ストライザンドの悪乗りはたぶん見ててイラつくので(個人的に)、この程度で済んで良かったと思う。肉のバカ食いも品があるくらいだった。 セス・ローゲンはまぁ相変わらずの善人で、わりと好きな俳優さんだけど、何をやってもセス・ローゲン、基準値からブレないな~と、ちょっと退屈な感じがしなくもなかった。 全篇ほのぼの路線で、このままユルユルと親子漫才が続くのかなぁと思ってたら、終盤のクライマックスで急転直下の新事実が!いや、勘のいい人だったら予測してたかも。伏線もあったしね。私はちょっと気を抜いて薄ぼんやり観てたので、ここでまさかの涙腺決壊。急にイイ映画に思えてきたり。 ・・・が、しかし。ハリウッド映画でときどき見かけるこの手の過剰な「親子愛」「家族愛」には、やっぱり違和感を覚える。ちょっと気持ちの悪いラストシーンといい、こういうプロパガンダはあんまり感心しません。 |
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