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タイトル名 |
TENET テネット |
レビュワー |
にんじんさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2020-11-11 00:02:22 |
変更日時 |
2020-11-11 00:02:22 |
レビュー内容 |
うーん、なんか、既視感ありまくりで、7点。 超ネタバレ。
ドラえもんとか藤子F短編ばっかり読んでると、先が読めてしまう。 たとえば前半に黒ずくめの真っ黒いのと戦うところがあるが、これは主人公だろうなと、思うのではなく、気づく。
それと、時間遡行の原理が謎。 なぜ本人と出会ったときだけ対消滅が起きるのか? 反陽子的な振る舞いをするならあらゆる粒子と対消滅するだろうに。 まぁそれじゃ映画にならないか。 なんだろう、その他、炎は寒く、持ち込んだ酸素が必要という要素も、まずそれ自体が邪魔くさい要素なのにそれを生かしたシーンがほとんどない。 宇宙空間ライクに酸素を求めるシーンがあっても良かっただろうに。
前半の犯人捜しはなかなか良かった。 そこで出てくる奥さんがすごくきれいだった。 だが、背が高すぎるやろ。 警備の男性より背が高いので、本当に守られてるのか?感。
ラストの戦闘は全くなくて良かった。 あれ、奥さんと旦那のシーンを見るためにくそつまらん戦闘を見せられてる感。
あと、旦那が頃されるのもつまらん。 旦那を頃したら世界が終わる、というラインは残すべきだった。 死ぬにしてもたとえば主人公が頃すべきだった。 だって、
そうしないと、奥さんが未来から戻って頃す必要なく、あの時間軸の奥さんがどうにかして銃を持ち込んで旦那を頃せばいいだけって話になっちゃうじゃん。
あとラスト突如出て来た男誰? 誰それという説明はいらないんだけれど、誰?
ニールが奥さんの息子説は、ああ、そうかもねと。 彼の雇い主が主人公、これはベッタベタだったがこれはこれでよい。
要するに脚本が杜撰なんだよ。 惜しいんだけど、もっと完成度上げられるだろうという感じ。 単に一般客に数回見させたい勢いで書いたようにしか見えない。 この監督ならそんな次元を軽く飛び越えて新たな地平を見せてくれると信じてる。
インターステラーは10点だったが、これは「ブルーレイが出たら買ってやってもいい、映画館では二度と見ない」の7点。 一、二か月前のインターステラー再上映を映画館で見ておけば良かったと心底後悔した。 |
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