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タイトル名 |
めし |
レビュワー |
とれびやんさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2025-03-26 18:48:45 |
変更日時 |
2025-03-26 18:48:45 |
レビュー内容 |
この映画における原節子は小津映画にみられる感情を押し殺した役柄とは真逆である。 不満や思ったことを口に出し相手にぶつける感情的な人物だ。この映画の見どころはそんな原節子の演技にあるかも知れない。 夫の姪が家に転がり込んで、夫にイチャイチャ甘えるとき、イライラは頂点に達する。 鈍感な夫、無神経な姪に対する腹立たしい思い。そしてついに家出し実家に戻る。 最後は夫が折れて迎えに行くことで収まり、少し光明が見えたように思わせ夫婦とはこんなものだとまとめにかかる。 映画のテーマは男尊女卑の当時女の幸せとは何かを問題提起しているように思えるが、結局何の解決もされず終わってしまうのが残念に思う。 蛇足ですが、原節子さん!手紙のポイ捨てはいけませんよ(笑) |
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