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男はつらいよ 旅と女と寅次郎 - よしのぶさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 男はつらいよ 旅と女と寅次郎
レビュワー よしのぶさん
点数 5点
投稿日時 2010-11-29 10:26:40
変更日時 2010-11-29 10:26:40
レビュー内容
【都はるみ】母子家庭で育つ。6歳頃から歌手になるべく、母親から浪曲と民謡を厳しく習わされる。本人は歌手になりたくなく、母を憎んでいたという。1964年16歳でデビュー、芸名は「京はるみ」が予定されていたが、同名歌手がいることが判明し、都はるみに変更。三曲目の「アンコ椿は恋の花」がヒット。独特のこぶしは弘田三枝子の歌い方にあこがれてあみだしたもの。1980年「大阪しぐれ」で初めて歌手になってよかったと思う。1984年に一時引退。
【感想】はるみは幼少の頃は母親の意向、芸能界入りしてからは、プロダクションの意向によって厳しく行動が制限され、自由のない生活を送ってきた。多忙さにより恋も自由にならず、好きな男とも別れる。その反動で家出を敢行。一方寅次郎の生き方は自由そのもの。風が吹く方へ旅から旅への渡り鳥。明日の計画は明日になって決まる。暇と時間はたっぷりあり、無いのは銭だけという気ままさ。
◆男はつらいよシリーズの人気の一つは、観客が寅次郎の自由な生き方にあこがれるからだろう。誰でも人生の重しを捨てて、自由気ままに旅をして暮らしたいと思うときがある。寅次郎が代わりに旅をしてくれるのだ。そして「泣き」と「笑い」がある。誰もが安心して観れる。
◆対照的な二人が出会って、友情のようなものが生まれる。はるみは寅次郎の優しさと人情に触れ、心を癒され歌手に復帰、良い想い出が残る。又恋人ともうまくゆく。寅次郎ははるみの前では、良いおじさんを演じているが、実は恋に落ちている。そしてお約束の恋わずらいのドタバタ劇の果ての失恋、そして再び旅へ。すべてが予定調和で了る。悪人は一人も出てこない。◆マドンナは常に「高嶺の花」だが、今回はスターなのでその感が一層強い。ただ顔が庶民的なのはご愛嬌。「京はるみ」と「都はるみ」がほぼ同一人物なのが異色。ストーリーはあって無きが如きもの。はるみの心の内面が深く描かれることはない。はるみは魅力的に撮られており、プロモーション映画としては成功。寅次郎は懲りずに恋をし、また振られる。故に観客は彼を愛し、応援する。◆監督が都はるみのファンで引退記念に映画を作りたかったのだろう。
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投稿日付邦題コメント平均点
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2015-02-16死霊の盆踊り30.76点
2015-02-11ゼロ・グラビティ97.63点
2015-02-09パシフィック・リム106.88点
2015-02-08エベレスト 若きクライマーの挑戦<TVM>54.80点
2015-02-0717歳のカルテ76.99点
2015-02-07噂の女77.30点
2015-02-06華麗なる激情76.00点
2015-02-06影の車67.00点
2015-02-05第9地区87.07点
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