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アンブレイカブル - あむさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 アンブレイカブル
レビュワー あむさん
点数 4点
投稿日時 2004-06-06 20:43:18
変更日時 2004-06-12 15:53:42
レビュー内容
ジャンルを超えた凄い作品を狙ったようであるが、どれもこれも指針が中途半端で煮え切らない。結果、活劇でもなく、SFでもなく、サスペンスでもサイコスリラーでもオカルト、ホラーでもない、なんだか良くわからない作品になっている。見ていて戸惑ってしまった。衝撃の結末も奇をてらった意外性それ自体に力が入りすぎていて、トータルバランスを欠いた出来のように思える。この原因は、大別して「序盤から中盤」「中盤から終盤」「結末」の3つが相互に効果を殺しあっているがためであろうと思う。本作は前作の「シックス・センス」で一躍、監督としても脚本家としても注目を集めたM.ナイト・シャマランの作品である。その映画作りの手法や定理が前作では功を奏していたとするならば、今回は変にまわりくどくなって摩訶不思議な作品となっている。視覚、背景、技法など、あらゆる所に凝り性な監督は多い。例えばティム・バートンのようなマニアックな監督の場合、その凝り方も目に見える結果として具現化しているので画面を見ているだけで、効果が観手にもよくわかるが、本作のように色々なところに凝ってみても(シックス・センスにもその帰来はあった)観手にその効果が伝わってこないのでは、本来は自己満足で終始してしまう。ただ、今は製作秘話やなんかを情報として公開できる媒体が数多くあり、「苦労話」や「がんばった所」なんてのを聞いてもらえるフィールドに恵まれている。いかんせん、それが「僕、こんなにがんばったんだよ、凄いでしょ」「ほーー!そんなとこまで。こりゃ凄い。あー道理で面白いはずだ」などという錯覚やマインド・コントロールにつながりかねないのである。この監督にはちらほらそんなところが見受けられるのだが。500万ドルの脚本とは少し驚きである。本作観賞後は、次回作に大いに期待したのだが、それが「サイン」では・・・・。
(無料で劇場鑑賞したので、点数はヤヤ高めです。自腹切ってたらもっと低い)
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投稿日付邦題コメント平均点
2006-10-01サウンド・オブ・サンダー53.94点
2006-09-17ALWAYS 三丁目の夕日97.15点
2006-01-20戦国自衛隊154973.32点
2006-01-20靴をなくした天使87.10点
2006-01-20ウィラード(2003)87.00点
2006-01-20M:I-235.31点
2006-01-20ミッション:インポッシブル86.72点
2006-01-11ショーシャンクの空に108.66点
2006-01-11スター・ウォーズ/帝国の逆襲107.72点
2005-11-04フォーガットン54.11点
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