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マークスマン(2021) - とらやさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 マークスマン(2021)
レビュワー とらやさん
点数 6点
投稿日時 2023-09-07 17:23:04
変更日時 2023-09-07 17:26:06
レビュー内容
リーアム・ニーソンも既に70歳を超えた。
本作で演じるのは妻を亡くした喪失感から立ち直れていない孤独な男、元海兵隊員ジム。
退役軍人、元刑事、元CIAなど、ニーソンの実年齢に合わせた定番の役どころになってきた感がありますが、
近年も変わることなく強い男を演じ続けており、本作も含めてそれがまだまだ絵になっている。
アリゾナのメキシコとの国境で、組織から追われてメキシコから逃げてきた若い母親と少年ミゲル。
母親は組織との銃撃戦の中で命を落とすが、アリゾナから、母の死に際に依頼された、シカゴの親せきの家まで。
妻を亡くした男と母を亡くした少年の2人旅を描くロードムービーの色合いが濃い作品。
旅の途中の車の故障と自動車工場での緊急の応急処置、そしてミゲルに拳銃の使い方を教える。
これらが最終盤の決着に向けて伏線になってくるんだなと見当はつく。
車はその見当通りとなり、ミゲルと拳銃に関してもラスボスとの戦いの中、やはりと思いきや、
最後の最後、ジムの取った行動が鑑賞後の後味を悪くしなかったし、
ジムとミゲルに別行動をとらせた、この最後の決戦は十分見応えがあるものになっていたと思います。
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