7.《ネタバレ》 おそらく偏差値40くらいの私立高校の物語。中盤以降は盛り上がるのですが、序盤がちょっとついていけませんね。 コメディタッチな作品。目くじらたてるもんじゃない。それはわかっているんですけどね。こーゆー青春ものって、若者特有のまぶしさが欲しいです。『勉強は苦手だけど、○○に情熱をかけている』みたいな。ところが序盤、友子をはじめとしてこの女子高生たちには何もない。だらだらと日々を過ごし、頑張る人達の足をひっぱって生きている。さぼることばっかり考えている。不良よりも、こーゆー人種のほうがよっぽど嫌いです。 また、友子たちのバンドが上手くいき始めるやいなや、便乗するその他大勢の女子高生たち。『ウォーターボーイズ』のときと同じで、この厚顔無恥な振る舞いが嫌いです。しかも簡単に楽器の演奏をこなしちゃう非現実ぶり。青春ならではの、努力、葛藤、ひたむきさ、そういったものが感じられません。 中盤以降は、そーゆー面も見えるのですが、なんかいまいち共感できない。いかんせん序盤に彼女たちの悪い部分を見せすぎなんじゃないだろーか。コメディですから、笑ってすませば良いのかもしれませんが、『ここで笑うんだろーな』ってとこでは全然笑えません。イノシシ退治に尺を使うなら、もっと熱い練習シーンや、音楽に目覚める説得力のある動機を描いてほしかったです。 ただ、そういったことをきれいさっぱり無視する。そして中盤以降はスウィングガールズたちの幸運ぶりを楽しむ。そうすれば、ラストのハッピーエンドまでそれなりに楽しいです。無心になることが条件です。 まあ不思議なもんで、くそつまんないと思いながら我慢して見ていたはずなのに、気付けばいつの間にか楽しい気持ちに。説得力はなくともスウィングガールズの楽しそうな雰囲気に、脳が考えるのをやめてしまったのかもしれませんね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2017-09-19 12:20:17) (良:2票) |
6.《ネタバレ》 音楽の楽しさをみせよう!という一点においては成功していると思います。しかし、バイト代をブランドにつき込んでしまうひとたちがあっさり上手くなっていいのでしょうか・・・終始ちょっとしたトラブル→なんとかいい方向になる、といった印象でした。血のにじむような練習や努力あっての喜びだと思うのですが、、、努力があまりかんじられず成功してもあまり共感できないまま終わってしまい、一歩さがった目線でみてしまいました。 【spputn】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-01-07 22:03:46) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 青春ものってやっぱり何かに打ち込むときの動機が大切だと思う。でもこの作品ではバンドへの思い入れみたいのが全く感じられなかった。紆余曲折はあるのだが、どれもとってつけたような安直な展開。とくに金稼ぎのシーンは笑えなかった。。演技がもう少しうまければもっと盛り上がったかもしれない。一方で竹中直人はやっぱりうまい。自分たちで演奏して楽曲自体であそこまで盛り上げていくのはすばらしかった。そこが救いかな。そこまでにそれぞれキャラが育っていればもっと夢中になれたかな。 【ノス】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-25 15:30:06) (良:1票) |
4.前半は映画としてはかなりあぶなっかしいのだが、みんなが演奏の楽しさに目覚めて「いい顔」になってからの展開は、やはり良い。演技力や脚本部分の欠落を演奏でカバーするなどというのは、映画としては邪道ではないかとも思えるのだが、それでも、ラストの演奏会でのカタルシスは、そんなことを吹き飛ばすほどのパワーがある。さっぱりと切り上げるエンディングもよい。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-22 00:28:01) (良:1票) |
3.ウォーターボーイズと比較してしまうが、あざとさが少なかった分、少しだけ共感が持てた事とクライマックスが感動的だったことで、ちょっとだけ評価を高くしようかなとも思ったが、前作と同じで、途中から参加するその他大勢の存在が本当に余計。 したがって、同じ6点。 【なおてぃー】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-05 01:38:30) (良:1票) |
2.イノシシのシーンは一体なんなのだ? 【アルテマ温泉】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-19 14:31:00) (笑:1票) |
1.《ネタバレ》 元吹奏楽部としては、自分の姿と重ね合わせた部分もあったりして、結構楽しめました。ビッグバンドは確かに高校生では珍しいのですが、最後のライブシーンではサマになっててビックリ!出演者の方は演技の勉強もさることながら、楽器の練習も相当頑張ったんだろうなぁって感心しちゃいました。これを見ると、高校時代って、若さっていいなぁって思えますね。ジャズといえば「シング・シング・シング」ですが、まさか彼女たちができるとは思ってなくて、ドラムがあのリズムを叩き出した時に一瞬「マジ?」とビックリしたのですが、ドラムのソロから始まり、トロンボーン・トランペット・テナーサックスがソロをこなした時には、心から拍手を贈りたいと思いました。観終わった後、自分もスウィングしたくなりました(笑) 【みさえ】さん 6点(2005-03-14 10:54:38) (良:1票) |