40.圧倒的なパワー。現代人がほとんど持っっていないもの。あの生きる力、金への執着、精力絶倫、ひどい男で斬ってしまうことはできない。ストレスにあふれた映画ではあるものの、受け止めて少し考えるべき映画だと思った。 【りょう】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-07-30 22:58:11) |
39.見なくてもよかったな。 【タコス】さん [DVD(邦画)] 3点(2006-04-01 12:44:55) |
38.たけしの鬼気迫る演技がとても印象的でした。すべてにおいて緊迫した空気が流れ、当時の状況をふつふつと感じさせてくれました。とても悲しくやり場がありません。このズシリとくる気持ち、やはりこの作品に魅せられたんだろうなぁ。 【アンリ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-12 13:51:56) |
37.昨晩放送されていたのをたまたま観ました。観たいと思って観たわけじゃないというのもあるかもしれないけど・・・観なきゃよかったです。セットや映像はその時代をよく表現しているし好みなんだけど、でもいったい何を描きたかったの?「自分勝手」なんて生易しい言葉では表現できない男でした。信じられるものは金だけ。異常なまでに自分の子どもをほしがる、そのわりには親らしいことは一切しない、なんですかそれ。単身日本にやってきて、自分の血を分けた、間違いなく自分のもの、自分のからだの一部と確認できるものがほしかったんでしょうかねえ。女は性処理、子どもを産む道具としか見てないと感じた。これでもかという女、子どもに対する暴力シーンに辟易した。それでも逃げ出さないのはやっぱり在日であるが故?自由に好きなところへ行き、好きなことができる環境ではないということでしょうか。あとはですね、たけし演ずる父親に対して語り手となっている息子役の俳優のあまりの地味さ加減が気になった。なんとかならなかったの?ほっぺたの大きなホクロで印象付けたってしょうがないじゃん。映画としてはですね、インパクトは充分。でも題材のわりには深い作品とは言えないですね。たけしの見せる暴力性が好きだという人には楽しめるのじゃないでしょうか。でも真似しないでね(笑) 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-28 13:35:40) (良:1票) |
36.暴力描写は圧巻。 ただ、それ以外はあまり共感するものがなかった。
自分勝手な男をずっと見せたかったのだろうか? 【Takuchi】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-19 20:59:48) |
35.どこかに希望は無いのでしょうか、キモチ悪くなりました。見るのが勝手なら作るのも勝手という理屈なんでしょうが、面白くないという印象よりも 見るんじゃなかったという後悔の方が強いです。ヘナチョコ映画やクソ映画にも見るべき点はあると思いますが、これには見当たりませんでした。 残念ながらもう2度と見る事は無いでしょう。 【HLB傭兵】さん [DVD(字幕)] 2点(2006-01-10 19:49:15) |
34.この、じっくりと腰を据えないだらけの時代に、敢えてよく作ったとは思います。
田畑智子ら俳優陣が素晴らしい演技を見せる中、 鈴木京香だけが圧倒的にダメダメでしたが(特に老けてから)、 あれで主演女優賞を取ってしまうあたり、日本アカデミー賞とやらの救いようのない浅さが.... 彼女のスケジュールを待ったという話も聴きますが、アリなんですか?監督。
【tj】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-11-02 04:35:53) (良:1票) |
33. どんよりとした、重たい空気。晴れることのない霧。ってな感じ。 オダギリジョーはすばらしくうまいなあと思った。 見た後もただただうなる話。日本人からの切り口では書けない物語かな 【ごりまし】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2005-10-31 00:31:06) |
32.北野映画で見せるのとは全く異質なたけしの暴力シーンはちょっと意外でした。今まで見た事もなかった朝鮮長屋の生活風景などは新鮮でよかったのですが、この時間で金俊平の一生を一気に描くにはちょっと無理があった気がする。ポンポンと時間が過ぎ去っていくので、各エピソードの印象が意外と薄く、結局残るのは「たけしがなんか不条理に暴れまくってた」ってことだけ。どこかの時代だけに絞ってミッチリ描くか、三部作とかにしたほうがよかったかも。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-27 22:32:09) |
31.崔洋一が何故、今この映画を作ったのか理解に苦しむ。僑胞の話を映像化する時代でもなく。むしろそんなタブーに挑むかの映像は、おおよそ大衆の鑑賞者には理解得ないものだと思う。では何故そのような傍観者に、嫌悪感を産みかねない映像を残したのか。この映像によって観客が得るものは何なのか??僕自身、今一度この映像を解き明かさなくてはならないと思う。また、古来何故男性優位が文明化されているのかという疑問を、あらためて考えさせられる作品でしたね。 気が重い作品でした。 【Pizz】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-26 03:04:07) |
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30.迫力とインパクトはあったけれども、崔洋一の演出は、ほかの作品同様、ケツの穴を目の前につきつけて、どうだというような、悪趣味なところがあるので減点。 【goro】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-19 02:31:08) |
29.予想よりも面白くなかったです。関西在住の者としては、まず俳優さんたちの関西弁の不完全さがかなり気になりました。ビートたけしさんは大ファンなので楽しみにしてたんですが、彼の怖さ・無気味さはこの映画のように叫んだり過激に体を動かしたりすると打ち消されてしまう種類のもののような気がします。たけしさんが悪いというのではなく監督の領域だとは思うのですが、北野映画で静かにたたずんでるたけしのほうがよっぽど怖いと思いました。俳優さんの熱意を否定するわけではありませんが、何か観ながら「大変なことやらされてるなぁ」と終始感じてしまい、それを熱演ととるのは私としてはどうも違うような気がしてしまいました。シーンの描き方にも監督の美学が見えず、なんとも感想の持ちにくい映画でした。 【クリロ】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-09-16 01:09:43) (良:1票) |
28.冒頭のシーンから、これは、日本版『ゴッドファーザーPART2』なのかなと思った。主人公は、ドン・コルレオーネよりもぶっとんだ<怪物>だったけど、「血と骨」というタイトルが象徴する「家族」という関係の重さは十分に伝わってきた。一人の怪物とその家族の物語から、大阪の朝鮮人集落の物語、日本現代史(いや、東アジア現代史か)への広がりを感じるストーリーも、大河ドラマの定番だけどやっぱりよい。ビートたけしの起用は最初疑問符だったけど、あの原作を、よくここまで映像化したものだと思う。花子の葬式での俊平と英姫が対峙するシーンはゾクっときた。 ただ、とくに前半のエピソードがブツ切り気味で、金俊平の暴力エピソード集みたいになってしまったのは、少し残念。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-24 01:42:54) (良:2票) |
27.最初にインパクトのある題名に注目した。同名の原作は未読だが、朝鮮には古くから“血は母より、骨は父より受け継ぐ”との考え方があるらしい。また原作には「おまえはわしの骨(クワン)だ」という場面があるそうだが、記憶違いでなければ本作の中には出てこなかった。娘の花子に対する「わしはいったいおまえの何や」との言葉とならんで本作のテーマに関する場面だけに、理解に苦しむ。とにかく最初から最後まで金俊平の傍若無人な行動がこれでもかと展開されるが、一貫して子供(特に息子)を欲し、異常なまでに金に執着する俊平にとって、子供と金こそが自らの化身だったのではないか。家族のためには一切金を使わない俊平だが、だからといって自らの遊興に浪費するわけでもない。ひらすら本能のままに金と暴力とセックスで自分自身を拡張するがごとき、究極のわがままな生き方にはとうてい共感できるものではないが、当時異国の地で自己実現をしていくのは、奇麗事ではすまないことはわかる気がする。しかしそういったことよりむしろ本作は、俊平という一人の「化け物」を通して、昭和の庶民のリアルな営みを切り取った作品として評価したい。時代と共に移り変わる街の風景は見事なまでに当時の空気を再現することに成功しているからだ。 【田吾作】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-08-16 11:17:17) (良:1票) |
26.吐き気満点!!もう観たくない。 【武蔵】さん [DVD(吹替)] 4点(2005-08-15 16:23:58) |
25.女としてというか人間として怒りを覚えました。暴力とか欲とかなんであんな人間になってしまったんでしょうか。。父と一緒にみていたので、とても気まずかったです。 【キャラメルりんご】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-02 15:14:47) |
24.この映画の中で「おまえは金俊平の息子やぞ!」これほど説得力の無い言葉は他にない。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-28 13:28:31) |
23.いらないエピソード多すぎ。でも濱田マリ最高。 【k】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-07-16 00:38:40) |
22.主人公をあそこまで色と欲の亡者に駆り立てたのは何だったのでしょうか。 描写されなかった青年期の生い立ちが暗い影を落とします。 何度も脱線しながらも機関車のように他をはき散らしてしぶとく猛烈に生きた主人公ですが、その「血と骨」の奥底では自分の死に場所を探していた様にも映ります。 どんなに辛い仕打ちを受けても貧しく行き場所の無い人間は、身が折れるまでそこで耐えるしかありません。 金俊平は、そんな時代の生んだ化け物だったのかも知れません。 どんな生き方を選んでも所詮諸行無常、選べるならば皆もっと楽に生きる道もあったはずです。 選べない時代の選べない人たちの哀歌。 かろうじて持ち合わせた愛情のかけらさえも人を傷つけるという悲惨。 苦しい映画でした。 【Beretta】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-06 21:32:17) (良:4票) |
21.最初と最後の船から大阪の町を見つめるまなざしから蒲鉾屋をはじめるまでの間の人生に想像がふくらみます。いっしょに見た妻は 何でこんな映画を見せる!!気分悪い!!と怒っていました。 【かじちゃんパパ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-30 08:50:05) |