18.《ネタバレ》 そうか、人間を本気で守ろうとすると、きちんと人間を制御しなきゃならないんだな。 人間を滅ぼすものが人間自身であるということに気づいた人工頭脳に乾杯! ロボット三原則にはこんな落とし穴があったんだね。カレル・チャペックもびっくり。 映像はいいし、ストーリー展開もいい。ウイル・スミスも好演していると思う。 でも「ブレードランナー」に比べて、何か足りないと思っていまうのはどうして? 【くぼごん】さん 7点(2005-02-01 11:07:22) |
17.《ネタバレ》 今日の敵は明日の味方。ミイラ取りがミイラに。簡単に言うとまぁーこんなところ。それなりに楽しめたのでこういう点を。ちなみに私はコピーロボットが欲しい。そして、おれをコピーする。で。二人でネタを考える。で、ネタかぶる。。。。。。いらんがな |
16.ストーリーも映像もなかなかです。誰が黒幕か、勘のいい人なら分かるかも知れませんが(私は分かりませんでした)、分かってしまっても楽しめるでしょう。しかしこのストーリーの後、世界はどうなっているのだろうと考えると、答が出ませんね。 【モリブンド】さん 7点(2004-11-04 15:27:20) |
15.「アニマトリックス」の「セカンド・ルネッサンス」と同じようなお話でした。思えば監督のアレックス・プロヤス、彼は黒コートでカンフーをきめ、2丁拳銃をアクロバティックに撃ちまくるというアクションスタイルを「クロウ飛翔伝説」で発明し、偽りの世界に救世主が現れるというSF物語を「ダークシティ」で見せましたが、それらの要素は「マトリックス」に完全移植され、しかもウォシャウスキー兄弟の手柄と見るのが定説のようになっています。そんな悲劇の人プロヤスが、「マトリックス」へのあてつけとして作ったようにも思えるのがこの映画です。話どころかビジュアルも「セカンド・ルネッサンス」に似ていること、要するにこれも救世主誕生の話であること、そしていつものプロヤスらしさがないことです。プロヤスは常に斬新なビジュアルを見せてきた人なのに、これには新しさがまったくありません。「マイノリティ・リポート」みたいな未来で「猿の惑星/征服」みたいな事件が起こる映画ですからね。ロボットの扱いは「AI」みたいだったし。プロヤスってことで期待した私はちょっとガッカリでした。しかしそんなサムシングを除いて見れば、映画自体はよく出来ていると思います。見せ場を詰め込むだけの普通の大作に終わらず、後半に向けてうまく話をまとめていくなぁって感心しましたから。ゴミの島に投棄された旧ザクみたいな連中が、「人間が危ない」とか言って律儀にもウィル・スミスを助けに出てきて、しかも新型によって無惨にも破壊されるシーンなんて、「AI」に出てきた気持ち悪いだけのロボット達より数千倍感情移入できました。博士を父と慕うサニーの男気にも燃えました。どうせならこれにロボット軍団VS警官隊とか、ロボット革命軍に大型作業ロボットも加勢とか、ウィル・スミスを筆頭としたサイボーグコップスの大暴れとか、考えうるやんちゃをもっとやってくれれば盛り上がったんですけどね。 【ザ・チャンバラ】さん 7点(2004-10-29 12:43:39) (良:2票) |
14.ロボットが暴走し始めると、トンデモナイ事になると言う恐怖!!これは未来の私達へのメッセージなのでしょう。 便利な世の中になる事は良い事だけどそれにはリスクを伴うんだな~と考えさせられました。 【映画坊主】さん 7点(2004-10-13 23:51:49) |
13.《ネタバレ》 そんなに期待しないで見に行ったんですが、おもしろかったですね。コンバースの2004年モデルがヴィンテージになってたのが印象的です。ウィルスミスはやっぱりいい体してましたね~!強くて大の甘党なキャラもピッタリ合ってました。サニーのウィンクも良かった。でも、自由自在に動くロボットはドラえもんだけでいいなぁ・・笑 【akoako】さん 7点(2004-10-12 08:22:16) |
12.ウィル・スミスは大好きな俳優の一人だけど、CG使いの近未来SFアクションな予告を見て「レンタルでヨシ!」と思っていた。が!感動したっていう予想を裏切る意外な評判に「うっそ~ん、どんな感じなん?」と劇場へ。んで結論は「レンタルでヨシ!」だったな、やっぱり。娯楽作ですからデートでチョイスすると○かも。一番印象に残ったシーンは、スリー、ツー、ワーン、まッスル!まッスル!なウィルのセクシーショット?!新作の度にビルドアップしていきますな、オタクは。 【小僧】さん 7点(2004-10-12 02:53:28) |
11.面白かったです。どこが?と言われるとすごく印象に残る場面もないしストーリーも目新しくはないのですが、ただ単純にいかにもなSF的設定にワクワクしながら観れました。これこそ映画ならではだなぁと。 【るいるい】さん 7点(2004-10-11 15:14:12) |
10.《ネタバレ》 ウ~ン…。
今どきのSFアクション・スリラーとしての“ノリ”も、ウィル・スミスのスター性も十分な、純然たるエンタ-テインメント作品だし。その上で、豊かな「寓意」を持った、かなりインテリジェントな作品だとは思うんだけど…。すんません、ぼくの中でこの映画って、どういうワケか手塚治虫の初期コミック『メトロポリス』と、“猿の惑星”シリーズの最終作『最後の猿の惑星』とダブッてしまうんです。それがこの映画の“すべて”って感じなんですよね。
つまり、1940・50年代に想像された「流線型とピカピカの21世紀像」を踏襲したビジュアルと、もはや古典的な「人類VSロボット」の階級闘争劇は、ほとんど『メトロポリス』に通じるものがある。そして、「主人(人間)と奴隷(ロボット)の関係の逆転と、戦いの末に共存をはかる」という構造において、これは『最後の猿の惑星』とほぼ同じ物語を踏襲している…。
そしてそれゆえ、この映画は決定的に「古い」のだと思う。本作における作り手のセンス(感覚)が、ほとんど過去の映画や小説、コミックなどで育まれ、培われていったことは間違いない。そこでは、実のところ「現実」などまるで意に介されていないんである。たとえどんなに現実離れしたものであろうと、映画とは、あくまでこの「現実」の延長にあるものだとぼくは思っている。だからこそぼくたちははるか宇宙の果ての物語であろうと、未だ見ぬ未来社会を舞台としたスリラーであろうと、その世界を「実感」でき、「共感」を抱ける。けれど、この『アイ、ロボット』のように、すべて過去の映画や小説やコミックなどに依拠し、その中に“自閉”したかのような作品は、たとえどんなにビジュアル面やストーリーテリングにおいて傑出したセンス(才気)を見せようとも、やっぱりどこかムナシイ。何故なら、あらゆる場面、あらゆる展開が、すでにいつか見たものであるに過ぎないから。近未来SFでありながら、映画は「古い」物語を反復しているだけに過ぎないからだ…。
ところで、この映画のパート2が出来るとしたら、あのラストシーンを見る限り間違いなく「サニーVSウィル・スミス」という設定だよね。今度はサニーが人類に叛旗を翻すに違いないっすよね! …って、そりゃあ『猿の惑星/征服』と同じじゃん。 【やましんの巻】さん 7点(2004-10-05 17:00:59) (良:1票) |
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9.ドタバタした近未来物かと思っていたが、内容は意外にシリアスで好印象。構成もよくまとまっておりCGをふんだんに使っているものの思ったより違和感は無かった。しかし全体的にこじんまりとした作品になってしまった感がある。これといった目新しさも無ければ魂を揺さぶるような感動もなく、物足りなさが残る。鑑賞後にじんわりとロボットのありかたについて考えさせられたけれども……。アクション的にはやや迫力不足か。ウィルスミスを襲うロボットの数は多いがひとつひとつが弱いため、悪い意味で安心して観られた。そしてロボットの人間化という面では嫌でも「ターミネーター」と比べてしまうのも否めない。メッセージ性ではあちらのほうが上だが、リアリズムは今作のほうが上。(あちらが核戦争をキーワードにしているのに対し、今作はロボット三原則をキーワードにしているからであろう)全体的に作品としてはよくまとまっているのだが、新鮮味は無い。ウィルスミスのファンにとっては満足のいく出来であろう。 【HARVEST】さん 7点(2004-10-04 21:41:44) |
8.どこがいいとか悪いとかってのは特になく、普通に面白い作品。 ロボ嫌いの主人公とロボを信奉しているヒロイン(?) ロボ製作者の死と彼の残したユニークなロボット、そして暴走するロボット達… と、話の骨組みや流れ、オチも結構ありがちな感じだし。 ウィル=スミスが好きなら外れという事はないでしょう。 脳みそ空っぽにして楽しむというハリウッドアクションでもなく、 要所要所考えさせるSFサスペンスでもなく…なんつ~か、説明するのが難しいや(笑) ただ、ラストシーンのカットは、「おっ!」と思った。 【BAN/】さん 7点(2004-10-02 11:54:59) |
7.《ネタバレ》 ロボットの親玉の質問に対して「それではあまりに心が無さすぎる」と答えられるサニーよ。この台詞を言える時点でお前は俺よりも十分人間だ。どうか他のロボット達にも心があるようなロボットになるように指導して心無い人間達を救ってやってくれ。きっとロボットに言われたらショックを受けて心ある人間に変われるだろうから・・・。 【taron】さん 7点(2004-09-28 00:18:19) (良:2票) |
6.心地よいテンポで話が進むので、飽きずに楽しめました。ウィル・スミスは大スクリーンに映える役者ですね。面白かったです。 【ライヒマン】さん 7点(2004-09-27 22:05:08) |
5.結構面白かった。所々、コンバースの靴(2004年モデル)の宣伝があったが、コンバースがスポンサーになってるのかなあ?設定は近未来的な世界で、いろんなテクノロジーがあるのを見るのと面白い。謎解きや複線のエピソードなどもまあまあ面白かった。 |
4.個人的にCMが結構気に入っていたので、変に期待し過ぎてしまった。 何故ならシリアスなウィル・スミスも観てみたかったからです。しかしどうも今までのノリノリのイメージが強かったので、劇中でもそれなりの゛笑い゛を期待してしまった。けど中盤辺りからそんな事を気にすることなくストーリーに集中する事が出来ました。何気にサスペンスの要素とアクションのバランスが良いと思うし、世界観も結構好きっす。でも時代が時代なだけにあの街中にロボットがひしめき合ってる画を見るとなんか考えさせられます。本当にあんな時代が来るのかな? 【フージー】さん 7点(2004-09-12 17:43:59) |
3.ロボットのデザインがリアルで、日本の自動車メーカーのホンダが開発しているロボットが何年後かにはあんなふうになってもおかしくないようにも思えた。それだけにストーリーの方も将来決してあり得なくはないように思われ、興味深く鑑賞することができたよ。近未来の世界の描写もリアルだし、CGも決してしつこくなく期待以上に楽しむことができました。コンバース買おうかな。 【ぺん】さん 7点(2004-09-12 03:47:55) |
2.《ネタバレ》 CGだらけの安い作品かとあまり期待せずに観に行ったが期待以上。ロボットは所詮生命体ではない、しかしそれがプログラムから独自に進化した感情を持った時、人間とロボットの差は有機体と無機体の違いでしかない。サニーの様に自ら怒りを作り出すこともできれば、きっと芸術の創造も可能なのではないだろうかと思う。かつて主人公を助けたロボットは論理から少女を見殺しにしたが、サニーは見殺しにすることなくヒロインを助けた。人類全体に対するリスクの論理から考えればあの場合はヒロインを見殺しにしても当然。現代社会では何事も秩序だてた論理が正しいと思われがちだが、人間の感情から生まれた矛盾のある行動こそが、実は一番人間らしい部分であることを考えさせられる。単なる近未来への警告ではなく、人間の人間たる部分とは何かを示してくれている映画であると思う。 物語の冒頭はサニーをロボットとして気味悪く思っていたが、物語の進行につれ感情移入でき、最後はスミス演じる刑事と同じ人間に見えて来る。特にピンチから脱出するサニーの機転、ウインクはT2の親指を連想させて傑作だった。 【six-coin】さん 7点(2004-09-12 02:52:43) (良:2票) |
1.話の展開に8点、アシモフ氏に8点、アクションに6点、ラストに6点。平均をとって7点!!予想したよりも、普通におもしろかったです。 【Gaku-t】さん 7点(2004-09-12 02:44:34) |