5.《ネタバレ》 期待はずれでした。ゼタジョーンズがいらない気がしましたね。そもそもなれ初めにしたって、なぜその時だけナボルスキーさんが英語しゃべれたのか分からない。ゼタジョーンズのフライト便を教えていたけど、ああいう状況でナボルスキーさん、そこまで見る余裕あったんでしょうかね?疑問です。清掃係のインド人が「あいつはCIAだ」なんてこと言っていたけれど、結局なぜそのときだけ英語がしゃべれたのかは分からないまま。英語の勉強をはじめたのはその後だし。その一件で興ざめしました。ゼタジョーンズ演じるアメリアも結局どっちつかずの女で、途中共感したところもあったんだけどラストあの男と一緒に去っていくのを見て「共感して損した!」と思いました。いくらナボルスキーさんが国に帰れるからってあんまりです。別れの決断をしたのなら他の男に依存するな!って言いたい気分。どうしたスピルバーグ!って叫びたい気分です。ゼタジョーンズ以外の空港の人たち(スタンリー・トゥッチも含めて)がいい演技でいい雰囲気出してたのに、ゼタジョーンズの分からなさで一気に私のテンションは下がりました。いや、ゼタジョーンズが嫌いと言うんじゃなくて、彼女の役はいらなかったな、個人的には。 追記:いろいろと納得できない部分は多かったんだけど、よくよく考えてみると、スピルバーグ自身マイノリティと言えばマイノリティなんだよね。ナボルスキー=スピルバーグ、と考えるとけっこう面白いかもしれない。クラコウジア人なのにアメリカ人受けするキャラクターのナボルスキーは、アメリカで、ハリウッドで大成功したスピルバーグと重なる。でもマイノリティとしてのアイデンティティを捨てきれないスピルバーグは、結局アメリア・・・アメリカとは結ばれることはなかった、完全にアメリカの中に溶け込んでいる訳ではないということを暗示しているのか?さまざまな国籍・人種が交差する空港は、そのまま人種のるつぼアメリカの縮図でもあるのだから。 |
4.《ネタバレ》 この映画のテーマとなっている「待つ」だが、少々しつこい。エンリケの恋も、アメリアやグプタとの絡みも、父との約束も、終盤で感動を呼び込むようなエピソードにはなっておらず、どれも中途半端。「待つ」ことがテーマなら、ジャズのサインも待つべきでは、とも思ったがそれでは映画が始まらないな。やはり、アイデア一発ものと言う感が否めず、人種差別や現代人への批判も入っているものの、この題材の映画としてこの程度が限界とも感じられる。キャサリンがプライベートと同様おじさん好きと言うのは笑えたが。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-11-18 22:33:00) (良:1票) |
3.やられた。こんなに素晴らしい編集はないね。予告編に10点。 【つむじ風】さん 4点(2005-01-16 19:02:17) (笑:1票) |
2.《ネタバレ》 結局主題は何?恋愛でもないし、親父の意思を継ぐことでもなく、友情とするのも…。見た後の不快感はなかったけど、スピルバーグの映画ってだから何?って言う感じの物が多いような気がする。 |
1.《ネタバレ》 普通に戦争が終わって国が復活して帰国かよ!と。平坦な映画でした。缶とかジャズとかもとってつけたようなエピソードであまり感動しないし、キャサリン・ゼタ・ジョーンズも恋愛っぽいものを入れておかないと華がなくない?といったノリの役みたいでした。 国が崩壊して空港で暮らすという一発アイデアだけで作っちゃった映画。トム・ハンクスの演技もマンネリ。この微妙な感じは上手いんでしょうけど、言葉がわからなくてかなり平和主義(?)のおっとりさんなだけなのに、ちょっと知的障害者か、なにか特別な人ちっくに見えてしまうのは私だけでしょうか?この映画で一番おっ、と思ったのは、クォーターの稼ぎ方を覚えたところでした。 【るいるい】さん 4点(2004-12-23 21:24:27) (良:1票) |