4.唐沢主演連続ドラマは鑑賞済も原作未読で映画は初見。テレビドラマは毎回緊張感があってなかなかよかったが、今作も古いだけあってリアル感は十分。監督のイデオロギーが透けて見えてくるような一部の描写が気にならなくもないが、元陸軍エリート参謀のクールで熱い思いは伝わってくる。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-11-24 19:58:13) |
3.山崎豊子の原作と山本薩夫の監督の組み合わせ映画は、白い巨塔、華麗なる一族に続いて3作目の鑑賞。政界と商社、旧軍部と防衛省の黒い結び付きを深く鋭く暴き出す。シベリア抑留を耐え抜いた主役壱岐正の軍人魂がすごい。事前に特定のモデルはないと断りが入るが、あの出っ歯の首相はどう見ても安保闘争時のK首相だ。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-10-05 23:16:30) |
2.長い説明ゼリフを何とかうまくこなそうと一生懸命な出演陣、その愚直さとぎこちなさとの徹底した積み重ねの上にこそ、このどうしようもないドロドロ感がある。というわけで、とても面白かったです。ただ、3時間という長尺でも、まだまだ物足りない感じはありますね。主人公の私生活なども、前半のボロ家が後半で突然豪邸に変わっているという描写だけで、消化不良かな(主人公の影が薄い印象)。政財界のドロドロを描くにしたって、とりあえず何かにつけて“高級料亭”、ってのも、どうなんでしょ、もう少し意外性と細かさとを感じさせるような描写があってもよいかな、と。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-04 18:48:39) |
1.唐沢版のTVドラマが面白かったので、こちらの昔の映画版も見ましたが、やはり同様に面白かったですね。3時間あっても全く飽きずに最後まで楽しめました。 この時代はコピーのことを『ゼロックス』と呼んでいたんですね。時代特有の言葉や雰囲気はむしろ重厚感が出ていい感じでした。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-09-14 14:34:49) |