4.トニー・スコットの野暮ったい演出スタイルはツボにハマると素晴らしい効果を生み出すわけですが、一歩間違うと果てしなくウザイんです。これは典型的な後者。スタイリッシュ感やスピード感を出そうとするもやりすぎて結局146分という長尺に。本末転倒。キャストがとても豪華なので飽きはしませんでしたが、さすがにこれは観てて疲れちゃいます。映像が騒がしすぎて内容が頭に入ってこないし。変な切り返しとか無駄なカット割りとかフラッシュバックとかをもう少し抑えたら2時間以内に収められたんじゃないのかい? 【8bit】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-05-08 17:53:30) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 結構おもしろかった。デンゼル演じる主人公は暗い過去を持つ殺しのプロで魅力たっぷり。少女と心通わす展開もちょっと急ぎ過ぎてた気もするけど、ほのぼのして良かった。後半のアクションも遠慮のない展開で良かったと思います。ただ、主人公がアル中になる程のトラウマがなぜだかわかりにくいこと。少女の死体がないのに、みんな少女が死んだと思い込んでるところ。ボイスがなぜか少女を生かしていたところ。その辺が納得できなくてこの点数です。細かいこと言わないならラストはハッピーエンドにして欲しかった。 【ぽじっこ】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-05-18 11:41:15) (良:1票) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 周囲の皆が絶望視する中、彼だけが「まだ生きてる。奴らは商品を殺さない」と主張し、 末端から犯罪グループを追い詰めてゆく...そんな展開の方が納得しやすい。 情報を得る為には、ある程度、酷い暴力も必要...という意味にもなるし。 高速道路下、爆炎を背景に振り返らず立ち去る主役...って、画的にやりすぎ。 最後の人質交換は、大事な場面だが、味方少な過ぎ。犯人側が、あれだけやられた後なら、 母娘彼、皆殺しになりそう。無事に交換するなら、ポールや捜査当局も来ないと。 「自らの死期を悟った彼の最良の選択」を描きたいのだろうけど、 そもそも、弟と娘の交換で充分。母娘友が彼の最期を見守るラストで良いのでは?。 【じょるる】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-08 22:51:54) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 この映画映像悪すぎです。最初だけかと思いきや全編に渡って無駄に映像に変な演出を施すから観終った後は目に激しく疲労感が残りました。正直、演出無しの普通の映像で改めて観直したいと思ったぐらいです。観る前からストーリーは頭に入れておいたものの、デンゼル演じるクリーシーの過去が全く描かれていないことには納得がいきません。何故彼が心を閉ざしているのか、ダコタ演じるピタとの交流を通じて次第に心を開いていく姿を見ても、彼の過去がどれほど凄惨な事態から今になるまで立ち直っていくかが全く分からないので共感しづらかったです。クリーシーとピタとの交流は細かい所までとても丁寧に描けていると思うのですが、肝心な彼の過去を描いていなかったことはとても惜しい事だと感じました。クリーシー自体の描写は前半は素で「ボディガード」らしい人物描写でしたが、後半からはピタが死んだと思ってからは、正に「コマンドー」並に大暴れしていましたね(苦笑)確かにあの時のクリーシーの心情は理解できなくもないけど、あそこまでやられると唖然としました。デンゼル、ダコタ共に演技力も表現力も素晴らしかったのですが、この映画を全体的に捉えると個人的には6点止まりです。 【エージェント スミス】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-08-03 17:43:52) (良:1票) |