9.《ネタバレ》 前半が随分と痛々しかったので、主人公が復讐鬼になるのも仕方がないと思っていたら… アッいう間にアパート住民と馴染んじゃう。それでいいのか、復讐鬼!? 復讐ってのはさ、もっと孤独で殺伐としたもんだろぉ? 【伊達邦彦】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-11-04 03:01:41) (良:1票) |
《改行表示》 8.《ネタバレ》 人間のアメコミ映画はは久しぶりです。テンポが良くて、いきなり取引が始まり、次のシーンでは家族が皆殺しにされます。全体的に復讐心に燃えた主人公のオーラが出ていて、カッコいイイのですが、キッチンでのコメディタッチでのロシア人とのアクションシーンは不要。終盤の気が狂っかのように妻や側近を殺していく展開が見所かな。ネタ明かしは もう少し丁寧にして欲しかったです。せっかくの爽快感がありそうなシーンなのに、あっさりしすぎで勿体無い!!人物に関しては、リヴィア役のローラ・ハリングやマリ ア役のサマンサ・マシスは綺麗な女優さんでしたね。トマス・ジェーンは体をしっかり鍛えていていて、作品内のパワーに違和感無かったですね。全体的に癖がなく、飽きずに見れる、アメコミ映画なのでオススメです。ただ、見終わった後にスッキリしない「バットマン」タイプです。 【マーク・ハント】さん [地上波(吹替)] 7点(2011-02-26 20:49:53) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 こちらが期待してたほどの制裁劇ではなかったですね。けっこうアッサリしてたというか…復讐でなくて制裁だからなんだろうけどね。感情で復讐してくれた方が面白いかな。最後は無駄に派手すぎてよかった。 【ライトニングボルト】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-06-15 01:54:22) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 ジュマンジ、ダイハード3、アルマゲドンと偏差値の低い脚本を書き続けてきたジョナサン・ヘンズリーという人物の初監督作だそうですが、今まで以上に適当でぬるい腰砕け映画でした。私がここ数年見た映画の中でもっとも変な映画かもしれません。大手スタジオ&一流プロデューサーが作った大作とは到底思えない出来で、低予算だったドルフ・ラングレン版の方がずっと筋が通っており、完成度も高いです。復讐アクションというこれ以上わかりやすいものもないってくらい単刀直入な話なのに、主人公への共感がほとんどできないという奇跡をこの映画は成し遂げています。目の前で一族郎党皆殺しにされ怒りに燃える主人公ですが、その復讐は夜な夜な尾行とイタ電を繰り返し、浮気をでっち上げるというすさまじい手口。ボロアパートを勝手にパニッシャー基地にリフォームし、車もパニッシャー仕様にわざわざ改造したにも関わらず、復讐の基本が「嫌がらせ」というのはあんまりでは・・・。その間にはビルからトラボルタの金をまいたり、アパートの隣人とのほのぼのエピソードがあったり、コントとしか思えない味のある刺客が現れたりで、この映画が一体何をしたいのかがわからなくなってきます。家族を殺された者同士の復讐というハードな設定にも関わらず、バイオレンスをせずにヘンテコなエピソードばかり盛り込んでくるので、作り手の意図がまったく見えてこないんですね。「これはコメディをやってんのか?」と錯覚してしまったほどです。前半で寝返らせたチンピラがほとんど話に絡んで来ないという謎もあるし。しかし、クライマックスは突然凄惨なムードに突入してまたビックリ。パニッシャーによってでっちあげられた事実無根の浮気疑惑で殺されてしまう部下&奥さんがかわいそうでした。トラボルタの最期も悲惨なもので、無力なトラボルタを車で引きずって爆破という実に陰惨な殺し方をします(ちょっとお笑いウルトラクイズ入ってますが)。こういうのって、パニッシャーとトラボルタがさしで対決して、お互いに怒りをぶちまけながら最後は正義が勝つというのが普通のパターンだと思うんですが、これほど後味の悪い仕置きってのも珍しいと思います。そうやって汚い手口ばかり使うパニッシャーですが、ラストでは「世の中の悪いやつは俺が成敗するからな」とひとりで決意します。こんなアブナイ人に好き放題振る舞われたら世の中が迷惑しますから。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 3点(2006-09-30 19:01:39) (笑:1票) |
5.《ネタバレ》 書店兼レンタルビデオショップでバイトする息子が持ってきてくれた。タイトルを見て,「ん?こいつどこかで…」あ,そうだ!思い出した!昔ドルフ・ラングレンが出てたやつだ。つまりリメイクか。というわけで,ストーリーはその時点でもろバレになってしまったが,今作の敵はなんとジョン・トラボルタらしい。(前作のラスボスはジャパニーズヤクザの姐さんだった)なるほど。ちょっと観てみるか…で,観た。いや,なかなかよろしい。気乗りしないパーティーに出かけていったら,昔少しつきあったことのある女の子が,ちょっと美人になっててよもやの再会,といった感じである…などと書いてるとインターネット資源の無駄遣いになるので,ここからは少し真面目に。まずトラボルタ。中年男の脂気が幸いしてか,憎々しさ満点だ。少々勘のはたらかない嫉妬深い悪玉という設定だったのが,ちと残念。あと,主人公フランクを狙うヒットマン達。標的相手に自作のカントリーソングをプレゼントするギター男といい,何やら依頼料が高額らしいシベリア熊顔負けのロシア人といい,ケレン味あふれるキャラクターが揃う。そう,全体的には悪くないと思うのだが,それでもやはり5点以上はあげられない。なぜかというと,フランクの復讐が手ぬるいから。悪に鉄槌を下すべく地獄から戻ってきた男が,ボス相手にセコい心理戦とは。チマチマした手で相手をハメるのは男らしくない。そもそも自宅を武器庫にするくらいなら,最初からワンマン・アーミー化して一発ぶちかませばよいのだ。その方が観客も溜飲が下がると思うのだが。と思っていたら,2作目ができるそうな。う〜む,そうか。昔の彼女が本当に美人かそうでないか,これではっきりわかるというものである。 【Roxy】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-11-05 22:17:03) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 関係のない人たちの車を大量に爆破している。非常に迷惑な奴だ。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-05 07:26:18) (良:1票) |
《改行表示》 3.この映画を観終わった第一声は「「復讐」と「制裁」の違いって何かね」という疑問しか湧かない。 主人公は結構こだわっている様だったが、そもそもこの二者を分ける必要があるのかどうか分からない。 タイトルがパニッシャーだからしょうがないのかもしれないけど、映画を観る限り「制裁」にこだわる必要はないだろう。 観ている人であれば誰でもあれは「復讐」以外の何物でもないと思うだろう。 トラボルタ達は社会的害悪というような存在に描いていないのがまず一つの問題点。 どうしても「復讐」と「制裁」を分けたいとすれば、酒ばかり飲んでないでもうちょいちゃんと苦悩しろと言いたい。 「復讐」の気持ちと、元警官なのだからそれなりの善悪や法遵守的思想の狭間で揺れた結果、「自分を自分自身で殺す」=「人間らしさを自分から排除する」ような徹底さを自分に課さないとダメだろう。 そして、どんなに非情さに徹底しても、(家族を愛するような)人間らしさを完全に排除することはできないというオチに持っていくのが常道ではないだろうか。 ストーリーについてはアレコレと論じるまでもないほど相当に酷い創りである。他のレビュワーがおっしゃるように、この脚本と演出は相当レベルが低い。 最大の問題は、これも皆さんがおっしゃるように「金を置いていく」という最低なラストである。ピアス男は金が欲しいから、フランクの居場所を黙っていたのか。そうではないだろう。ピアス男にとっては、フランクはファミリーであり、友達だから裏切れないわけであり、そういうピアス男の問い掛けに対して、「さよならも言わずに金を置く」という答えを出すというセンスは疑いたい。そんなところだけ人間性を失ってどうするんだ、全く。 原作は全く知らないのだが、ギター男にロシア怪力男とキャラクターは多少面白くできそうなのに、全くキャラクターを活かすような演出はされていない。 隣人たちも然り。キャラクターが活かされていない。 悪役であるトラボルタを始め、ゲイのおっさんに、トラボルタの子どもである弟の方もキャラクターがなっていない。 そもそも主人公自体、あまり演技が上手いとは言えず、彼のキャラクターや存在感も薄すぎやしないか。 もっとハードボイルドにするか、相当渋くするか、相当ダークにするかなど様々な選択肢がある中で、最も安易で平凡な創りにしてしまっているのが勿体無いところである。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 2点(2005-08-28 21:13:17) (良:1票) |
《改行表示》 2.想像してたのとは違いましたねー もっとドッカンドッカンと暴れまくるのかと思いきや、地味~にボスの周辺に 罠をしかけてハメていくという、なんだかすっきりしない展開でした。 それとアパートに潜伏するってのが訳わかんないです。もっとほかにいい場所 あるのでは?実際にあっさりと攻め込まれちゃってるし。アパートの住民との 交流も見ててダルかったです。しかし主人公はヒュー・ジャックマンに似てるなぁ。 【あおむし】さん 5点(2004-11-14 21:10:59) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 拷問シーンが痛々しいが、普通のアクション映画ではない。どこで気づけばよかったのだろう。レコードをかけた時に…。いや「流し」が来た時点で分かれば…。本作、上手い具合に笑いを取り込んでいる。私的にかなりツボでした。主人公はかなりセンスが良い。と思ったのは私だけかもしれないが(笑)復讐+復讐=。この方程式やっぱり復讐のような気がするのだが…。事件がきっかけでヒーローに目覚めたのなら「制裁者」なのだろう。アパートの住民の人柄に疑問があるが、まぁ良しとしよう。世間には良い人もいるのさ。あたしなら絶対耐え切れずに、居場所を吐くけどね。しっかし不死身だよなぁ~と感心しました。なので高得点☆ 【西川家】さん 9点(2004-10-30 11:08:48) (良:1票) |