306.10点にしてもいいと思ったのだが、 原作があまりにも素晴らしいので下げざるを得ない。 完全版が見たい…。 【ふくちゃん】さん 9点(2004-06-10 04:48:34) |
305.僕が生まれたのが78年だから、公開当時僕は6歳。数年後にはテレビ放映されていただろうから僕は10歳くらいで初めてナウシカを観たのだろう。残念ながらその時のことは覚えていない。どうせ「蟲怖い」くらいの感想しか持っていなかったと思われる。それから年に一度はテレビで観て、僕が思春期を迎える頃にはその世界観を理解し、シーンをそらんじることさえできるようになった。環境問題に関心のあった高校時代にはビデオを借りてCMなしで観たりもした。しかし、ある時ふっとテレビ欄でみつけても観ないようになってからというもの、僕はずっとナウシカを忘れていた。僕の中でナウシカは「壮大なストーリーと映像美を持ち、しかし時代遅れのメッセージと古い映像技術からなる過去の遺物」として認知されるようになっていた。この時点なら、僕の幼少期への郷愁と合わせて9点は固い作品だったのかもしれない。しかし、この作品の認識が180度変化する出来事が起こる。それは、原作との出会いだ。その当時、僕は漫画を完全に馬鹿にしていた。一時真面目に読んでいた手塚治虫を投げ出したあと、僕は「漫画」というメディアに希望の持てない日々が続いていた。現在ならつげ義春や松本大洋などの著作を通して漫画の表現力を認めている僕だが、「スラムダンク」を最高だとする時代にはどうしても馴染めなかった。僕は、その当時漫画をまったく読まない人間だった。そんな時、友人から強く風の谷のナウシカを薦められた。渋々読んだ僕だが、その世界の奥深さに仰天し完全に虜になった。僕は確信している。この「風の谷のナウシカ」は決して時代に合わせた環境問題をテーマにしているのではない。人間の本性を剥き出しにする「欲望」と「希望」(この物語で宮崎はこの二つの望みを並列に取り扱っている。)を、蟲の蠢く架空の世界から抉り取った大作だ。ナウシカの眼を通して、人間の汚れと美しさを輝かせた宮崎駿の才能には本当に驚かされる。それだけになお、これだけの大きなテーマを持った原作が単純な世界観として映画に納められているのは残念なことだと思う。この作品が漫画の2巻冒頭までのストーリーで終わっていることが問題なのではない。この壮大な世界観が、その中に含有されるたった一つの概念に格下げされているのが問題なのだ。新作を作るのもいいが、僕はいつか10時間作品にしてでも原作を完全版として映画化してくれることを望んでいる。 【fero】さん 7点(2004-06-08 22:24:03) (良:4票) |
304.なかなか良い。個人的には原作のほうがダークな内容で好き。 |
303.観れば観るほど魅力的な作品。アニメにしてここまで心に訴えかける作品は凄いの一言。今こそ世界中の人達に観てほしい!!と切実に思う。 自然愛が強調されているのだが、人間対人間という「戦争」ってテーマも強いですよね。戦争って遠い国の出来事みたいで、とくに日本ではテレビに写る惨劇のみ。だけど身近なところで人を恨んだり、憎んだり、嫌い合ってたりするもんです。僕もちょくちょく人をけなしたり嫌ったりしてるのですが・・・。それ自体も些細ながら戦争の根本と何ら変わりないんですよね。全ての生物を愛せるほどの感情は今後、持てるかどうかわからないけど、この作品を見るとちょっとした親切をしたくなる。親切されたら心から感謝したい、と思える。 それくらいのパワーをもらえました。 個人的なことですが、僕の出身は「超」が付くほどド田舎です。小さい頃は山や川で遊んだりと、懐かしい思い出がたくさんあるのです。この歳になると自分の故郷を忘れがちになるのですが「ナウシカ」を見るたびに自然に囲まれた故郷が愛しくなります(・∀・) ぜひ、守っていきたいです。自然サイコーーーーーーーー゚+.(・∀・)゚+.゚ 【座間】さん 9点(2004-06-05 20:05:39) (良:1票) |
302.私は「地球を守ろう」という言葉が嫌いだ。何と傲慢な言葉だろう。木を伐らないことも、海や大気を汚さないことも、全ては人間の未来のためであって、わざわざ「守ら」なくても地球それ自体は銀河系に生き続けるのに、地球が人間という生き物を創造した時点で自然環境が破壊されることなど予想範囲内だったかも知れないのに、まるで地球の運命がヒトの手の中にあるかのようだ。 ナウシカはその小さき身体で、人間など自然の前では無力で取るに足らないものであるということを感じ取っていく。その無力さに挫折を繰り返しながらも、他の人間とは明らかに違う「自らに課せられた役割」を探して闘い続けるのだ。「強い」とか「美しい」とか「神々しい」とか、そのようなすべての形容詞を並べてもなおナウシカを表現することは出来ない。全ての言葉や感情を超越した存在。もしも「優しさ(厳しさ)」とか「強さ(弱さ)」とか「愛(憎しみ)」だとかをカタチにすることができたら、それが「ナウシカ」なのだろう。 【ぽめ】さん 10点(2004-06-05 10:22:06) (良:2票) |
301.安田成美のデビュー(ナウシカガール)作ですよね.主題歌なのに本編で流れないという珍しい映画です.あっ!ラピュタもそうでしたっけ.ここでの点数をみても明らかなようにカリオストロ,ナウシカ,ラピュタが宮崎さんの3本柱だと思います. 【マー君】さん 9点(2004-06-04 07:48:32) |
300.これほど人々に影響を与え続けるアニメがあるでしょうか。過去何度も観てきたのに未だに新しい一面を見つけることがあるのがこの映画の凄いところです。人間がいかに傲慢な生き物であるかが痛いほど伝わってきました。こんな世の中だからこそ世界中の人々に見てもらいたいですね。そして将来自分の子供にもナウシカとドラえもんは絶対見せたいです。何年経っても色褪せることのない感動をありがとう宮崎駿監督。 【ジェダイの騎士】さん 10点(2004-06-03 00:54:00) |
299.ここ数年観てないなぁ。また借りてこようっと。 【ゲソ】さん 8点(2004-06-02 21:06:03) |
298.何回見たかわからないが、今見ても面白い。 20年も前に作られたんですね。やっぱり初期の宮崎作品は面白いですね!近頃の宮崎作品が個人的に駄作ばかり(好きな人すいません)なので余計に面白く感じるのかも。 【weber】さん 10点(2004-05-04 03:14:07) |
297.今さら言うこと無し! 【ぺん】さん 10点(2004-05-04 01:51:27) |
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296.いつ観ても、何回観ても心に響きます。 【ぷっきぃ】さん 8点(2004-04-30 22:24:01) |
295.アニメは漫画だけではないのね。うーん作品に感動。ナウシカが下着をつけていないのにさらに感動。 【かまるひ】さん 7点(2004-03-31 13:44:36) |
294.王蟲を見るといつも恐くなる。「庭の植木鉢をどかしたとき、下でコイツがクネクネしていたらどうしよう」と。 【カシス】さん 4点(2004-03-30 13:05:23) (笑:1票) |
293.ごめんなさい。映画館で観た時に寝てしまいました。その後、眠ったところまでまた席についたまま見ようとしたのですが、睡魔が襲ってきます。断念して、その何年か後、TVやDVD(レンタル)でやっと本編を通して見ることが出来ました。何故、眠かったのだろうかと考えると、別に大画面でなくても良かったのかも?という一つの答えが導き出されました。自然と人間が共に生きていくために大切なことって、何?そのひとつの方向性を見い出しナウシカが奔走するのですが、心が震えてこず。メッセージばかりが強くてセル画の裏側から制作者の顔がどうしても浮かび上がってきます。その主張するものが大きくて、ピンとこなかったのかも知れません。大画面を活かした展開でもなかったし、そういうメッセージならば本でも充分伝わるような。どちらかといえば(言葉は悪いかも知れません)宮崎氏の趣味についてのエッセイを見ているような(自然と人間についての僕の覚え書き、みたいな)そんな錯覚が今でもあります。名画と呼ばれ、愛されている作品なれど作家性の出過ぎた点では、自分は少し敬遠したい映画です。 【映画小僧】さん 5点(2004-03-29 21:10:53) (良:2票)(笑:1票) |
292.動きが凄い。公開当時、一瞬にして完全にこの世界に惹き込まれたのを覚えている。この映画から受けた衝撃は計り知れない。喜び、悲しみ、そして怒り。こんなに複雑に感情がたくさん詰まったアニメは他に知らない。 【ぷりんぐるしゅ】さん 9点(2004-03-28 14:51:15) |
291.原作も観ました。映画も観ました。どっちがナウシカなんだろ?あまりにも違いすぎてしまって・・・なっやむー!!別に文句は全くありません。変なケチつける気もないです。可も不可もなくってとこ。 損も得もしてないっすね。 ビデオでも良い感じ。 以上です。 |
290.テレビで何度入ったかわからないこの作品。私も何度見たかわかりません。つくりこまれた世界観、キャラクター・・・全てが圧倒していると思います。しかし、この世界観・・・私には少し気味が悪すぎました。で、-1点です。 【めめこ】さん 9点(2004-03-28 01:33:45) |
289.原作を読んでいたので、公開時に観にいった。当時最前線で活躍していたベテラン・若手の原画マンが集められ、高いクオリティでまとめられた意欲作だった。映画館で泣きまくった。かつてはアニメファン(いまはアニメオタクっていうの?)だけで騒がれていたのに、宮崎アニメが市民権を獲得し、ナウシカまでその中に入ってしまった。巨大文明崩壊後の黄昏の世界やおどろおどろしい蟲を一般の父兄や子供たちはどう感じるのだろう?原作ファンのわたしには外伝でしかないけれど、感動の大きさは、最近の宮崎アニメが束になってもかなわない。趣味が違うと言えばそれまでだが・・。最近の宮崎アニメを観るにつけ、やはり宮崎氏には「シュナの旅」をやってほしい!と思うのは、わたしだけではないはずだ。 |
288.ナウシカ派orラピュタ派?と問われる事に非常に抵抗がある。何故、同名監督、作家の作品を評価する上で派閥に分ける必要があるのか...疑問です。同じく、原作と映画はある意味双子であって別人なのだと思っています。 プロットの核になる部分に掛ける監督の並々ならぬ思い入れは強烈ですらあります。むしろ好戦的と言っていいくらい。精神の奥にある感情を叩き起こそうと....その映像化されたものがナウシカ。人間愛の絶対究極の位置にある『自己犠牲』はトールキンも描いているが、本作は更に剥き出しです。この強いメッセージに触れて、拒否反応を起こすか感銘を受けるかは、個人差があるでしょう。監督がナウシカの眼を通して世界を観ているのか、それともナウシカが監督の代弁者なのか....そんな事を考えて恐くなってくる。それ程、壮大..荘厳。 【MAZE】さん 8点(2004-03-22 00:53:25) (良:2票) |
287.そんなに面白いですか、これ? テンポは悪いわ無駄に長いわ置いてきぼり状態は長いわ、ヘレン・ケラーも真っ青の三重苦です。私の中には悪い印象しか残っていません。 【K】さん 3点(2004-03-20 12:27:13) (良:1票)(笑:2票) |