347.なんだか腐海とか酸の海とか妙に惹かれてしまう。昔、社会の教科書の戦争の恐ろしい写真をどこかワクワクしながら見てしまったような。恐ろしいもの、汚れたもの、その裏にある真実。それを描くのが宮崎さんはうまいです。 【ちゃこ】さん [地上波(字幕)] 9点(2005-05-15 15:30:16) |
346.ラピュタに次ぐ作品でした。美しく強いヒロインに惚れまくった。 【ノス】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-02 15:20:06) |
345.とても20年前に作られたとは思えない。最高のアニメです。 【太郎】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2005-04-22 23:27:38) |
344.《ネタバレ》 20年も前に作られたとは思えない程の完成度と画質。従来のアニメーションの概念を覆す物語やまるで油彩の風景画のように緻密に描き込まれた背景の美しさは、幼い目にも鮮烈だった(特に「メーヴェ」という乗り物は衝撃的だった)。腐海に追われて生きる世界だが、それが実は自然の強烈な自浄作用であったという事実に、人間の権力欲や自然破壊への警告が絡み、それら全てを誰もが思い描かなかった世界観で具象化した画期的作品。原作のストーリーが大きすぎて、映画にまとめるのに失敗するのはよくある例だが、この映画では原作の壮大な物語の基軸を崩すことなく、内容が濃すぎも薄すぎもなく、極めて「効率的」に映像化した秀作だと思う。物語の本質であるこれらの部分を理解できなかった年少当時の視点では、ボーイミーツガールというには主人公があまりに神格化されており物足りなさを感じたのを覚えているが、宮崎作品の中では今でも燦然と輝く王道作品である。 【six-coin】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2005-04-09 12:41:36) |
343.ジブリ作品の中ではこれが一番かも。何度見ても良いね。 【ゆきむら】さん 9点(2005-02-22 05:45:07) |
342.記念すべき日本初のオリジナル長編アニメ映画(嘘)にして最高傑作。これが答え。もうお手上げ。以降のアニメ映画は全てナウシカのパクリ。 【カワサキロック】さん 10点(2005-02-15 14:31:59) |
《改行表示》 341.良い作品だと思います。 好き嫌いの問題ではどちらかと言えばあんまし好きでは無いです。 好きな部分はその冒険活劇的な広がる世界観。 嫌いな部分は善悪の観念の押し付け。 童話や寓話ならまあいいかなと思えますが、ここまでメッセージ性の強いものになると、 宗教的押し付けを受けているようで抵抗がどうしてもあります。 だけど、その部分を置いておければアニメーションとしては独特の世界を描いていて引き込まれます。良い意味でも悪い意味でも宮崎駿の夢世界なのでしょう。僕としてはもう少し観ている側の自由な考えを許せる余裕が欲しいです。 |
340.宮崎アニメというのはしょっちゅうTVでやっていたので、この作品に関しても部分的な象徴的な場面は知っていました。でもしっかりと観たことはなかったので今回の鑑賞。最近はCGやらサイバーやらでコンピュータ系のもので溢れているが、ナウシカは純粋に「自然」というものを感じさせる作品。自然を無視して人間が好き放題やればそのしっぺ返しはそのまま降りかかってくる。自然の前では人間は無力。支配しようとせずに共存していくしかない。ずっと気になっていた映画を観れたという満足感はあるものの、あまりにもメディアへの露出が多かったためにストーリーが判ってしまっていたのが残念。あとナウシカの小さなキツネは本当にさりげない存在ですよね。魔女の宅急便のキキとは違う、そこが良くてまた象徴的なんですよね。 【ちーた】さん 8点(2005-01-11 02:47:36) |
339.愚かさと身勝手さ故に、自らを滅亡の淵まで追いやってしまった人間と、変わり果てた自然の美しくも無気味な近未来の姿が描かれているが、オームの群れが生息するようになるかはともかく、地球という星に人間が生きていけなくなる悲劇的な状況になってしまうことは、実際に起こり得る話だ。とかく重たくなりがちなテーマながら、制作者はあざといメッセージ色を排し、可愛らしい一人の少女が勇気と優しさを示すことをもって、観客に警鐘を鳴らし訴えかける術をとった。確かにナウシカのひたむきさと正義感には惹き付けられるものがある。ストーリーが進んでいくにつれ、自然に対するリスペクトをあらためて認識し、本質の部分で彼女の言動に共感せずにはいられなくなるのだ。そのような意味でナウシカは実に魅惑的なキャラクターと言えるだろう。人間と自然との共存、これはしばしば取り上げられる題材であるが、この作品は子供からお年寄りまで、それぞれの世代のスタンスで感じ、理解できるアニメーションだと思う。フィナーレで未来に対する明るい希望を抱かせてくれたことに素直に拍手したくなる佳作である。 |
338.アニメ史上に残る傑作といえる。公開当時には現在のようなCGなんて無く、アニメでしか表現し得ない物語を荒削りながらも堂々と、観ている者にイマジネーションを与えメッセージを伝える、すばらしい作品である。 アニメや漫画を馬鹿にしていた父が、これを観て「こんなすごい作品もあるんやな」と一言。 【ぱぴんぐ】さん 9点(2004-12-29 00:37:07) |
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337.世界観はとても素晴らしかった。でもナウシカにとてつもなく矛盾を感じてならない。 【アルテマ温泉】さん 6点(2004-12-09 17:58:39) |
《改行表示》 336.題して「いろんな意味でスーパーヒーロー映画」 正直評価しづらいです。この作品。奇抜といっちゃ奇抜だけど、ベタっちゃベタ。なにせ、宮崎駿の初期の作品であり、名画化、カリスマ化されてるアニメですから。クリアな視点から見ることができないです。初めて見たときの感想が一番評価基準としてはピュアなんでしょうけど、小さなころは今みたいに意味を理解しないで見て、何回も見て、ちょっとづつ、すりこんな感じになってるんで。シーンシーンのエピソードの一つ一つは知ってるだけに、さらに評価しづらく。まぁ、アニメを映画としたこの功績は大きいですけど。 ただ、今思えることは、スーパーヒーローの教科書どおりの出来すぎた女の子って感は否めないです。彼女には出来ないですね、ナウシカは。俺みたいなダメ男はナウシカと一緒に飯食ってたら、目を合わせること出来ないです。 でも、腐海はありだと思います。過去にはあったんですかね?あの腐海みたいな発想。王蟲とかの設定もいいです。まぁ、粗探しをすればいくらでも出てきますが、それ以上に面白い作品であることは言うまでもないです。 さすが、当時「アニメイト」という雑誌で女性キャラ人気ランキングで延々と1位を取り続けたことだけはある。 あぁ、あの谷の風景を見ていると、旅行に行きたくなります。タイあたりに。コンクリートジャングルTOKYOを離れて、ランランララランランラン~♪ 【anz】さん 7点(2004-11-13 01:21:28) |
《改行表示》 335.宮崎作品の中では一番好きな作品かも。 この作品は特に強い女性像が描かれていますよね。 腐海と共に共生していこうとする人と、腐海を捨て新たな植民地を築こうとする人の対比が上手く描かれてたと思う。そしてナウシカの武器も持たずに立ち向かっていく勇敢な姿勢に感動しました。 【すごろく】さん 8点(2004-11-07 13:46:43) |
334.最近の宮崎おじさんの説教映画に比べたらシンプルで分かりやすい映画に思います。そして、安心して子供に見せられる映画だと思います。経済的に困ったらディズニーのようにナウシカ2をだせば儲かるのにな~。そこらへんがディズニーと違って宮崎おじさんのすごいところかな… |
333.今見ても20年前の映画とはとても思えないほどのすっげえ映像美。腐海に、未来の世界に蟲に、ものすごい世界観・・・メーヴェ、憧れでした。ジブリは、ほんと私の原映像の根源です。ただ、こんなにすごい映画でも、一回原作読んじゃうと、ちゃっちく思えてしまうのが残念、全7巻の最初2巻分ですものね、スケール違いすぎます。土鬼皇帝とか森の人、出てきませんものね。でも原作難しくって・・・映画くらいがちょうどよくまとめてあるのかも。あの神がかりな原作も宮崎さん本人の手によるものなんですから、もう、もう、別次元の方ですよねっ!尊敬してます。 【椎花希優】さん 9点(2004-10-20 15:53:40) |
332.必ず女性上司みたいな人が出てくるところが宮崎作品の結構好きな所ですが、映画しか見ていないなら、原作の漫画も是非読んでみてほしいです。映画話が出たころ、原作がないと映画が出来ない事情があったそうで(違ったらすんまそん)描いたそうですが、彼は漫画書きのほうが向いているのかも、と新たな発見ができるかもしれません。単純にこれはこれですばらしいと思いますが。 |
331.ジブリ作品における久石さんの音楽はいい! <追加>これは、宮崎駿による聖書である。 |
330.小さい頃はただただその世界観に夢中になりましたが、成長してからまた見てみると改めて、感動する。私の核を作った映画です。 【耳】さん 10点(2004-09-19 07:01:56) |
《改行表示》 329.《ネタバレ》 僕の中では、後悔No.1作品です。 薄々気付いてはいたんです。 金曜ロードショーで見たカリオストロの城は強く心に残っていたし、 子供だった僕はアニメが大好きで同年公開の他のアニメ作品は見に行ったのに 何故かナウシカは見に行かなかったんですねぇ。 かなり遅れてレンタルビデオで見ることになって、僕は激しく後悔しました。 もう何度見たかわからないくらい大好きですけど、未だにスクリーンで見たことがない。 どこかの映画館で上映してくれないだろうか。 というわけで、この作品の素晴らしさについてですが、 やはり起承転結がきっちりと描かれているという点でしょうね。 巨神兵を積んだ輸送船が風の谷に墜落するのを起点にして、 それを承けて風の谷はトルメキア軍の襲撃を受け、 ナウシカは風の谷を離れることになり、アスベルたちペジテの人々と出会う。 しかし、物語は急転して、風の谷に危機が迫っていることが判明し、 ナウシカはその救済に向かうが時既に遅し、ナウシカは王蟲の群れに飲み込まれてしまう。 ところが、古き言い伝えを再現するかのように王蟲の群れが歩みを止め、 金色に輝く草原にナウシカがその姿を現すという大団円にて物語が結実する。 巨神兵と古き言い伝えという物語を通じて張られた2つの伏線の交差にも好感を覚える。 人々は巨神兵を奪い合い、愚かな過ちを繰り返してしまうわけだが、 最後にはその巨神兵は腐り落ち、古き言い伝えが風の谷を守ることになる。 見事としか言いようの無い物語の展開ではないでしょうか。 惜しまれるのは、原作では世界全体の行く末にまで踏み込んで描かれているのに 劇場版としてはそこに至っていないという点でしょうか。 続編があることを期待して、この作品に対する評価をこの点数にしておきます。 【もとや】さん 9点(2004-09-08 11:51:21) |
328.原作を読むと映画版はかなり端折っている部分が多く、ストーリーが判りにくいのは否めないが、それでもメッセージは伝わって来る。人と蟲(自然)との共存、人が争うことの無意味さ、それなりに良い映画だと思います。 【みんてん】さん 7点(2004-08-20 23:11:40) |