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拝啓天皇陛下様

[ハイケイテンノウヘイカサマ]
1963年上映時間:99分
平均点:7.12 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(1963-04-28)
ドラマコメディ戦争ものシリーズもの小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-11-28)【イニシャルK】さん
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監督野村芳太郎
キャスト渥美清(男優)山田正助
長門裕之(男優)棟本博
藤山寛美(男優)柿内二等兵
左幸子(女優)秋子
高千穂ひづる(女優)手島国枝
中村メイコ(女優)井上セイ子
穂積隆信(男優)副官
井上正彦(男優)情報部将校
玉川伊佐男(男優)髭の兵隊
森川信(男優)博の伯父
上田吉二郎(男優)朝鮮のとうちゃん
加藤嘉(男優)堀江中隊長
西村晃(男優)原一等兵
多々良純(男優)浦上准尉
桂小金治(男優)鶴西
高橋とよ(女優)やり手婆さん
清川虹子(女優)井上セイ子の伯母
葵京子(女優)鶴西の妻
山下清(男優)街の人
小田切みき(女優)浦上の妻
若水ヤエ子(女優)中島の女
山本幸栄(男優)経師屋主人
浜口庫之助(男優)天皇陛下
谷よしの(女優)
原作棟田博
脚本野村芳太郎
多賀祥介
音楽芥川也寸志
撮影川又昂
高羽哲夫(撮影助手)
製作白井昌夫
企画市川喜一
高島幸夫
配給松竹
美術宇野耕司
編集浜村義康
録音栗田周十郎
松本隆司(調音)
照明三浦礼
その他IMAGICA(現像)
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3.これまでに寅さんを何回見たか分からない僕にとっては、渥美清=寅さんのイメージがあまりにも強すぎるのです。
しかし本作の見ている間はずっと、不思議と寅さんを思い出すことはありませんでした。
本作の中ではすっかり渥美清=ヤマショーになってしまっていました。渥美清の凄さを改めて思い知らされます。
渥美清が笑わせ泣かせてくれます。生涯の友に振り回されながらも受け止める懐の深さを感じさせる長門裕之のムネさんも実にいい。
冒頭で語られるヤマショーの生い立ちに、当時の農村の窮状を思わせる手紙。当時の若者が避けては通れない軍隊生活と戦争。
そして戦後の混乱期。ヤマショーが徴発と言いながら鶏を農家から盗んでくる。
昭和22年ごろと言えば、まだまだ遅れて復員してくる人もいたであろう貧しく苦しい時代。
戦中と戦後の境界線が曖昧になってこんな騒ぎが起こることもあったのかもしれません。
ヤマショーも少しずつ終戦後の暮らしに順応し始めたかに見えましたが、しかし・・・。
戦中から終戦直後にかけて、男と女も、誰もが戦争に人生を翻弄された時代。
ヤマショーとムネさんの出会いと別れと再会の中に、そんな時代の世相と時の流れをとても巧く重ね合わせていく。
ヤマショーのキャラクターもあり、ブラックユーモアも含みつつあっけらかんとした作品の空気の中に、
戦中から終戦直後を生きた庶民の苦しかった日常を描き出す。いい泣き笑いのある人情喜劇でした。
とらやさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-10-16 18:16:29)(良:1票)
2.貧しさの時代、主人公のように軍隊を真逆にとらえる人も多かったのでしょうね。渥美清が寅さんよりもいい味を出していて、可笑しさの中にも共感できるところがたくさん入っているいい映画でした。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-08-11 20:48:17)(良:1票)
1.《ネタバレ》  軍隊というのをこういうふうに捉える人というのは、珍しい。
 よく、「タダで飯が食える場所」として刑務所に何度も入りたがる、犯罪者の話を物語の中では見るが、それも軍隊となれば、普通は話は別だろう。それだけこの主人公は、体と心に自信があり、且つシャバでは苦労した人なんだろう。
 生来の丈夫な体と、図太い神経で、軍隊ではさほどの苦労もなく、良き上官に恵まれた「ヤマショウ」は、天皇陛下の熱心な信奉者(というと語弊があるか)になる。、今で言うところの「ファン」なのか!
 最後、ヤマショウが、亡くなった時、画面に手紙の文面が映しだされる。
「拝啓、天皇陛下様
 陛下よ、
 あなたの
 最後のひとりの
      赤子が
 この夜
 戦死をいたしました。」
 これは、ヤマショウの視線ではなく、観客の視線の文面、我々が陛下に知って頂きたいと願う視線の、出すことの叶わぬ手紙なのだ。そして私は、ここまで来てやっと思い知る。この物語全体が、陛下に宛てた手紙だったのではないかと。ヤマショウが出そうとして出せなかった、ファンレターなのではないかと。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 8点(2011-07-15 21:45:39)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 7.12点
000.00%
100.00%
200.00%
325.88%
412.94%
512.94%
6720.59%
7823.53%
81029.41%
912.94%
10411.76%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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