5.《ネタバレ》 うーん…お世辞にも面白いとは……
まあ、Wikiのエルヴィス本人の項でもズバリ「プレスリーの映画は駄作・凡作が多いことで知られている」とかって(十把一絡げに)ミもフタも無いコトが書かれてたりして、でも本作だって観てみればまァしゃーねーかな…って出来だという感じすね。映画『エルヴィス』を観た後だと更に尚更にそー感じますが、本作もエルヴィスがエルヴィスっぽい人を演じてるという(ダケの)ごく極めて在り来りな物語なのでして、そしてそのストーリー構成の在り方がこれまた超・古臭いとゆーか、やはり今どき「起承転結」なんていうフレームワークは(少なくともこんな在り来りな中身じゃあ)も~成立しない…というコトにも思えます。『エルヴィス』でもやった様に最初に一発「転」な魅せ場を持ってきて、その後で「起承」は後付けする、という構成の方が現代では圧倒的に多いとゆーのを逆に実感しましたね(コレも少なくとも、あまり中身の無いジャンルの作品なら尚のコトと)。とにかく、序盤三分の一はおろか半分以上も過ぎる迄まるで盛り上がりドコロがねーのですよね。楽曲はチョロチョロ入ってゆくのですがソレも(ソコまでは)カントリー・ブルース的なまろやかなヤツばっかなんで超・眠いですし、お目当ての”Jailhouse Rock”まではナンと実に1時間かかりますし、そしてそもそもロック調の曲は3か所くらいしか入らないのですよ(”Jailhouse Rock”も信じられないコトにかかるのは一回ダケだし)。コレなら映画チケット代でEPを買った方が確実に好い(好かった)と言えるでしょーね。
更にはまた、エルヴィス自身の演技力とても…その表面的な出来自体はともかく、終始ごくボンヤリした(キレの無い)演技しかしていない(できない?)ので、重ねて全体としても緊迫感の在る場面がマジで皆無なのですよ(助演の面々も多分エルヴィスに合わせてローテンションで演っちゃってるので)。結論、コレは如何に確実なる世紀の名曲を抱いている(音楽)映画だとは言え、これ以上の評価は嘘になりますね。サントラの方を大いにお勧め致しますです。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 4点(2022-08-16 23:13:47) |
4.どっからどう見てもプレスリーのファンの為のプレスリー映画っすね。カリスマ的な存在でも自分は全くプレスリー世代ではないので人々がどれだけ熱狂してたかはよく知らないけども、結構ワイルドな人だったんですね。まぁ正直何が面白いんだかイマイチよく解らなかったんですが、歌ってるシーンが口パクに見えたのは気のせいかなぁ・・・。まぁ時代が時代なだけに、ちょっと安っぽく見えるのは残念でした。 |
3.まぁ、エルヴィスのプロモ映画でしかない。ストーリーは全く面白くないす。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-03-25 13:59:28) |
2.名曲ぞろいで、それだけで引っ張られて結構楽しめます。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-16 15:42:42) |
1.熱狂的なエルヴィス・プレスリーの信者からには物凄い名作とされているのかもしれませんが、プレスリーのファンでもなんでもない僕の目から見ればいたって普通の映画でした。いや、恐らく誰が見てもそう映るかも(笑)ストーリーはよくあるサクセス・ストーリー+友情、挫折等の青春映画ですし、エルヴィスはお世辞にも“演技派”とはいえないですが、やはり歌を歌うシーンは本業が歌手であるために普通よりは気合入ってます。映画としての評価は5点がいいところでしょうけど、各所に挿入されているエルヴィスの歌と、主題歌でもある「監獄ロック」があまりにもいい味だしてるので総評は6点とさせていただきます。 |