141.多感な中学生のときに、リバイバルを映画館で見ました。楽しくて、面白くて、切なくて、整理することのできない感情が頭の中をぐるぐるとめぐりました。初見からずいぶんと月日がたちましたが、こんなに素晴らしい映画を人類の財産として持ちながら、世界のそこかしこで戦争やテロがいまだに絶え無いことに、深い悲しみを覚えます。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-08-13 14:09:50) |
140.子供心に強烈なインパクトを受けた地球儀風船シーン。今、その狂気を孕んだ恍惚とした表情に、チャップリンの言葉「人生は自由で楽しいはずであるのに、貪欲が人類を毒し、憎悪をもたらし、悲劇と流血を招いた」が重なります。その当時にその思いを全編に亘り貫き通した勇気に脱帽します。それ故に、冗長さを感じた展開が惜しいです。 |
139.ナチズム政権のピークともいえる時期にこの映画を製作したことに、チャップリンの並々ならぬ主張と勇気を感じる。コメディーとしても手を抜いておらず、チャップリンの作品の中でも極めてメッセージ性の強い娯楽作品だと思う。 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-18 00:06:46) |
138.数十年ぶりに見ましたが、あいかわらずおかしい。子供の頃の『全員集合』のコントのようで、チャップリンの影響力がわかります。この笑いの要素があるからこそ最後の演説が生きてくるわけで、そこが一番うまいと感じました。とりあえず、演説がなくても満足。あくまで希望を持たせる終わり方も好きです。 【アングロファイル】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-04-02 13:58:29) |
137.魂の根っこをぐっとつかまれた感じでした。泣きました。 【どぶん子】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-11-18 15:55:21) |
136.とても真面目で悲しいできごとなのに、どうしてこんなに笑わせてくれるのだろう。 この映画のエンディングが現実になってくれれば良かったのにな。 【タックスマン4】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-02-10 00:04:27) |
135.風刺の割合が多すぎて、チャップリンの魅力がイマイチ発揮されていない。 ところどころにチャップリンの良さが出ているものの、途中、退屈してしまった。 それでも最後の演説は素晴らしい。 チャップリンの平和に対する熱いメッセージが伝わってきた。 まさに熱演! 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-01-03 11:21:06) |
134.床屋のチャーリーがおっちょこちょいなのはわかりますが、独裁者のヒンケルまでおっちょこちょいなのには笑ってしまいました。演説は、床屋でも独裁者でもないチャップリン自身がセリフを言っている様な感じでした。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-23 09:15:41) |
133.反戦映画としても、コメディ映画としても傑作。 むしろコメディとしてヒトラーをおちょくっているからこそ、より強烈に感じます。 なんちゃってドイツ語(?)でヒトラー風に大げさに話すしぐさは、本気で笑えるし。 こんな笑える反戦映画って凄いです。 それでいてラストには、しっかりメッセージが込められていて、筋が通ってます。 作品の評価以前に、命がけでこんな作品を撮ったチャっプチンを評価したいです。 【びくーにゃ】さん [地上波(字幕)] 10点(2008-04-21 15:42:49) |
132.コミカルな動きがいい。 【フッと猿死体】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-11 16:34:03) |
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131.ナチス・ヒトラーをコミカルに風刺を利かせてうまく描いているのだが、なによりも第二次世界大戦が始まった直後=ファシズムの危険性やホロコーストがまだ世間では広まっていない時にこんな作品を作ったことに驚嘆。チャップリンの偉大さに乾杯。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-20 22:51:23) |
130.当時こんな内容の映画を作るのは、とても大変なことだったでしょうね。 チャップリンッ!命がけの行動ッ!ぼくは敬意を表するッ! 【バムセ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-14 10:16:46) |
129.チャップリンの勇気を買いたい。もしアメリカが反ドイツならすぐにでも殺されていただろう。前作に比べたらコメディが少なくなり、中盤少し退屈になったが、とにかく素晴らしい作品。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-12 11:16:45) |
128.最後の演説も別になにも感じませんでした。というかあの状況ですりかわったまま演説までしてしまうのは、あまりに強引過ぎやしませんか? 【マー君】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-11-18 15:44:44) |
127.チャップリン演じる主人公の散髪屋。戦争で記憶喪失になり入院していた彼は、まだ入院して数週間しか経ってないと思っている。その彼がある日、「例のチャップリンスタイルで」、自宅に帰る。彼が「そのチャップリンスタイルの服を脱ぎ」、ふと自宅の理容店を見回すと、数週間しかたっていないはずなのに「いつのまにか」、理容店はホコリまみれ、クモの巣まみれ。それでも彼は営業を開始する・・・。これって、何か、この映画自体と重なるものを感じます。もはや時代遅れとなったサイレント喜劇。『モダン・タイムス』では、トーキーでありながら意味のあることは全く喋らないという荒業を用いたが、そんな手が何度も通用したりはしない。しかし、当時の暗雲漂う社会情勢に、黙っていられなくなったチャップリン、河島英五のごとき、“良き時代遅れ”の彼が、敢えてトーキー作品を引っさげ、映画界に復活する・・・。その姿をふと思い起こさせます。その本作、やはりサイレント映画風のパントマイム喜劇と、その一方で「しゃべっていいんなら、しゃべりまくってやるぜ!」とばかりの熱いメッセージ、両者が同居し融合した印象的な作品となりました。残念ながら、正直言って“笑い”に関してはイマイチとなってしまったのは、セリフを持ったトーキー映画の分別クサさが、邪魔をしているのかもしれません。しかしサイレントで鍛えられた「見せる」ことへのコダワリは、確かなもの。やや被写体を追いかけ過ぎるカメラ(笑)。その一方で、例えば、主人公の店舗が焼き討ちにあうシーンでは、彼の顔を写さず後姿で絶望を表しているのが印象的でした。・・・・・・で、ではこの映画のメッセージをどう受け止めたらよいのでしょうか。確かにこの時代にこの映画を作るのは一つの「勇気」ではあるかも知れませんが・・・あまりに単刀直入に過ぎないか?という気も。ヒトラーをパロディにする、というのは、あまりに作品の意図が形式化され過ぎているのではないか。最後の演説は『モダン・タイムス』で訴えていたテーマにも相通ずるものが反映されていたにも関わらず、作品全体の印象は所詮、「ナチスドイツ反対!」という一過性のものになってしまった気がします。しかも、だからと言って例えば、この映画を当時のドイツの人々が観たとして、「ああ、戦争は良くない、止めよう」と思うでしょうか? 普遍性という深みに達しきれない憾みが残ります。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-09-22 23:25:02) (良:1票) |
126.チャップリンはただのコメディアンではない。命を張ったコメディアンである。 【板橋島野&綿貫】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-08-08 22:57:42) |
125.批判覚悟で書きますが、これ面白いんでしょうか?殆どチャップリンの作品って観た事ないので、語る資格は無いと言えばそれまでなんですが、全然面白くなかったです。最後の演説も白々しくて、全く感動しなかったし、むしろ強引に演説シーンに持って行った挙句理想だけを述べてるだけのような感じがしました。戦争反対映画なんでしょうけど、あまりにもストレートな表現で「なんだかなぁ~」という感じです。ただ、制作された年を考えればかなり勇気ある行動だったのだろうと思います。唯一面白かったのが、プリンの場面かな? 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-06-27 13:41:49) |
124.ちょっと長く感じるが、それでもチャップリン作品。面白いことには変わりない。何と言っても演説のシーンは秀逸。内容は我々の頭に深く刻みつけるべきだろう。演説の内容に反対する人はいない筈なのに、何故今でも戦争はなくならないのか。本当に人間の愚かさというものを感じさせられる。 【kinou】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-04-22 02:54:52) |
123.演説の部分は名シーンである。ユダヤ人を迫害する独裁者(ヒトラー)と迫害されるユダヤ人の床屋が入れ替わるという発想は皮肉が効いてて非常に面白い。チャップリンのナチス人種政策への痛烈な風刺を感じるとともに、いかに人種や民族を差別することが無意味であるかを感じさせる。 【こまごま】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-12 21:55:42) |
122.所々面白いと感じる場面があるものの全体的に退屈でした。最後の大演説はあまりにも直接的すぎて白けてしまいました。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-05 22:18:58) |