47.本格派アクションスターの出現を本当に嬉しく思う。オリジナリティー溢れるアクションは”凄い”の一言。肘・膝がもろに顔に入ってるせいもあり、実に痛さを感じる。しかし残念なことに、これだけのアクションがあるにも関わらず観終わった後味は悪かった。ストーリーが小学生レベル、繰り返しとスローを多様する編集が鼻に付く、終盤ダレルといった問題を誰でも感じると思う。アクションをこれでもかと詰め込むのでは無く2/3に減らしても、主人公の感情を高めたりすることによって減り張りを利かせば、もっと爽快感を得られるものになった筈。最初のブルース・リーを彷彿とさせる瞬殺の様に。あと、ムエタイの試合をああいう下劣な戦いにしてしまったのは残念で仕方ない、もう少し神聖さのある現実味のあるものにして欲しかった。 【まさサイトー】さん 7点(2004-12-17 22:03:48) (良:1票) |
46.久々にアクション映画で面白い!と思える作品。本当に物凄いアクションです。プロジェクトAっぽいシーンや、燃えよドラゴンで観たようなシーンなどありますが、本家と比較しても勝るとも劣りません。惜しいのは、トニー・ジャー、顔は濃いのに主人公としての存在感は希薄なことでしょうか。でもあのアクションの凄さの前には些細な事と言えるでしょう。(回転回し蹴りなんか空中で何回転してるんだ)ムエタイというより、カンフー+テコンドーをベースにムエタイのエッセンス(ヒジ・ヒザ)を加えたというような感じですが、それでも十分に新鮮に見えました。格闘技マニアの人なんかは「あれはムエタイじゃない!!」なんていう人いそうですが、そこは映画ですからご勘弁を。実際当ててるように見える所も多々ありますけど怪我人どれ程出たんでしょうね。とにかく、ワイヤーアクションを使わないであれだけの動きが現実にできる、ということは感動的ですらあります。余談ですが序盤の木登りのシーンで半ケツで落ちた人、私の中ではMVP。(次点:アフロ男) 【ばたあし】さん 9点(2004-12-14 16:58:50) (笑:1票) |
45.胸すくアクション活劇でありながら、深い部分でしっかり芯の通ったものを見せてくれます。 【K】さん 8点(2004-12-14 11:24:54) |
44.馬乗りになって顔面を殴りあう格闘技がゴールデンタイムに頻繁に放映される今、どんなに映画の中でガチンコ風に殴り合ってみても所詮作り物は作り物、どうしても打撃のインパクトに粗が見えてしまう。 スローで何度も見せたらなおさらだ。 K-1やPRIDEのKOシーンのスローと比べたらその差は歴然としてしまう。 そういう意味ではこういった真っ向勝負の格闘アクション物にとっては不遇の時代と言えるかもしれない。 そんな中でジャッキー・チェンや、ブルース・リーにはいまだに根強いファンが多いのは、洗練された激しいアクションに加え、画面の中で光り輝くスター性こそが彼らの人気の源になっているからだと思う。 このトニー・ジャーはマスクもそこそこに良く、強靭な肉体やアクションの切れなどは申し分ないのだが、「俺が主役だ文句あるか。」という画面の中での他を凌ぐ存在感がやや弱いように感じた。 デビューでこれだけ出来れば立派というしかないんだけど・・。 ストーリーも、はっきり言って全然面白くなかった。 ・・でも、製作者サイドの「タイにはこんなにスゲエ奴がいるんだぜ、見てくれよ。」という意気込みと、ムエタイに対する「誇り」みたいなものはしっかりと伝わってきた。 タイの映画事情は知らないが、街中であれだけのアクションやカーチェイスを撮れるなんて映画に力を入れ始めた証拠。 このパワーが洗練されてくればきっと凄い映画が出来てくると思う。 一時期のインド映画の勢いを感じた。 【Beretta】さん 6点(2004-12-14 02:25:09) (良:1票) |
43.ストーリーで-2点、努力賞で+1点して、この点数です。確かに、この映画は、凄い!でも、ストーリーが悪くて、映画にのめりこめない…。オマケ程度でしかないシナリオでなければ、満点もつけられたかもしれないのですが。 【IKEKO】さん 7点(2004-12-09 19:37:58) |
42.すげぇよ、トニー・ジャー!ストーリーなんかどうでもいいよ。特にマーケットの疾走シーンがお気に入り。改めて言うけど、ストーリーなんかどうでもいいよ! 【アルテマ温泉】さん 7点(2004-12-09 12:44:15) |
41.ムエタイアクション、舞台がバンコク、見たこと無いような蹴りなど、新鮮な要素だらけで熱くなった!トニージャーが自分の中での期待の新人ランク1位になるほど、正統派なアクションだった。 【六爺】さん 8点(2004-12-06 22:08:20) |
40.すげー。ワイヤー使いませんとか言う以前に、打撃がモロに当たってるシーンがわんさかあるよ。肘打ちで頭部強打のシーンなんか、衝撃の際に自分の意志では動かない方向に頭が動いちゃってる場面もあるし、思わず「うひゃっ!」と奇声を何度も出してしまった。重力・慣性を利用する武道はホントに強いのだが、ムエタイがそうだったとは知らなかったなー。ムエタイ最強というフレーズをマジで信じてしまうほど説得力のある映像でした。でも映画として見ると「無声映画」に近いものがありますね。主人公ほとんどしゃべらないもん。 【ぷらむ少佐】さん 8点(2004-12-03 21:05:10) (笑:1票) |
39.スローが入ってるし、あのリプレイだってかなりウザイ。それに一撃必殺でないところが見ててかなりツライ!それにいつまでも七転び八起きしてくるダルマのような相手に少し興ざめ。ちょびっと辛口になっちゃった。けども、さすがにトニー・ジャーはいいですね。さすがに強靭、見せてくれるね。素晴らしいでした。しかし、それをマイナスしてしまったのがハム・レイとかいうあのジャガイモおじさんだ。なんかやる事なすこと全て空滑りしておったように思えませんでしたか。なんか助演のせいで総合的に評価下げちゃってしまってるように思えた。今後はトニジャーにもやっぱ強力な相棒が欲しいね。一人奮迅ではやっぱ厳ちいものがありますよね。ジャッキー映画が子供ら若い世代にまで愛され広まっていった要因のひとつにはやっぱサモハンというコケティッシュなキャラとの合体があったからこそだったと思うのです。そんな意味では今作の出来では実はまだまだ評価が難しいところです。愉快爽快娯楽映画って極致にまではまだ至っていないと思うのです。例えるなら今回はまだまだ彼のプロモーションビデオであったのだって程度にしか思えないのです。次回作に期待致しましょう。ではと、さようなら。 【3737】さん 8点(2004-11-28 18:18:56) (良:2票) |
38.ヒジによる打撃の恐ろしさを全世界に知らしめた、これぞアクションの新境地。田舎の純朴なカンフー青年が都会のヤンキーを蹴散らすってのは、ブルース・リー、ジャッキー・チェン、リー・リンチェイ以来の王道。トニー・ジャーよ、あなたも続くのです。 【ザ・チャンバラ】さん 7点(2004-11-27 15:50:32) (良:1票) |
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37.昨今のアクション映画といえば、右を向いても左を向いても“ワイヤー”に引っかかる。そんな中で飛び出したトニー・ジャーのアクションは、アクション映画において、なんだか懐かしい革新であると思う。蹴る、走る、跳ぶ、そして飛ぶ。“わあ人間てこんなに動けるものなのかあ”ととても根本的な部分で驚愕する。ジャッキー・チェンの引退が近づいてきた今、彼の存在はアクション映画ファンにとって、大きな希望であろう。今後の伝説の構築に期待したい。しかし、この映画何人怪我人が出たのだろうか?(主役も捻挫してエライ腫れてましたけど……) 【鉄腕麗人】さん 6点(2004-11-26 11:47:11) |
36.コレは凄かった!!!!!!!! ストーリーなんてどうだっていい!もうココまでやるか?!と笑ってしまうくらいの素晴らしい格闘!見事なシーンなんてスローで三回も四回も見せる見せる!負けそうになれば机投げるは椅子で殴るはで必死必死!燃えさかる脚で敵を一掃するとこなんてホントに足が燃えてんだからなー。そのNGシーンなんて酷いもんだよー!(笑) とにかくこの映画はいろんな意味で凄くて手加減なんて微塵もしない!ジャッキー映画に少し疲れが出てきた今、救世主となって現れたトニーージャーー!次には更なるインパクトを与えてくれる映画を切望する!!!!!!! 【ホーラン℃】さん 10点(2004-11-05 00:24:38) |
35.ヒロインが--- 一つ。お色気を使いません。 二つ。ロマンスは使いません。絶対!! 三つ。主役は私じゃない!活躍はしません。 まさにアクション純度100% 【flyhigh】さん 8点(2004-10-28 22:59:20) |
34.最初はムエタイ、途中から香港アクション、最後は007シリーズ…いいなあ…こういう爆発力ある映画は素敵だ… 【ぐりあん】さん 8点(2004-10-19 19:37:48) |
33.主人公(香取慎吾+名倉÷2)の身体能力の凄さにただただ脱帽。 恐るべし、ムエタイ。純朴そうな顔してますが、頭とかえげつない 場所狙って殴ってます。多分かなり殺してるかと。 予告が面白かったので見ましたが、本編も面白かったです。(映画館) 【なみこ】さん 7点(2004-10-15 09:55:04) |
32.K1でイグナショフが何十キロも軽いムエタイ選手にボコボコのやられたのを見ると、立ち技最強なのはムエタイなんだろうかという幻想を抱きます。 この映画はそのムエタイを主体にしてアクションが繰り広げられます。
で、この映画が有名になるきっかけになったのが、あの逸品の予告編。その予告編の期待通り。いや以上だったという感じがします。 ストーリーはきっついんです。なんせ「仏像を取り返す」ですから。ありえないでしょ?今時。
それでも期待以上だったのは、物凄いアクションの数々。 これをジャッキーが見ると、多分相当悔しがるでしょうね。ジャッキー映画の真髄である、どこまでも体張っちゃう映画になっているので。ほんと痛そうですよ、アクションのほとんどが。 物凄い情熱と年月で作られたんでしょうね。とにかく熱い映画です。
主人公の「トニージャーです」は、次も見たい俳優です。ただほとんど無口だったのが辛いところですけど。 |
31.幼い頃から武道や体操などトレーニングしていただけあって、身体能力、バランス感覚、どれをとっても超一級。跳び膝蹴りの打点の高さは凄い。ムエタイに飽き足らず、棒術やトンファーなどの中国武術まで披露。最後はヌンチャクを期待したんですが、出なくて残念。ストーリーは昔からあるようなベタベタですが、やっぱ男としてはこの手の作品は燃えるモンがありますね。予告編も上手かったな。 【ロカホリ】さん 8点(2004-09-21 01:12:00) |
30.昔小さい頃テレビゲームでカーレース物をやると必ず自分の操縦してる車と同じように体を倒し、まるで本物のハンドルを握ってるかのように力強く、ギシギシいわせながらコントローラーを握り締め、わきと手に汗をかき1レース1レースやったもんだが、まさにこの映画がそれと一緒の気分にさせてくれた。それと同様、ジャッキーチェンがまだ香港映画スターで駆け出しで荒削りで、がむしゃらにアクションを前面に見せてくれたあのころを思い出した。 かっこいいよ。 【AXL侍】さん 6点(2004-09-20 22:54:25) |
29.これ、ほんと面白かったです。自分ってこんなの好きなんだなーってつくづく思ってしまいました。もちろん、映画を創る上で、CGを駆使したり、ワイヤーを利用したり、早回しを使ったり、もしくはスタントマンなどを使うことは全然邪道だとは思いません。ですから、これらを禁じ手としたという事実自体は、この映画を評価する上で全く考慮する必要はないと思います。ただ、小津が「俯瞰」や「移動」を自らの禁じ手としたように、作家の個性とは、自らに禁じ手を多く課せば課すほど明確になってくるものではないでしょうか。あるいはルビッチが猥褻表現の規制をかわすために独特のユーモア表現を生み出したように、作家性とは自由からではなく、むしろ不自由さの中から滲み出てくる個性のようなものでしょう。クラシカルな映画において巧みな映像表現が数多くみられるのも、今ほど映像技術が発達していなかった「恩恵」であるという見方も可能でしょう。そう考えると、幸か不幸か、この映画には強引に課せられたこの不自由さが存在していて、明らかに他のアクション映画とは違った個性を映像にもたらすという効用を生んでいます。個人的にお気に入りなのがカーチェイスのシーケンスです。この生々しさは、まさに不自由さの「恩恵」。スローモーションはちょっとわざとらしいのですが、観たことも無い「新鮮」なアクションシーンはまさに圧巻です。ただ、このトニー・ジャーという男。コメディーのセンスが。。。。ない!プロットがプロットだけにこの路線で行くならどうしてもコメディーセンスは必要でしょう。そうでないときっと「飽き」という、作家として最大の難敵にぶち当たるような気がしてなりません。 【スロウボート】さん 7点(2004-09-20 18:06:51) (良:4票) |
28.主人公の"アカ抜けてなさ"がかえって最強さをアピールしているような気がする。こういう奴はキレると怖い。そういう所を今後トニー・ジャーのスタイルとするのか。サブキャラが解説者になってしまうとつまらないから、やはりもうひとつ個性がないと。アクションシーンは普通におもろかった。電動マイクでしゃべるボスはツボに入った。 【Qfwfq】さん 7点(2004-08-31 17:11:07) |