4.《ネタバレ》 いかにもという感じの役柄であるM・デイモンはともかくとしても、E・ノートン以下脇を固める曲者俳優たちの濃くて絶妙な演技には引き付けられました。“KGB”マルコヴィッチのほとんどバカ演技と言ってよいほどの怪演も凄かったけど、中年で堅実なギャンブラーのJ・タートゥーロの生きざまがとってもリアルです。デイモンの借金お願いをきっぱり断るところなんか、単にタートゥーロの小心さを感じる人が多いだろうけど、たとえ友人だろうとも一線を画すというギャンブラーとして一本筋が通った生き方だと私は思うんですよね。 プロのギャンブラー同士ではお互いに見破る眼力があるのでイカサマはしない。逆に素人にはプロのイカサマはまず見抜けないものであるが、素人の警官にイカサマがバレてE・ノートンが袋だたきにされるのは、ちょっとリアリティとしては疑問でした。 安易にスタイリッシュな撮り方をしていないところは好感が持てる、ギャンブル映画の秀作です。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-02-28 00:05:24) (良:1票) |
3.「スタイリッシュ」という言葉がピッタリくるね。テーマをかなり絞って描かれてたのもよかった。エドワード・ノートンが大好きなので彼目当てで見たのだが、毎回違う印象を残してくれる役者さんだ。しかし今回はジョン・マルコヴィッチに軍配。真のギャンブラーとして最後は受けて立つ姿と、緊迫感のある間を持った演技は何度も一時停止したくなってしまった(こっちが緊張してしまって)。 【ブッチ・ハーモン】さん 6点(2004-01-26 23:11:26) (良:1票) |
2.ポーカーのルールは詳しくないのですが、基本的に賭け事は大好きなので面白かったです。あの緊張感や駆け引きがたまりません!あまり俳優を知らない時期に観たので、当時はマット・デイモンを主に見ていたのですが、今改めて出演者を見ますと本当に豪華キャストですね。もう一度観てみたくなりました。 【きすけ】さん 7点(2003-12-01 23:07:42) (良:1票) |
1.確かに地味な映画だが、ムチャ面白く感じたのは俺が博打好きという事か??キャストもみなハマリ役で文句なし。ポーカーのルール知らなくても楽しめるよ。なんかエドワート・ノートンの心理が自分には良くわかる・・。あと最後マットデイモンの「ココでやめたら負けは無いけど勝ちもない」ってとこ博打打ちの心理を表している。好きだな~~。現実なら破滅のパターンだけどね・・ 【shun】さん 8点(2003-03-11 23:30:18) (良:1票) |