5.設定だけでも面白そうですが、観終わっても満足できました。皮肉っぽい場面が好みの別れそうなところです。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-29 17:04:05) |
4.初めて観たときは、何となく「サザエさん」の世界に入り込んでキャラクターや世界観を変えてしまうのと似てるように思えてしまって、自分としては疑問を感じるほうが強くて後味もあんまり良くなかった。サザエさんの中で不倫話とか性的や暴力シーンが出てきたらやっぱりショックだし(^^;でも、終盤の裁判のシーンで主人公が語る「人間には愚かさやいやらしさや暴力なども含めて様々な感情を誰もが持っています」のセリフがすごく響いた。そういう「負の感情」とされている気持ちを持つことも人間として当然のことで、ひとりひとりが心を持っているからこそなんだと思わせくれた。街の人々がみんな本当に50年代の人たちと思えるほど、世界観にマッチしてたな~。トビーの演技も、安心感を与えてくれてとても好印象で、何気ない笑顔が最高。彼はスパイダーマンに変身するよりも、自分の笑顔で人が救えると思う(^^劇中に出てきた化粧品のコンパクト、昔、自分の親もああいうゴテゴテしたの持っていて、なんか懐かしかった。それから、この映画のビデオやDVDのパッケージのデザインが綺麗で面白い。でも、あえて余計なツッコミだけど、雨も降らず火もなく暑さ寒さもなくて、問題起こす人がまったくいない世界のドラマって面白いのか!?サザエさんにだって泥棒は出てくるぞ(笑) 【kiku☆taro】さん 9点(2004-11-29 15:12:36) (良:1票)(笑:1票) |
3.面白い。発想のすばらしさに目を白黒させながら観た。何の予備知識もなく観始めて、最初、「これはアメリカの"Pleasantville"というTVドラマを見ていないとつらい映画なのか?」と心配になったが、全然そんなことはなかった。そのかわり、子供のころに読んだ「ハックルベリ・フィンの冒険」のストーリーを半ば忘れている自分には烈しく自己嫌悪した。色使いが目立つ映画であったが、忘れてならないのは、題名以外のページが白紙だった本の中身が蘇ってくるところ。色の変化だけでなく本の変化を並行的に見せたことで、ファンタジーながらも妙にリアルな説得力のあるストーリーになっていた気がする。一番のみどころは、やっぱり裁判のシーンで町長が主人公の挑発にのせられてしまい「色をなして」怒るところであろう。 |
2.久しぶりに出会った傑作。 監督・美術・トビーが実に上手く作り上げてる映画。色の変化だけじゃなく、カメラワークも、古い映画そのものを見てるようなものから、新しい感覚のものまで上手く織り交ぜて構成されてるなーっと感じました。ほんとにいい映画に出会えて幸せでした。 -1点は「ショーシャンク」にそっくりなシーンを見つけたので。惜しい! 【wood】さん 9点(2001-06-29 23:15:00) |
1.モノクロとカラーが融合した映像は斬新でとてもキレイ。ストーリーはややベタだけどテンポもいいしテーマも濃厚。キャラにも好感が持てるし、かなりハイレベルなファンタジー・ドラマ。 【びでおや】さん 9点(2000-08-19 02:26:43) |