4.《ネタバレ》 この映画、人が殺されすぎ。人が死ぬ場面を妙にリアルに出しているうえ、ちょっと茶化している部分もあって好きになれませんでした。今となっては『ジャッカルの日』のように完全に人を殺す場面を見せない演出なんてのは出てこないのかもしれませんが、2番目のターゲットのときように、何かをやって彼が出てくるというのが想像力がかきたてられていいですね。でもそのあとすぐに、チンピラをやっちゃったので、一瞬でげんなり。また、ロス市警の彼が殺されちゃったのも、うーんがっかり。きっと頼れるものはナニもないんだぞというのを出したかったのでしょうが、それじゃあ観ている私もがっかりなんです。最近の映画とかみて思うのは、こいつがなんらかの働きをみせてくれるだろうと思ってみていると(よーするに見せ場があるだろうと思ってみていると)、見事に途中で殺されたり、まったく何も起こらなかったりで肩すかしをくらわされる場面が多いのです。もとをたどればヒッチコックがはじまりかな。いろんな意味で罪な人だ……。それはともかく、自分自身、期待感を裏切られたくなければ『水戸黄門』だけ観ていればいいとは思います。『水戸黄門』もタマに観ると面白いです。でもそれだけじゃあ、物足りない。やっぱり私は映画が好き。私も欲が深いというか、なんというか。まっ、観客はわがままなものなんです、と開き直っておきましょう。それから要所要所の見せ場に身体にズンズンくる音楽が使われていて、なんかごまかされているような気持ちになってしまいました。音楽の場面になると映画館の椅子がわずかに揺れるんです。それが気になって。映画に音楽は大事だけれど、落ちつかないなぁーというのはどーかなー。でもここまでくると好みの問題なので、しょうがないとは思います。トム・クルーズはかっこよかったです。冷徹にも善人にもなりきれていないところが煮え切りませんでしたが。できればトムくんは、俺はスターだぜって感じで、ノリノリでやってもらいたいです。 【元みかん】さん [映画館(字幕)] 5点(2004-12-04 09:43:48) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 映画館で観たんやけど前半はダレてもた。映画館でダレるってことは、よっぽど自分と波長があってないってことやねんな~。なんでダレたんやろ。嫌いじゃないねんけどな~。こーゆうノリな映画も。トムクルーズも。ダレた理由、とゆーか、観ててテンション下がった点をポケーッと考えてみたんやけど、まずな、タクシー運転手と殺し屋のあいだの緊張感があんまり感じられへんかってん(特に運転手の動揺があんまり)。で、なんか殺し屋があんまり怖くないねん。ちゃうねん。トムクルーズはカッコいーねんで。でももっと怖くしてほしかってん。それと前半はどっか淡々としてんねん。いや派手なシーンとかもあるんやで。そやのに淡々やねん。んで途中の刑事さんの登場する意味が物語的にあんまし意味なさそーやねん。意味あるんやろーけど。あとクラブでのアクションの納得いかない部分が目についてもーてん(標的の奴はなんでかいつまでも座ったままとか)。ただ、後半、殺し屋が人生論を語り、それによって運転手がぶち切れるところからは、結構おもしろく観れました。そこから最後まではドキドキできたし。それに殺し屋の人生論をまじえた渇は、なんか俺にも効いた。運転手じゃないけど、俺もいっちょやったるで~って気持ちにはなったもん。だから後半テンションはあがったん。でもやっぱダレた時間がちょっと長かったんで五点。ごめん。でも家のテレビならもちょっとダレるかも。 【なにわ君】さん 5点(2004-11-14 00:19:27) (良:1票) |
2.トム・クルーズは良かったけど、脚本がいまいちでしたね。 【たま】さん 5点(2004-11-13 21:02:02) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 最後の30分くらい以外はだるだる。こんな感想を持ってしまった最大の原因は、最初の殺人をミスったヴィンセントに対して、実は大した殺し屋じゃないんじゃないかという疑念が最後までついて回ったからだと思う。こういう最初からオチが約束されているタイプの映画は、どうやって最後までテンションを維持させるかが作品全体の印象を大きく左右させると思うんだけど、なんていうか、それができていない失敗作のような気がするんだよなぁ。 【denny-jo】さん 5点(2004-11-07 14:16:48) (良:1票) |