《改行表示》 4.「ポルノグラフィックな関係」を観て気になりだしたセルジ・ロペス目当てに観賞。 邦題からはどことなくファンタジックな感じがしたけど、真面目で重い内容でした。 実は私、腎臓を三つ持ってます、たまに冗談で「いざとなったらひとつ売る~」なんて言うことがあるけど、これを観て少々自己嫌悪に陥りました。 「たぶん大昔から今もずっとどこかでそういうことはあるんだろう」という認識はあったことだけど、やっぱりやりきれないですね。不法移民のそれぞれの事情じゃなく、違う視点で考えさせられる映画でした。 オクウェを演じたキウェテル・イジョホーという黒人俳優さん、なんとハンサムで魅力的なんでしょ、検索したら「キンキーブーツ」のドラァグクィーンのローラでした、びっくりです。「ラブ・アクチュアリー」ではキーラ・ナイトレーの結婚相手ですよね?この人、国籍はイギリスだけど両親は本作と同じナイジェリア出身で、ただ結構恵まれた環境で育っているみたい。この映画に主演した思い入れはかなり強いんじゃないかなあ、なんて思いました。 そしてここではすごくイヤな役なんですけど、やっぱりセルジ・ロペスいいわ~。 「ハリー見知らぬ友人」も観たくなりました。 【envy】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-11 12:51:15) |
3.日本人にはなじみの薄い問題だなぁと思いつつも色々と考えさせられますね。日本も難民を受け入れたらこの作品みたいなことになるのかな。シェナイがオクウェの顔マネをするシーンとダンスするシーンがお好きです。それとファンの腎臓を抜き取るアイデア。スカッとするね。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-08 23:07:31) |
2.◇オドレイ・トトゥが出てるのでもうちっと明るい話かと思っていたらかなりシリアスな内容でした。最後は希望が持てる感じでホッとしました。◇日本では、アジア系ではない=外人 になるわけなんですが、欧州だと見かけだけでは外国人なのかどうかってわからないんだなぁとなんだか当然のことをしみじみ思ったりしてました。(難民制度自体が、日本ではどうしても身近な問題ではないことを痛感) 【ハクリキコ】さん 7点(2005-03-21 22:09:16) |
《改行表示》 1.大都市の移民や不法滞在者を主人公にしたという題材が新鮮で、サスペンスタッチの展開も面白かった。 需要のあるところに供給がある、というわけで、ここでその対象になるのはびっくりのシロモノ。ウーン、、これを伏せるとちょっと書きにくいんだけどこれ以上書いていいやら悪いやら・・ 一応サスペンスだし話についてはホントに書きにくい。 一つ言うと私たちならば簡単に手に入るパスポートも事情ある人たちにとってはとてつもなく貴重なものだということ。外国でパスポートが狙われるというわけもよく分かる。 シェナイ役のオドレイは、アメリのイメージとは全く違う感じのオドオドした日陰のトルコ難民。 彼女を助けるアルジェリア人オクウェ役のキウケテル・イジョフォーは「ラブ・アクチュアリー」にも出てた人だけど、ここでは役得もあって印象が強い。その他弱者を食い物にするR・デ・ニーロ似の支配人など、登場人物たちの事情が次第に明らかになっていくところも飽きさせない。 話にいくつか疑問点もあるものの、ストーリー展開についてはスカッっとしたしとても興味深くて面白かったので7~8点と迷いつつ、、 【キリコ】さん 7点(2004-10-28 20:46:23) |