4.【おじちゃん危篤か どっきり編。今回のマドンナは長山藍子さん。 】 初っぱなから、とらやのメンバーはじめ、皆さん勢ぞろい?かと思いきや、実は一人足りない。そうです 源ちゃんこと蛾次郎さんがなかなか出てこない。とても寂しく感じましたよ(せっかく第一作目から今まで皆勤賞だったのに ) ところがどうして、今回一回だけお休みなのかなと諦めかけてたところにひょっこり出て来ました いやあ、嬉しかった。でもその出て来たタイミングとやらがまた最悪で(笑) もう明らかに寅次郎失恋ショックの尻拭い的要因(つまりが豆腐要因)としての出演枠となっていたではないか(いいのか それで) (≧∇≦)アハハハハ ま、とにかく今回もお顔が見れて安心いたしましたよ 源公さん。
そんな今回のマドンナだった長山藍子さん 結果、寅さん涙だ。とてもヒドイ仕打ちだったね でも彼女に全く心当たりが無かったとはまた これ如何に・・・・ 挙げ句、サクラのお家まで行ってサクラに何かあったのかしらと聞くって あの相談受けた時のサクラの気持ち察したならば・・・・・ サクラを襲った悲劇で幕閉じる。すごいシナリオ。 かぁ~ 男はつらいが女もまたつらいこったねぇ~ 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-11-14 21:06:37) (良:2票) |
3.《ネタバレ》 この映画の寅さん、いかにも「ヤクザもの」の色合いが強く、言動はいつにも増して軽薄、少々コワモテの面すら感じさせます。が、これは実は、本作のテーマ、「カタギになろうと心を入れ替える寅さん」をより浮き立たせるための仕掛け。前半の、親分のために奔走するエピソードを通じ、珍しく人生について悩む寅さん、これまた珍しく無口になってしまいます。が、ここから一転、地道な人生を送ると称し、さらなる勘違いへと突っ走っていく姿が笑いを呼びます。ある意味、フツーの人っぽい挙動をするだけでこれだけ笑いを取れるというのも、うらやましい。でまあ、結局は女性目当てでしか行動していなかった寅さん、あっさり恋に破れ、約束もすっぽらかして遁走してしまうあたり、ほとんど薄情とも言えるほど。ここでは「喜劇映画的ヒーロー」としての寅さんではなく、人間的な弱さを伴った、平凡なひとりの男としての寅さんの姿があります。この『男はつらいよ』というシリーズタイトルに、非常によくマッチしているのが、実はこの作品なのかも知れません。内容的には、前半と後半のつながりにややご都合主義的なものがあり、逆につながりを弱めた感があります。が、前半の北海道での蒸気機関車の描写、これはまさに、「これを描きたいがためにのみ、舞台を北海道に設定したに違いない!」と思わせるほど、機関車の迫力を存分に伝えており、見ごたえアリ、です。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-17 23:21:03) (良:2票) |
2.《ネタバレ》 監督が山田洋次に戻った本作。シリーズを順番に見ていると違いが分かりました。寅次郎の「純粋」な部分と「バカ」な部分の綱引きを微妙に演出するのが上手いと思います。また、シナリオの部分で、身内の関係の中でも叔父夫婦とさくらの関係に深度差を持たせることで、人情の機微が豊かになった印象です。ストーリーもきれいに1本の線で繋がっています。不吉な夢を見て叔父の身を案じる(純情)→叔父を案じる自分に酔い葬式手配(バカ)→叔父で果たせなかった恩返しを渡世の恩人で果たそうとする(純情)→恩人の息子を強引に連れ戻そうとする(バカ)→恩人の息子の身上に感銘を受ける(純情)・・・という具合。恩人の息子の姿勢とさくらの説教が身に染みて働き始めるが、失恋で失速するのはちょっとイージーで「真面目に働く」域までは辿り着いていない。でも、仕事を投げ出したことを責めず、傷心の兄を慰めるさくらの優しさが際立っていました。寅次郎は基本的には「迷惑な奴」じゃないと物語が成立せず、威勢を張る局面と萎れる局面の2面性の橋渡しがこのシリーズの根幹。そこが曖昧だった前作を原点に戻したような印象を覚えました。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-06-08 02:47:06) (良:1票) |
1.再び山田洋次監督となった作品。珍しく、堅気になる努力をしている。んだけど、やっぱりねえ。油まみれになって汗水たらして、って言われるとその通りの意味しか取らないし、例えばって言うと、さっき見てきた職業しか思い浮かばない。ギャグの基本だ。庶民の暮らしもまだまだ豊かとはいえないな。 【パセリセージ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-13 10:43:51) (良:1票) |