14.佐藤蛾次郎氏に、つい最近、偶然その辺りの路上で出くわしました。 自分の名前の入ったTシャツに、奇妙な手押し車を押してました。 背丈が思っていた以上に低く、驚きました。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-04 22:59:12) (笑:3票) |
13.【おじちゃん危篤か どっきり編。今回のマドンナは長山藍子さん。 】 初っぱなから、とらやのメンバーはじめ、皆さん勢ぞろい?かと思いきや、実は一人足りない。そうです 源ちゃんこと蛾次郎さんがなかなか出てこない。とても寂しく感じましたよ(せっかく第一作目から今まで皆勤賞だったのに ) ところがどうして、今回一回だけお休みなのかなと諦めかけてたところにひょっこり出て来ました いやあ、嬉しかった。でもその出て来たタイミングとやらがまた最悪で(笑) もう明らかに寅次郎失恋ショックの尻拭い的要因(つまりが豆腐要因)としての出演枠となっていたではないか(いいのか それで) (≧∇≦)アハハハハ ま、とにかく今回もお顔が見れて安心いたしましたよ 源公さん。
そんな今回のマドンナだった長山藍子さん 結果、寅さん涙だ。とてもヒドイ仕打ちだったね でも彼女に全く心当たりが無かったとはまた これ如何に・・・・ 挙げ句、サクラのお家まで行ってサクラに何かあったのかしらと聞くって あの相談受けた時のサクラの気持ち察したならば・・・・・ サクラを襲った悲劇で幕閉じる。すごいシナリオ。 かぁ~ 男はつらいが女もまたつらいこったねぇ~ 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-11-14 21:06:37) (良:2票) |
12.《ネタバレ》 まだまだマドンナとの絡みが少ない初期作品ですが、再度監督が山田監督に戻り、旅路→恋→知らぬ間にマドンナかその思い人を後押し→失恋→さくらに強がる→旅立ちの黄金パターンがほぼ固まった作品かと。長山藍子、彼女は悪くない。けど、寅さん可哀想に。しかし失恋した寅さんが職場放棄した後を勝手に任された蛾次郎さんの方がもっと可哀想、、、その後、その蛾次郎さんにも辞職されるであろう豆腐屋さんも可哀想(笑) 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-05-13 02:27:24) (笑:2票) |
11.《ネタバレ》 まずは冒頭、おいちゃんの葬儀騒動で笑わせてくれますが、それ以降は北海道に再び旅に出るまでの間に裏の工場の職工をバカにしたり、さくらに本気で説教されたり、それでも懲りずに「上手くいったぞ!」と登と旅に出ていく寅さんの地道な暮らしとは程遠い情けなさをこれでもかと描き、北海道では寅さんのルーツであるヤクザなテキヤ稼業の一面を見せながら地道な暮らしの大切さに気付くことになる出来事を見せる。ここまでには、いつになく笑いの要素が少なくシリアスな描写が印象的です。再び帰郷後、地道な暮らしを目指して額に汗して油まみれになって働こうと奮闘する寅さんとその中に寅さんの恋が描かれ、いつも通りフラれるとあっさり旅に出てしまう。ラストは登と再会して何も変わって無い寅さんの姿で終わり、やはり寅さんに地道な暮らしは無理だったんだなあ…。という事になるのですが、そんな寅さんの平凡で地道な暮らしへの憧れと、その心の移り変わりを辿っていく話の流れが実に素晴らしい作品だと思います。 【とらや】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2009-12-24 14:19:47) (良:2票) |
10.ここでの長山藍子さんは本人自身無意識無自覚、残酷度シリーズ中ナンバーワンマドンナですね。源ちゃんじゃなくったって、あの夏の夜の告白アプローチは、逆プロポーズと取らなくて一体どう解釈したらいいんでしょう?長山さんはテレビ版でさくらを演じた女優さんという事で倍賞さんとどこか似ている雰囲気、だからこそ余計に始末に負えないw。いや、でも寅さん映画のマドンナは、こういう人じゃなくちゃいけないんです!こういう残酷マドンナに恋するからこそ、寅さんの滑稽で愚かだけどおかしくも愛すべきキャラクターが一層際立つんです!シリーズ第五作目にして寅さん映画の、ある意味完成形に達した感のある逸品。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-09-17 11:07:36) (良:2票) |
9.《ネタバレ》 この映画の寅さん、いかにも「ヤクザもの」の色合いが強く、言動はいつにも増して軽薄、少々コワモテの面すら感じさせます。が、これは実は、本作のテーマ、「カタギになろうと心を入れ替える寅さん」をより浮き立たせるための仕掛け。前半の、親分のために奔走するエピソードを通じ、珍しく人生について悩む寅さん、これまた珍しく無口になってしまいます。が、ここから一転、地道な人生を送ると称し、さらなる勘違いへと突っ走っていく姿が笑いを呼びます。ある意味、フツーの人っぽい挙動をするだけでこれだけ笑いを取れるというのも、うらやましい。でまあ、結局は女性目当てでしか行動していなかった寅さん、あっさり恋に破れ、約束もすっぽらかして遁走してしまうあたり、ほとんど薄情とも言えるほど。ここでは「喜劇映画的ヒーロー」としての寅さんではなく、人間的な弱さを伴った、平凡なひとりの男としての寅さんの姿があります。この『男はつらいよ』というシリーズタイトルに、非常によくマッチしているのが、実はこの作品なのかも知れません。内容的には、前半と後半のつながりにややご都合主義的なものがあり、逆につながりを弱めた感があります。が、前半の北海道での蒸気機関車の描写、これはまさに、「これを描きたいがためにのみ、舞台を北海道に設定したに違いない!」と思わせるほど、機関車の迫力を存分に伝えており、見ごたえアリ、です。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-17 23:21:03) (良:2票) |
8.《ネタバレ》 「それから考えることも地道にね、あんまり飛躍しちゃダメよ。」という、さくらの台詞が最高でした。兄を傷つけずに言える精一杯の表現なのだろう。長山藍子の存在を知った時の表情といい、所帯を持つかもしれないという兄の電話を受けた時の表情といい、この人は寅の宿命を理解している。とら家の誰もがわかっていない兄の悲しみを知っている妹。 二作目、三作目と若干影薄かったが、やはりこの妹がちゃんと物語の中で生きていないと、男はつらいよという映画はダメなんだと再確認した気がする。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-05-12 17:19:17) (良:1票) |
|
7.《ネタバレ》 久しぶりの山田洋次氏の監督・脚色作品、寅さんユニットの面々がこれほど生き生きと仕事をしている貴重な作品です。「死」や「労働」が重要なテーマとなる喜劇の完成作品というと言い過ぎでしょうか。 でも、隠されたテーマがあるからこそこの作品に深みがあるのではないかと思います。 その隠されたテーマは「妹への恋情」ではないでしょうか。
豆腐屋の娘を演じた長山藍子は、ご承知の通りテレビシリーズで妹役を演じていました。 山田監督はその女優を第5作にしてマドンナにしたわけですから、とてもわかりやすい。
しかも井川比佐志(テレビでは「博役」)を婚約者にしていることからもそのストーリーが出来上がっています^^
監督はこれが最後という気持ちで制作したという話も聞きますが、 これからの作品での寅さんの女性関係における危うい立ち位置を見事に描いている秀作だと思います。
倍賞千恵子(さくら)の絶妙の演技が光る作品でした。
おいちゃんの「だめだこりゃ」も完成形でした!
それにしてもSLの存在感がすごかったですね^^ 【karik】さん [インターネット(字幕)] 10点(2013-09-12 22:18:52) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 監督が山田洋次に戻った本作。シリーズを順番に見ていると違いが分かりました。寅次郎の「純粋」な部分と「バカ」な部分の綱引きを微妙に演出するのが上手いと思います。また、シナリオの部分で、身内の関係の中でも叔父夫婦とさくらの関係に深度差を持たせることで、人情の機微が豊かになった印象です。ストーリーもきれいに1本の線で繋がっています。不吉な夢を見て叔父の身を案じる(純情)→叔父を案じる自分に酔い葬式手配(バカ)→叔父で果たせなかった恩返しを渡世の恩人で果たそうとする(純情)→恩人の息子を強引に連れ戻そうとする(バカ)→恩人の息子の身上に感銘を受ける(純情)・・・という具合。恩人の息子の姿勢とさくらの説教が身に染みて働き始めるが、失恋で失速するのはちょっとイージーで「真面目に働く」域までは辿り着いていない。でも、仕事を投げ出したことを責めず、傷心の兄を慰めるさくらの優しさが際立っていました。寅次郎は基本的には「迷惑な奴」じゃないと物語が成立せず、威勢を張る局面と萎れる局面の2面性の橋渡しがこのシリーズの根幹。そこが曖昧だった前作を原点に戻したような印象を覚えました。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-06-08 02:47:06) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 マドンナは長山藍子。
彼女はテレビシリーズでさくらを演じていた。その彼氏が同じくテレビシリーズで博役だった井川比佐志。寅さんが井川のことを博に似てると何度も言うのだけど、そりゃそうだ。同じ山田作品『家族』『故郷』でも井川比佐志と前田吟は兄弟だったな。その時は井川が倍賞千恵子の旦那だったというところも錯綜していて面白い。
真面目になろうとする寅さんが語る「額に汗して、油にまみれて働く、、、」というのがさくらの寅さんに対する説教の受け売りだというのが笑える。 【onomichi】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-04-28 22:56:00) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 寅さんはいい嫁さえ見つければ地道に働けそうじゃないか、ということが分かる一本。 序盤では、首根っこひっつかまえてでも親子を引き合わせて、感動の対面をさせると思いきや、あっさり失敗に終わるところにビックリしました。 それをきっかけにヤクザもんの行く末を考え、真面目に働こうとするという展開が自然で無駄がない。ストーリーのテンポも良く、自分を見つめ直し奮闘する寅さんや、突っ込んだりボケたりと忙しいおいちゃんがイチイチおかしくて、全編楽しく見させてもらいました。しかし、それとは対照的に終始心配しっぱなしで憂い顔なさくら(いつもだけど)もとても印象的。 またしても一人相撲な寅さんには涙させられました。 相手に良い人がいるかどうか先に確認することを学んだ方がいいですねー。 でも、あんなん言われたら誰だって勘違いしますよね、出番少ないからってあんな告白は非道すぎるぞ! 無自覚だから尚更タチが悪い! それでも源ちゃんを置いて出ていく事に寅さんの責任感を…感じないですね。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-04-05 15:09:09) (笑:1票) |
3.おいちゃんの死亡騒動(嘘)から幕を開ける本作は、何だかんだでシリーズ第5作目。もういい加減寅さんの名調子も勝手に覚えてきました(^^;。監督は前作・前々作から変わり再び山田洋次の元へ。今回の寅さんは何と堅気になる~!?皆の言う「地道な生活」って絶対寅さんにだけは向いていないと思うんだけどなぁ…。でもあんな頑固で移り気な性格でさえなければ、寅さんって人間としてはかなり良く出来た方だと思います。義理堅くて人情深く、その上仕事は至って真面目。ただ女心をちょっと勘違いしているところはありますが。そんなわけで今回も見事な振られっぷりを披露してくれますが、ここまで来るともはや脚本家の意地の悪ささえ感じてしまいます。とは言えそこがまた「男はつらいよ」の醍醐味、この失恋を見たいが為に毎シリーズせっせと観ているのです。まるで観る者全ての悲しみを寅さんが一身に背負ってくれているかのように…。これだから「男はつらいよ」はやめられないよ! 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-28 22:52:05) (良:1票) |
2.再び山田洋次監督となった作品。珍しく、堅気になる努力をしている。んだけど、やっぱりねえ。油まみれになって汗水たらして、って言われるとその通りの意味しか取らないし、例えばって言うと、さっき見てきた職業しか思い浮かばない。ギャグの基本だ。庶民の暮らしもまだまだ豊かとはいえないな。 【パセリセージ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-13 10:43:51) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 この第5作「望郷編」、私の中では全48作品の中でも上位を入るぐらい大好きです。この作品、単なる喜劇ではありません。勿論、喜劇の形は取っているものの、どこか悲劇ぽい要素も感じる。寅さんの昔、世話になったやくざの親分が危篤と知り、その息子に教えてあげよう、死ぬ前にひと目だけでも会わせたいという寅さんの人情、まさしくこれぞ寅さんの人情味溢れる世界だと思います。そんな寅さんのいつも通りの笑いの場面、特においちゃんやおばちゃん、さくらに博に裏の印刷工場のたこ社長達に真面目に働きたいから何か良い仕事ないかと相談してのその後のやり取りは面白い。 【青観】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-07-01 22:52:24) (良:1票) |