白い風船の投票された口コミです。

白い風船

[シロイフウセン]
Badonak-E Sefid
1995年イラン
平均点:6.75 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
ドラマファミリー
新規登録(2004-08-06)【かんたーた】さん
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監督ジャファール・パナヒ
原作ジャファール・パナヒ(原案)
脚本アッバス・キアロスタミ
美術ジャファール・パナヒ
編集ジャファール・パナヒ
あらすじ
イスラム暦の年末、七歳の少女ラジエは店先で見た「泳ぐ姿が踊ってるみたい」な白い金魚が欲しくて仕方がない。やっとの事で母親からお金を貰ったものの、そのお金を落としてしまう・・・。
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【口コミ・感想】

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2.あくまでおつかいに出た少女の心理に寄り添いつつ話を進めていき、ラストでパッと三人称になる手際。ある意味では残酷だが、しかし少女の世界がパッと開けて、仕立て屋の徒弟やら兵士やら風船売りやら都会で独りぼっちで暮らしていた周囲の星々が輝き出す、という感じ。もしかすると彼らの対極にあるのは、家で怒鳴っている父親(とうとう姿を見せない)なのかもしれない。第三世界の映画というと「家族の愛」とか「地域の親和」とかのテーマを読み取りがちだが、「都会の孤独」だってやっぱりテーマになるのだ。大人の社会に触れる子ども。おばさんには愛想よかった仕立て屋が、子どもだけになると無視する。大人は大人の客とのケンカで頭がいっぱい。そして変なオジサンっぽい相手には用心しなくちゃいけないし。そういう緊張があって初めて、子どもたちがガムをくちゃくちゃやり、目を見かわし、なんとなく笑ってしまう、なんてスケッチが生きてくるわけだ。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2009-08-11 11:56:23)(良:1票)
1.泣きそうな子供からお金を取る芸人、それを無表情もしくは半笑いを浮かべて助け舟も出さず眺めているだけのギャラリー。お金を落としても手を貸してくれない大人たち、困っている子供に物欲しそうな顔で話しかける若者。全てが私の価値観・良識と符合せず、いつしか自分の価値観が、この世界ではてんで的外れなことに気付く。“価値観を試される映画”だと思った。この世界では、これがあるべきあり方なのだ。誰も文句は言わないし、文句などそもそも発生しない。悪意もない。罪もない。あるべきあり方として、世界が構築されている。私がこうやって指摘するのも野暮な位に。そして、助けてもらってもお礼1つ言わない兄妹たち。うーむ、自分の価値観をとことん試された。私も随分頭が固い。
ひのとさん 7点(2004-09-22 19:57:52)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 6.75点
000.00%
100.00%
218.33%
300.00%
400.00%
500.00%
6325.00%
7541.67%
8216.67%
900.00%
1018.33%

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