7.これはアレですね、アメリカのどこか田舎のアメージングゾーンに迷い込んだ若者達が、面白半分で不気味な館に迷い込み、そこでとんでも変態一家に遭遇し「へっへっへっ、お前らここから生きては帰さんぜぇ~」という状況に陥ってしまうアレ、簡単に言うと「悪魔のいけにえ」みたいな映画ですね。でも、アメリカは広いですから、田舎の辺鄙な場所とかに行くと本当にありそうだから怖いですよね(あるわけない)。この映画もやはりそのパターンなんですが、館に辿り着くまでに仕掛けが色々あって面白いです。冒頭のピエロの店を紹介する番組や、アトラクション「殺人鬼の世界」などは、低予算ながら地味にしっかり作ってあってワクワクしました。ただ、意外だったのは、あの白塗りのピエロがあとで殺人鬼に変貌して大暴れするんだろうな、と思っていたら、後半あんまり活躍しなかったのがちょっと残念です。結構おいしいキャラだったので。 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-11-23 01:08:08) (良:2票) |
6.《ネタバレ》 マリリンマンソン、スリップノットと並ぶへヴィーロックの帝王!愛すべきロブゾンビ様の監督作品ではありませんか! マリリンマンソンが現代ゴスロックの帝王ならば、ロブゾンビはB級ホラーロックの帝王ですかね(ねんて勝手に言ったりして、怒られちゃいますね)。 僕の大好きなバンドであります! 初期バンドが「ホワイトゾンビ」だったり、PVで「カリガリ博士」をやったり、本当にホラー大好き全開な彼です。
この作品はロブゾンビがいかにホラー映画を愛しているかが痛いほどに伝わってくる作品です(痛すぎるほどに!)。
ロブゾンビは「ホラーはこんなものだ」と分かりきってやっているのでしょう。 ごく「当たり前」のように。だからそれは観るこちら側にとってもごく「当たり前」な事なのです。 そのために、とても「表面的」な感じもします。 彼は自分の知っている事だけをやっているので、やっている事が意図的過ぎるのです。 空っぽの「ぬけがら」です。 だから緊張感もありません。 全然引き込まれないというのは、作品として致命傷です。 絵的には面白いですが、中身が描けていないような気がいたします。 その奥にある「狂気」が足らないで、「笑い」にもいっていない気もします。 その点では「悪魔のいけにえ2」「死霊のはらわた2」は傑作なのです。 ただ悪趣味は全開で、それを楽しめます。 しかし不思議と、何が出てきても驚かないのです。 「魚」の場面は少しビックリしたけど、でもちょっと普通な感じで、狂気が足らない感じ。 (あの場面はもっと普通じゃないだろ!?もっと異常なんだと思う。それが何故か鬼気迫る感じが伝わってこないのは僕だけかなぁ?) でも捕まった娘と「父親」との対面の場面はなかなかではないでしょうか。
最初は良かったんだけどなぁ、、、ガソリンスタンドのピエロにも狂気を感じたし。
「その人には、その人に合った表現方法があるのだなぁ」と思いました。 ロブゾンビの音楽にはノリノリでとても聴きやすいのに、ほのかに狂気も感じられ、またカラフルでハイテンションでちょっとサイケデリックな麻薬性のある感じの素晴らしい音楽だと思っています。
むしろロブゾンビには遊園地を作ってもらいたかった(子供は禁止だけれど)。
でも彼のホラー愛には尊敬するものがあります。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-06-26 04:18:13) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 前半のライドショーは面白かったが、後半、モロ『悪魔のいけにえ』的な展開には不快指数MAX!クライマックスのフリークショーに至っては、もう何が何やら…。監督のホラー愛は伝わったが、やり過ぎ感は否めない。変態ねーちゃんは可愛かった。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-02-27 19:54:27) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 う~ん…、亜流の「悪魔のいけにえ」という感じが否めないですね。序盤は出演者全員が妙にハイテンションで、ピエロの男との絡みや「殺人鬼の館」なんかもユーモラスで結構面白かったんですが、中盤以降の雰囲気の一変はどうでしょうか…。そもそも映画として、あまりにも空気が違う2場面からの構成によって、中途半端なイメージになってしまった気がします。むしろホラーにこだわるなら序盤の思わせぶりは不要。逆にコメディホラーを目指すなら、残酷な展開の果てに救いを見せてあげないと…。「悪魔のいけにえ」は、ギリギリ「こんな変態一家に捕まったら怖いな」と思わせるリアリズムがありましたが、この映画の変態一家は妙にクリーチャー化してしまって、残酷描写内でのコメディ的な台詞も全て観客からしてみれば面白さに繋がりません、言わばタダの不快映像。しかも残酷描写が別々の人物に交互に見せられ、そこにドキュメンタリー風の全く別の映像も混ざってくるので、観ていて理解に疲れる部分がありました。あまりにも過度な残酷描写の連続と笑いは繋がらないと痛感。その微妙な部分を保ってた「悪魔のいけにえ」の凄さを改めて感じる作品となりました。低予算で頑張ってますが、救いの無い作品は嫌いなので-2点です。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [インターネット(字幕)] 3点(2006-08-18 03:42:43) (良:1票) |
3.変態一家の残酷ショーをプロモーションビデオ風に見せる悪趣味映画ショーやった。でも直接的なエログロ描写や猟奇性やドキドキ感は少なめ。だから変態バカっぽい。銃口を突きつけた後の間が異常に長いのが、さらにバカっぽい。てゆーか、どっかショー的な見せ方でリアル感ないんで、こーゆうのを見慣れた人には微妙って感じかも。もちろん見慣れてない人はエグイ展開なんでうんざり度大。後半はお化け屋敷展開で意味不明。映画全体がマーダー・ライド・ショーとゆうアトラクションなんだと思って見ろってゆうノリなんかな。ちなみに変態セクシーねーちゃんは監督の嫁はんやって。ええ嫁やな。 【なにわ君】さん [DVD(吹替)] 5点(2005-06-14 20:52:44) (良:1票) |
2.全編に渡って血飛沫と変態まみれのブッ飛んだ映画ではあるが、70年代ホラーの陰惨さを的確に表現していると思う。この不条理な恐怖の連続は「悪魔のいけにえ」そのもの。カタルシスもクソもない悲惨な終わり方も好感が持てる。最後に偽警官を轢き殺してスカッとしちゃう「テキサスチェーンソー」とは大違いですな。ただ、頻繁に挿入されるドキュメンタリーチックな映像は好みが分かれそう。ぶっちゃけ無かった方が緊張感が維持出来たと思うんだけどな・・・。 【終末婚】さん 7点(2005-02-18 21:43:08) (良:1票) |
1.これは感想言い難い作品ですねえ・・。中盤以降、前半のノリからは考えられない残酷な展開が待ってる訳ですが、これがもう結構精神的にクルもので、尚且つ訳わかりません。ただとにかく残酷なシナリオにしたいという意図がありありと伝わってきます。残酷だけど、直接的な残酷描写が少ない所は悪魔のいけにえとも通ずる所もありますが、面白味という観点で比べると・・・。面白味が欠けているという理由から、観終わった後もイヤーな雰囲気が立ち込めますよ。あまり良い映画とは思えませんが、いろんな意味で残酷で、そのジャンルだけみると100点満点です。 【ホーラン℃】さん 5点(2004-09-23 00:34:32) (良:1票) |