22.見終わった後何日も余韻が残る。ここまで心を鷲掴みにされるのは何故だろう。純粋性の偉大さの勝利かな。偏見なしで見て欲しい。 【ぷうボス】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-28 20:54:01) |
21.《ネタバレ》 劇場で観ることが出来なかったのでDVDを買って観ました。原作未見ですがよかったです、最後の30分は特に。タイトルの意味が分かったところなどは今まで観た映画の中でも最高級の驚きと、嬉しさと、悲しさなどの入り交じった複雑な感動でした。でも、なぜか泣きはしなかったな。その代わり観終わった後はとてもすがすがしい気持ちになりました。ちょっと人に勧めたくなる、そんな映画でした。 |
20.会いに来た竹内は、本当は竹内ではないほうがよかった。なんか知らんが、神というか、幸せを運ぶ天使というか、とにかく死んだ奥さんで無い誰か。そんな赤の他人が、愛する母を失った哀れな父と子を救済に来た、という映画なのではないか。だから記憶喪失ではなく本当に知らないし、日記を読んで状況を把握した後も、中村を愛するのは、父子を救済するための芝居なんだ、そう考えていた。・・・で、それで自立していく父子の映画なんだ、良い映画やなあ、と、思っていたら、おやまあ、あの竹内は本当にタイムスリップしてきたのかいな、うそじゃなかったんだーーーと、勝手に少しさめてしまった。しかし驚きの感動があったので、僕は好きです。セカチューよりも志の高い映画。あ、思い出した、白い犬とワルツをに似てるんだ。 |
19.澪が雨と共に去っていって「まあまあだったな~」なんて思ってたら、そこからが凄かった。深い感動と爽やかなラスト、本当に素晴らしい 邦画もまだまだ捨てたもんじゃない。それと「秋穂君、寒いね」って言葉がなんか気に入ってる。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-10-11 15:22:02) |
18.《ネタバレ》 当初この映画が映画館で盛隆していたころ、「はぁ~ん?最近流行ってるお涙頂戴ものだろ。結構です♪」とスルーしていた。が、死んだ妻が帰ってくるという内容を小耳にし、これって感動するんじゃない?と意気揚々と観た。始めの方、アーカイブ星って何?+戻ってきた妻が記憶を失っててがっかり+たっくんの病気が筋のための病気っぽいetc.で「あら~、こいつは期待ハズレだ」と消沈しかけてたが、ラストの妻の日記で号泣!そうだったのか!その時になってビデオの中で「元気一杯の男の子♪」とか向日葵畑での自信っプリとかがすとんと理解できた。これほど、そうだったのか!という映画はしばらく観ていない。いい脚本です。澪の決断と意思に心動かされた。しかし個人的に思うことは、死んだ愛妻が帰ってきてあそこまで冷静かつ遠慮がちにいられるのだろうか。自分なら号泣して抱きしめにいくに違いない。あと未来に来て仲良くなる時、及びビデオの中の妻にもう少し愛情表現して欲しい。もっと幸せなら幸せ一杯な顔でいたら、たっくんも「幸せにしてあげられなかった」と嘆くこともなかっただろう。しかし細々したことを差し引いて有り余る感動だった>日記。もう一度みると他にも未来を知ってるからこその発現や複線が見つかりそうなのでもう一度観たい映画だった。主題歌は好きな曲だが、評判の通りミスマッチの感あり。 【ジムプリチウス】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-31 22:17:59) (良:1票) |
17.《ネタバレ》 ・・・・。交通事故がきっかけで彼女は未来が見えてしまった。そしてすべてを知った。これからあの男性と結婚して子供を生んで・・・すぐに死んでしまうという運命が待っていることを!もし、これからあの男性と出会おうとせずに、別の男性と結婚すれば、彼女には別の人生が生まれて死ぬことはなかった。それは彼女も分かっていた。しかし彼女の決意は自信に溢れていた。 死ぬと分かっていながら、未来の子供と出会うために、彼女は遠くにいる未来の夫に電話をかけた。彼女の決意はこの言葉にすべてが込められている。「いま、会いにゆきます」・・・・・・・。うおおおおぉ!! タイトルの意味はそういうことだったのかー! もう涙ボロボロですよ!! こういうのは、理屈じゃなくて感情だと思います。 一度、泣きのツボにはまったら、もう駄目です。 あの家族が何をやっていても泣けてきます。1つ分かったことはこの映画の映像は、あくまでも今あるものを美しく見せようとするのではなく、あるがままの自然な形をそのまま映そうとしている様子が伺えます。人生は楽しみだけでは不完全。苦しみや悲しみが伴ってはじめて完全なものになる─。 最初は冷めた目で見ていたことは事実です。私もいちおう男だから泣くなんて恥ずかしいと思っていた。しかし後半から涙が出そうになるのをこらえるのがだんだん苦しくなってきた。 そして最後のあの日記のせいで私の努力は涙の泡・・いや水の泡となってしまった。 貯まった涙がダムの決壊したときのように勢いよく流れてしまったのです。まさにボロ泣き洪水注意報発令ですよ(T_T) 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-19 18:59:55) |
16.この映画、最後の種明かしとして彼女視点から語られるシーンが、反則的にキますね。滅多に泣かない自分がボロボロ泣き通しでした。しかも観終わった後も、どこか切ないながらもあたたかい感情の余韻が残ります。久々に観てよかったと感じた邦画でした。 |
15.正直なめてました。ファンタジーもののラブストーリー?どうせぐだぐだで終わるんだろう?なんて思ってました。今は反省してます。すいません。 梅雨時の優しく降り続く雨。そんな雨のように優しく切なく心に染みる物語。それでいて鑑賞後は爽快な気分にすらさせてくれる。なかなか出会えない一本になりました。 中村獅童は、キレた役柄よりこういったひとくせある普通の人を演じた方がはまっていると思います。出演者全員気負うことなくナチュラルな演技で、観ていてストレスを感じる瞬間がありませんでした。 大切な人と一緒に観てください。きっと手を繋ぎたくなるから。 【赤毛のダニー】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-05-17 16:44:15) |
14.《ネタバレ》 いやー。凄い!邦画凄い!「下妻物語」「深呼吸の必要」「きょうのできごと」と、外さないっす。(デビルマンは見てないですけど)
なんていうか色んな要素が良いんすよ、脚本もしかり。出演者もしかり。音楽も。ほんと心に染みる純愛物語です。
それにしても脚本良いっすね。特に、澪が日記を見て全てを気付いてからが猛烈に良いです。物凄く切ない。で、予定通りの別れで終わるきや、あの種明し。あの途中「あれ?あれ?」と思っていたところも、ラスト何分間の種明しで、「そういうことか!」と納得させられるように伏線が上手く生かされていたように思えます。 しかし、この種明しは一回見て終わりっていうよりも、DVDを購入してからまた、何度も見たいような魅力を秘めています。 「初めてのキスみたい」って言ってた台詞も、見終わってみるとやはり初めてなんだなぁー。と色んな発見がまたありそうで。。
出演者も良くって、竹内結子可愛いっすねー。月9とかに出てた時より遥かに良いっすよ。巧の同僚の永瀬みどりに相談してて泣き出すところで涙腺刺激しまくりっすよ。あれはずっこいっす。で、さらに獅童さんはさらに良い。ピンポンの時とえらい違いじゃないっすか。途中からは獅童さんの一挙一動になんか泣けてくるし。うーん。上手いなー。別れの時の「幸せに出来なくてごめんな」って台詞も予想してましたけど、涙腺刺激しまくりやがりましたよ。あれもずっこいっす。その後の「似た親子だなぁー」って素朴な台詞 で追い討ち。 「いま会いにゆきます」の本当の意味を知って再度追い討ち。やられた。。
若干前半が間延びした感があるものの、もういちど見ると点数が上がりそうな気がしますけど、とりあえず9点入れときます。
それにしても、後味が猛烈に良いのは、出演者に悪人が一切いない点が要因の一つとしてあるんでしょうね。エンドロールが流れている時、とても心地良かったです。 【シネマレビュー管理人】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-03-29 22:53:28) (良:1票) |
13.良かったです。。。終わったかと思ったらあとからあとからいろんなことがわかって、こういうあとからビックリ事実みたいなのって大好きです☆ 最初は『黄泉がえり』と似た感じなんだろうなーってくらいでしか思ってなくて見に行ったんですけど、全然こっちの方が良かったです。大好きな人と見に行って2人とも感動しまくってたのに、こっちの2人には進展なしです・・・ 普通、この映画一緒にとか見たらいい雰囲気になるんじゃないかなー・・・ 頼っちゃダメ? DVD出たら買ってもいいと思いました。。。 【mako】さん 9点(2005-02-26 10:38:19) (良:1票) |
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12.露の季節なのに柔軟材を使ったようなフワフワ感。自分の命より大切な家族愛。「死ぬまでにしたい10のこと」に似てたけど、より純粋でより暖かみを感じました。 【モチキチ】さん 9点(2005-01-28 20:48:11) (良:2票) |
11.とてもよかったです。年末に「ターミナル」と続けて友人と見て、「こちらの方がよかったよね」と意見が一致しました。”雨の季節”だからか、全体から感じられる瑞々しさ、落ち着いた雰囲気がまずよかった。それから3人が自然に仲良くなっていくのがよかった。あと、外国人が感じる「日本」や、いかにも日本映画という「日本」の描き方でなく、身の回りにありながらどこか郷愁を誘う「日本」の姿を描いていたのがよかったです。なんか背伸びせずに原作を生かして作ってみたら、意外にいろんなことがはまって、普遍性のある良い映画になったのかなという感じがしました。 |
10.《ネタバレ》 佳作。原作・監督・脚本・カメラなどのスタッフ陣、および、主役の二人を含めたキャストにおいて、大物や気鋭の新人といった役者は見当たらない。中村獅童にしたって、竹内結子にしたって演技がそんなに上手いわけでもない。はっきり言えばエースのいない布陣だと言いきっていいかもしれない。その、期待できないメンバーがずらずらと並ぶエンドロールを、僕は驚きと、感動で熱くなった目をゴシゴシしながらみた。うるんでた。確実に。詳細を突けばキリがない。(手帳薄すぎ!とか。)もとよりそんなに高尚なストーリーでもない。だいたい原作を読んでる他の観客が先どりして泣いている。しかし、いいよね、これは。高校時代の二人の雰囲気もいいし、大人になってからの二人もいい。ずっと寝てる所長もいいし、喫茶店で泣いてしまう竹内結子もいい。そして、エンディングでのキスもいい。誕生日ケーキもいいじゃないか。全部ベタ。しかし、それを愚直にやられたら感動するんだね。下手な演出がないのがいいよ。本当に、3人の生活がずっと続けばいいなと思ったもの。いい映画を観たと思います。みなさんが触れていますが、主題歌でマイナス1点。 【fero】さん 9点(2004-12-24 01:04:57) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 原作も読んでしまうほどすごくこの映画を見るのを楽しみにして行ったのですが、期待をあまりうらぎられず、見た後とてもきもちがよかったです。自分の寿命がたとえ短いものだとしても、愛する人といっしょにいることを選んだ澪は、すごく強いな、と思いました。あと、最後の佑司の誕生日のシーンで、バースデーケーキが目に入り、「ママより」と書かれていて、そのケーキの横で背比べしている巧と佑司を、澪が笑ってみているような気がして見ている私まですごく幸せな気持ちになれた瞬間に、オレンジレンジの曲とともにエンドロールで、本当に涙が決壊したダムのようにでてきました。本当にいい映画でした! 【aimee】さん 9点(2004-12-03 02:19:38) (笑:1票) |
8.エピローグが秀逸。SF的要素が多分に盛り込まれた内容でありながら、終わってみると違和感も残らず、清々しささえ覚える秀作であった。これも偏(ひとえ)に中村獅童と竹内結子の演技力による処が大きい。特に、竹内結子の女優としての成長ぶりには目を奪われた。なんと清楚に、そして凛と画面に映えることであろう。見た目を超えた内面の美しさが醸し出されていた。個人的に女優開眼の記念碑的作品と位置づけたい。物語中の澪が茶髪ではなく黒髪なのがいい。巧と佑司を優しく包み込み、それでいて力強い意思を持ち合わせた女性であることが伝わる(茶髪のギャルママではサマになりません)。私にも高校時代に3年間話しかけることの出来なかった片思いの女のコがいましたが、もちろん、その後彼女から何の連絡もありません。 【やすたろ】さん 9点(2004-12-02 12:42:26) (笑:1票) |
7.《ネタバレ》 泣く映画を観たくて行き、本当に泣きに行ったようなものでした。最初のケーキが届くシーンから涙が出てしまいました。澪がお別れ前に子供のせつせつと話し掛けるシーンや子供が『ママ』を呼ぶシーンはまたまた涙が止まりませんでした。最初は巧の思い出話として高校時代の話が描かれますが最後は澪の立場からの思い出語りとなり全て符合していきます。あれは一体なんだったんだろうって思ったシーンの全ての謎が解けて後は心地よい思いがしました。普通なら悲しい感情で満たされると思うのに爽やかな気持になりました。変に恋愛恋愛してなかったのも好感度大でした。癖になりそうです。 【ももち】さん 9点(2004-11-27 20:44:08) |
6.《ネタバレ》 『世界の中~』の肩すかしの再現かと思いきや、泣かせてくれます。わざとらしいカメラアングルの多用や子役の演技力に不満もあるのだが、それを補って余りある主人公2人の自然な演技。澪が消えてフェイドアウトと思いきや、日記の追想から始まる涙なくしてみられない種明かしが控えています。最期に語られる澪の心情。見事な脚本です! まさしくジャパニーズ・ファンタジー。最近の邦画が使うタレント挿入歌はミスマッチが多いが、オレンジレンジは最高。 【つむじ風】さん 9点(2004-11-23 02:13:22) (良:1票) |
5.邦画で感動する事ってここ数年なかったのですが、この作品に関しては、以前にこの小説を読んで号泣してしまったという事があっただけに、期待と不安が混ざりながら見ました。原作からは幾つかのエピソードが変わっていますが、全編を流れる空気感と匂いは小説のままでしたね。特に、雨の季節というものをこれほどまでに叙情的に美しく切なく描き、やがて訪れる夏の兆しをこれほど切なく表現している部分は小説を読んだ時に感じた情景とぴたっと重なります。また、登場人物それぞれの言葉の裏側にあるであろう感情が、観る側の心に突き刺さってきます。単なるファンタジー小説というにはもったいないような優しい映画です。泣くのをこらえるのって体力がいるんだけど(笑)予想通り、かなりの体力を使ったと思います。あと、この空気感って・・・・・今年見た「ラブストーリー」という韓国映画にとても近いものがあったような気がしたんですけど・・・雨というものを巧く使い、奇跡というものを感動にしたという所など。どちらも不思議で優しい作品です。けれど、「いま、会いに~」の方がフィクションとわかっていても感動が大きかったです。しかし、竹内結子っていい味だすようになりましたね・・・。僕は原作を以前読んだ方だったのですが、原作を読まずに観た方は是非原作も読んでみて下さい。映画とはまた違った世界観がありますよ。 【SHU】さん 9点(2004-11-21 13:25:21) (良:1票) |
4.コピー「落涙度100%」てか・・・よ~し、泣かしてもらおうじゃないのとハンカチを1枚余分に用意して見に行きましたが、<結論>持っていってよかった。試合前は舌戦に終始しながら試合後に抱き合う格闘家のような関係が、私とスクリーンの間で築かれました。亡くなった人間の再登場、「黄泉がえり」のような設定は、この映画ではあくまで純粋なラブストーリーをいかに語るか、の手段として用いられているだけで、再会と再別離に重きを置いていないところがいいですね。そして過去を振り返る形でのナレーションですが・・・この作品では、中村獅童の切々とした語り、竹内結子の清々とした語りが、説明台詞というよりも、リズムを刻むといった感じで音として心地よく響いてきます。小道具や伏線があまりにも決まりすぎる感はありますが、柴主さんの安定したカメラ、種田さんの丁寧な美術、そして土井監督の演出により力量感あふれる純愛映画となっているのではないでしょうか。といったあたりでペンを置かせていただきます。←このペンは大事なペンではないです。 【彦馬】さん 9点(2004-11-16 22:49:55) (良:1票) |
3.私には息子がいます。中学生ですが最初の学生服の男の子を見たときか私は何故か泣いてしまいました。お父さんを起こす息子…。もう先は何度もいろいろなシーンで涙しました。で、中盤から母として息子を思う涙から夫婦、恋人の忘れかけていた思いやりや愛情を思い出した涙に変わっていったんです。いろいろな年代の人にみてほしい。あなたの(やかましいなぁ)と思っているかもしれないお母さんはこんなにあなたのことを思っているのですよ。私は母親として若い人にも見てほしい。そして年配の方は夫婦のあり方を再認識できそうですね。ひまわりがいつまでも心に残っています。 【ぼちぼちさん】さん 9点(2004-11-15 23:21:50) (良:2票) |