ビフォア・サンセットの投票された口コミです。

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ビフォア・サンセット

[ビフォアサンセット]
Before Sunset
2004年上映時間:80分
平均点:7.51 / 10(Review 85人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-02-05)
ドラマシリーズものロマンス
新規登録(2004-08-15)【マムゲン】さん
タイトル情報更新(2010-09-22)【S&S】さん
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監督リチャード・リンクレイター
キャストイーサン・ホーク(男優)ジェシー
ジュリー・デルピー(女優)セリーヌ
ヴァーノン・ドブチェフ(男優)本屋のマネージャー
原作リチャード・リンクレイター(原案&キャラクター創造)
脚本リチャード・リンクレイター
イーサン・ホーク
ジュリー・デルピー
作曲ヨハン・ゼバスティアン・バッハ"Variation 25" from "Goldberg Variations"
ジュール・スタイン"Just in Time"
ジュリー・デルピー挿入曲"An Ocean Apart"他
挿入曲ジュリー・デルピー"An Ocean Apart"他
撮影リー・ダニエル〔撮影〕
製作リチャード・リンクレイター
アン・ウォーカー=マクベイ
製作総指揮ジョン・スロス
配給ワーナー・ブラザース
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【口コミ・感想】

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4.イーサン・ホークの眉間に刻まれた“シワ”が、9年という時の流れをあまりに雄弁に物語る。 「時間」を自由に操作できることは、映画という表現方法ならではのマジックであるはずだが、それを排し、実際に9年の時を刻んで描き出すことによるまた別のマジックが、この映画には溢れている。 リアルタイムに過ぎ去った時間を経た二人が、映画の中のリアルタイムで邂逅する。 この映画の80分という時間は、まさに映画表現が生み出した奇跡だ。  映画世界の中で、リアルに歳を重ねた主演俳優の二人がやはり素晴らしい。  素人感覚だと、映画のキャラクターと同様に実年齢を重ねられたことで、よりリアルな演技がしやすくなるのではとも考えてしまうが、実際はそういうわけではないだろう。 両者とも一流俳優として9年間で幾つもの役柄を演じ続け、幾つものキャラクターの人生を辿った上で、再びかつて演じたキャラクターの人生に戻ってくるというアプローチは、きっと素人が考える以上に困難なことだったと思う。 その上で、9年ぶりに出会った二人が再会し与えられた時間である“80分間”を、そのままの時間で“会話”のみで演じてみろというのだから、一流俳優であっても極めて高い要求だったに違いない。  その高いハードルを阿吽の呼吸で越えてみせた両俳優の技量は流石だと思うし、そこには技量の高さを越えた俳優同士の肌感覚の相性の良さがあったのだろうと思う。 それはこの二人の俳優のキャリアにとっても、とても幸福な出会いだったろうと思える。 その一方で俳優の実生活においても多大な影響を及ぼしたであろうことは想像に難くない。  前作においても、二人の男女の微妙な心情がそのまま表れる名シーンが数多く存在したが、今作でもそれは随所で観られる。 ヒロインが抑えてきた感情をさらけ出す白眉の車中シーンは、1テイクで撮ったらしく、映画史においてもまさに奇跡的なシーンと言えるのではないか。 またヒロインのアパートの階段を二人が一歩ずつ上がっていくシーンには、再び深まっていく二人の情愛と、月日を経たからこそ生まれるためらいがせめぎ合い渦巻いているようだった。  そして、あまりに印象的なラストシーン。  「Baby you're gonna miss that plane.」 「I know.」  きっと男は、搭乗時刻が迫る飛行機には乗らなかっただろう。 きっと二人は、再会した瞬間に、大きな「期待」とそれと同等の「覚悟」と共に、別々に歩んできた9年間との決別を決めていたのだろう。   さあ、次はまた9年後。 一時の感情を努めて抑えて離れ、今度はその時の後悔を胸に一時の感情に従うままに結ばれた二人が、どういった9年間を送り、また何が変わり、何が変わらなかったのか。 “覚悟”をして観たい。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-10-01 23:52:29)(良:1票)
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3.冒頭にインサートされる9年前の2人の姿があまりにもせつなかった。年をとることは決して失うことばかりではないはずなのに、輝くような若さをこれほど眩しく思った映画は初めてだった。9年前とは違った何かが、2人の体の中でどんどん熱くなっていくのも痛いくらいに伝わってきた。髪に触れようとした手をさっと引いたり、ベンチでの距離をさりげなく縮めていったり、「本当に溶けるか試したいの」と抱きしめられて一瞬体を硬くしたり。些細な仕草に込められた感情表現が、前作同様素晴らしかった。(タバコからタバコに火を移すシーンも大人になってしまった2人を端的に表わしていて思わず泣けた)たった1度のキスもない脚本が見事。どうしようもない2人の気持ちが滲んでくるようなラストにも、作り手の品性が感じられた。願わくは、あまりにも現実的な今の苦悩を、この2人には吐き出さずに会話して欲しかったかな。セリーヌには強がりが似合うし、ジェシーにはためらいが似合うから。しかし、こういうのを見ると、またイーサン・ホークを好きになってしまうな~。ユマ・サーマンと別れてから、実は愛想尽かしていたんだけど(親戚でもないくせに余計なお世話っ!)。       
showrioさん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-23 12:43:52)(良:1票)
2.妻を愛してないイーサン・ホークの設定が妙に生々しい…。
モチキチさん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-09 21:05:55)(笑:1票)
1.イーサン・ホークにはこのシリーズだけ演ってて欲しいぐらいだ。それじゃウマ・サーマンに養育費が払えないか。
mimiさん 8点(2005-02-16 23:06:28)(笑:1票)
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【点数情報】

Review人数 85人
平均点数 7.51点
011.18%
100.00%
200.00%
311.18%
433.53%
500.00%
61517.65%
71618.82%
82731.76%
91517.65%
1078.24%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.83点 Review6人
2 ストーリー評価 8.00点 Review11人
3 鑑賞後の後味 8.36点 Review11人
4 音楽評価 8.33点 Review9人
5 感泣評価 8.33点 Review6人

【アカデミー賞 情報】

2004年 77回
脚色賞リチャード・リンクレイター候補(ノミネート) 
脚色賞ジュリー・デルピー候補(ノミネート) 
脚色賞イーサン・ホーク候補(ノミネート) 

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