《改行表示》 402.子供の頃はジブリ作品を良く観ていたが、この「紅の豚」だけは一度きりしか観ていなかった。感想もつまらないというかよくわからないだったと思う。 しかし、大人になってから観返すと、主人公に凄い共感できるし、なんて渋い映画なんだと驚かされた。最近の映画はなんでも台詞で説明しすぎる。この映画はどうだ?何故豚が主人公であるかも説明されないではないか。たぶん、私が思うに豚じゃなくても良かったんだと思う、人間じゃなければ。つまり、人間であることに疲れてしまったんだろうね。ポルコという男はさ。 【ヴレア】さん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2016-09-07 09:33:01) |
《改行表示》 401.《ネタバレ》 ポルコの渋さも、フィオの健気さもいいけど やっぱりマダム・ジーナの落ち着いた大人の雰囲気が最高です 周りはポルコもカーチスもマンユートも 男たちは、いくつになっても、みーんなバカな子供で、 その全てを包み込んで、ウフフって笑う素敵な大人の女性。 加藤登紀子さんの声のトーンと歌声が この映画を何重にも包んでくれていると思います 【こっちゃん】さん [映画館(邦画)] 10点(2016-09-06 19:04:34) (良:1票) |
400.安定した面白さ。ジブリの中では一番スピード感を感じられる映画。 【noji】さん [地上波(邦画)] 7点(2015-03-29 21:27:05) |
399.《ネタバレ》 ジブリでもっとも好きな映画 とにかくセリフが珠玉 ポルコのハードボイルドなダンディ振りは尋常じゃ無い 「粋」って我慢なんだなってはっきりわかる貴重な映画 債券を勧められた銀行員に「そういうことは人間同士でやんな」と吐き捨てる カッコよすぎる 唯一ポルコを昔の名前のマルコと呼ぶ熟女の方のヒロイン、マダム・ジーナが「飛行機乗りは女を桟橋の金具ぐらいにしか考えてないんでしょう!」というセリフもグッと来る この後でポルコが「飛ばない豚はただの豚だ」という超有名なセリフで切り返すが、自分はこの直前のジーナのこのセリフが好きだ そもそも今の時代に自分を金具と表現する女は存在しない、男の憧れを乗せたノスタルジックなこのセリフは抜群の破壊力 武器屋の坊主が親方に「戦争と賞金稼ぎとどう違うの?」と問うと(どっちも殺し合いでしょ。ということだろう)親方が「戦争で稼ぐ奴は悪党だが賞金稼ぎで稼げない奴は能無しだ」とほざく 戦争は嫌いといいながらも戦闘機描写や重機関銃やら弾丸やらの描写が非情にリアル ここでも「風立ちぬ」でも思った、宮崎駿の武器オタク振り 戦争は嫌いだが戦闘機や武器はカッコいいぞという気概が透けて見える とにかくシナリオの出来が神懸かっている これまで何度見直したかわからないが「さくらんぼの実る頃」を聞くとまた見たくなる傑作 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2015-02-18 10:48:22) (良:1票) |
《改行表示》 398.《ネタバレ》 ハワード・ホークスの豪快で楽しい航空映画を思い出す傑作! 橋がいくつもかかる川から飛行艇をブチ上げる! アニメーションだからこそできる無茶なシーンだ。 縦横無尽に駆け抜ける飛行艇。 陸の上や船乗りには無い「男の戦い」がそこにはあった。 舞台は第一次大戦直後のイタリア。 空を飛び交う戦闘機乗りたちがプライドと命を賭けてドッグファイトを繰り広げる。 そこに「魔法で豚になっちゃた」というファンタジーをねじ込む! だのにちっとも違和感が無いのは何故だろう? 先に散っていった仲間たち。 一人だけ生き残ってしまった自分を恥じ、人間の「マルコ」を自分の中で殺し、「豚」として生まれ変わった「ポルコ」。 「戦争は人間同士でやりな」はポルコにしか言えないセリフだ。 こんなにカッコイイ豚がいてたまるか。 ストーリーは血潮が飛び交うような殺伐としたものは少なく、ポルコ(マルコ・パゴット)と空賊たちの微笑ましい「大喧嘩」。 だって空賊が子供誘拐すんのに「はぐれたら可哀想だろ!!」なんて言うんだぜ? 人質も盾にする気無し。 賊やるよりも保育園開業した方が長生きしそうな奴ばっかりだ。 オマケにポルコとフィオとジーナとカーチスの四角関係ときたもんだ。 何? 弾が切れた? そんな時はレンチとクロスカウンターよぉ! 顔をデコボコにして殴り合う! 「おっさん」と「じいさん」と「未亡人」と「女の子」しかいない映画。 そこがいい。 森山周一郎の渋みのある演技も味わいがある。 【すかあふえいす】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-20 20:24:44) |
397.「女は馬鹿だけど男はもっと馬鹿だ」みたいなテーマって、私的にはツボですね。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-10-03 01:17:06) |
396.「ファシストになるより、豚の方がましさ」。空と海の「青」、映画全体から漂う「哀愁」が良。パスタとか札束もくすぐる。 【すたーちゃいるど】さん [地上波(邦画)] 9点(2014-07-15 09:50:51) |
395.《ネタバレ》 主人公が人だったら痛い映画になっていたのに、豚にすることがジブリのすごさ。爽快です。 【うー】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-07-06 15:26:04) (良:1票) |
394.まったく「豚」ってだけで、油断してたよ。 【Junker】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-06-27 23:46:11) |
393.筋金入りの宮崎駿ファンです! 本作は“格好良さ”が強調されていますが..それは“コピー”が悪い!あのコピーで宣伝すれば、期待も膨らむし、そこを意識して観てしまいます..原作は軽い“遊び心”で描いた短編物語..主人公の“格好良さ”を意識するよりも、大好きな飛行機を、思う存分、大空に飛ばして、笑いあり涙ありの、バカバカしさを軽く笑い飛ばせるような、短編映画のつもりで創ったのだと思います..それにしても、飛行機を飛ばすシーンを描かせたら日本一!いや “世界一!” ですね~ とにかく上手い!(脱帽です) ただ、本作品を映画として冷静に評価すると、8点止まり..もっと対象年齢を上げてほしかった..悔やまれます.. 最後に、宮崎駿監督の、飛行機が主役の傑作と言えば、「死の翼アルバトロス」! 文句無く10点! 宮崎駿ファン必見!! 【コナンが一番】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-10-25 21:09:42) |
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《改行表示》 392.きゃーっ!豚さんよう! 序盤から台詞回しが痺れる。 おときさんの歌声の良さに気づいた今だからこそのレビュー。 ぶたかっこいいぶう。 【おでんの卵】さん [地上波(邦画)] 9点(2013-10-02 00:21:22) |
《改行表示》 391.《ネタバレ》 俺は今回のテレビ放送で初見。ジブリ作品なのに、なんとなく見てなかった作品のひとつ。と思ったら、なんだいレビュー数400近いじゃありませんか!うーん、さすがジブリ…。 じゃあ、あれこれ書いても今更なんで手短に(苦笑)。 連れてけと駄々をこねるフィオを結局は飛行艇に乗せたポルコ、そしてラストの別れのキッスを見て「ああ、コレって『裏・カリオストロの城』なんだなぁ。」と感じました(なんだそりゃ)。最後にルパンがクラリスを連れて行けなかったのは、ルパンが豚じゃなくてサルだったから…(さらになんだそりゃ)。ポルコはルパンよりオトナだった(そしてソレを自覚していた&ルパンは自分がオトナじゃないコトを自覚していた)…。ちょっと自分でもナニ言ってるかわかんないです(笑)。 カッコイイってのは、こういうコトさ…。 【幻覚@蛇プニョ】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-09-09 14:21:38) (笑:1票) |
390.おそろしくつまらない映画。なぜ宮崎がこれほどもてはやされているのかわからない。映像はクオリティが高く美しいが、ただそれだけ。 【イサオマン】さん [地上波(邦画)] 3点(2013-09-07 02:33:22) |
389.監督が自分の趣味で作った作品であり、自己満足の領域を超えていない。ブタと飛行機さえあれば他はどうでもよかったのでしょう。そのため、登場人物の誰にも共感できない。残念ながらまた観たいとは思わない宮崎監督作品の一つです。ただ、ジブリには珍しく声優さんの選択はOKでした。 【リニア】さん [映画館(邦画)] 3点(2013-08-17 13:21:28) |
《改行表示》 388. バックグラウンドのない、行き当たりばったりな海賊のような格好良さが映画の中に練り込まれていて、本当に楽しい話だと思う。 のだけど、最近の宮崎駿の新興宗教のようなよく分からない主張や、鈴木プロデューサーの中国共産党の指示で言わされているかのような安保闘争のような主張が気になって、何となくジブリ作品が気持ちが悪いと感じるようになってしまった。 いくら面白いと言われても幸●の科●の映画を観たりしないのと同じ種類の気持ちの悪さが、過去の作品に遡って発生している。心躍る作品だったはずが、今、後になってちょっと思想や教義が少し振り掛かると違った意味が出てきてしまうのではないか。 作り手があまり共産主義的なことや新興宗教のようなことを発信しない方が良いというのはこう言う理由からではないだろうか。 【黒猫クック】さん [地上波(邦画)] 5点(2013-07-28 22:20:35) |
387.《ネタバレ》 話を広げず、最後まで淡々と進み後味も悪くない。大人向けの良質なアニメ。ただ、もうちょっと主人公が豚である必然性はほしかった気がする。 |
386.好きな映画。粋でカッコイイ。何度観ても爽やかな気分になれる。 【ぐっすすっす】さん [DVD(邦画)] 9点(2013-01-23 00:46:14) |
385.宮崎映画といては異色?そうですか?大空を飛び回るカッコいい豚なんて宮崎アニメにしかできない芸当だと俺は思うのですよ。ガキの頃はたいして感銘を受けなかった作品ですが、30過ぎ手から観ると見違えるほど面白く感じた不思議な作品。音楽はナウシカに次いで2番目に好き。素晴らしい。 【ライトニングボルト】さん [地上波(邦画)] 8点(2013-01-16 15:48:27) |
384.戦友の死を引きずりながら空に生きるという、非常に男臭い話を、主人公を豚にすることで一気にアニメ的なファンタジーへと昇華させていることに、やはり宮崎駿の天才ぶりを見ずにはいられない。宮崎映画の中では最も大人向けと言えるこの作品は、シャンソンにのって異国の空へと誘ってくれる。 【鉄腕麗人】さん [地上波(邦画)] 10点(2013-01-12 23:43:46) |
383.他のジブリ映画と趣が異なっていることと主人公がきざな豚ということで、結構見らず嫌いになっていたが、大人の男のロマンが感じられ結構好感が持てる。それに空想の物語でなく、第1次世界大戦後、世界恐慌、ファシズムの台頭の時代とイタリアを舞台にしたのも他と違っていて興味を覚える。空中戦シーンは好きではないが、中盤の飛行機を改造するあたりはとっても好きで宮崎映画らしい雰囲気を感じる。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-12-22 22:12:07) |