《改行表示》 4.《ネタバレ》 「障害のある人を受け入れる」ということが日本とアメリカでは大きく違うなーと感じた。日本なら「差別防止の法律と教育用冊子をつくって配布して」「障害者には手当てを出して」「福祉担当の公務員を増員」が受け入れのカタチ。アメリカでは「法律は無ければないほうがイイ」「変に手当てを出すより周囲からの善意の積み重ね」「公務員を増やすより、社会の中に居場所をつくって皆で見れば?」ということがあるべき姿なんだよね。どっちがいいかは文化・風土・歴史も関係するからジャッジはできないけど(この映画のように幸せな行方をたどるのは珍しいんだろうし)ある意味、うらやましいほど、豊かな文化だ。本当にアメリカらしい映画で、こういう映画は他の国ではありえないと思う。「ピューリタン映画」とでも呼びたくなる自主独立・自治・慈善・コミュニティと家族の物語ですね。 【グレース】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-05-01 23:26:59) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 クラスメイトや町の人と、ラジオとの融和がイマイチ伝わってこない。グッティング・Jrの演技は「ギルバート・・・」のディカプリオの演技を思い出した。(初めて見たときあんな演技の出来るディカプリオを天才だと思った。今は・・・知らん。)あの銀行員のようなあからさまに意地悪な人間が本当にいるだろうか。あえて、ラジオを否定する人間をクローズアップしてキャラを立たせたのかもしれないが、そこがなんか、薄っぺらな話にしているような気がする。人間もっと複雑だろう。「ラジオが町にいることは賛成だが、アメフトのベンチにいるのをあまりよく思っていない。」とか「ラジオが高校でみんなの中にいる事は良い事だと思うが、誰か一人着いていた方が良い。」だとか、否定の仕方も様々で賛成する中の人にもいろんな賛成があったはずである。 【蝉丸】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-12-18 19:57:00) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 つまらなくはないし、もちろん感動もするのだが、しかし全編を通じて「ラジオが何かしでかしてしまうんじゃないか」という嫌な緊張感があるために、イマイチ楽しめなかった。その緊張感はたとえば電車で同じ車両に彼のような人が乗ってきてしまったときに感じてしまう、あの緊張感そのもの。そういう意味では僕らのダメなところを衝いてくるいい映画なのかもしれないが、自分はそれを素直に受け止められるほど強い人ではなかったのだった・・・。コーチとその奥さんの強さに脱帽。 【ぽん太】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-20 19:58:38) (良:1票) |
1.涙を流して感動する作品ではなく、見終わった後にちょっと優しい気持ちになれる映画。この手の作品にありがちなあざとい泣かせのエピソードはなく、人間対人間を地味ながら丁寧に描いているのが好感。ジョーンズの片腕のおっさんのハニカットが脇役ながら好印象。最後に実在のラジオが出てきたのは嬉しいサプライズでした。 【ライヒマン】さん 8点(2004-10-16 15:44:23) (良:1票) |