6.うちの実家の「オデオン座」はこの映画となんと「ターミネーター2」をセットにした。昔から、「インナースペース」と「ラバンバ」をセットにしたり、「ナウシカ」と「戦場のメリークリスマス」をセットにしたりと子供に取っては酷な緩急をつける。帰りのファミレスで、やっぱりターミネーターよりこっちの話題で持ち切り。外人の女の子ってやっぱりかわいいべさー。 【セクシー】さん 10点(2003-11-22 01:55:14) (笑:2票) |
5.この映画がよかったかどうか関係無しに、この映画がはやったころ、私は毎日オサゲにして三つ編みをきつく編みました。 |
4.昔、職場の先輩(♂)が「チャイナドレスの原理」について説明してくれたことがある。見えそで見えないから心惹かれてセクシーに感じるんだよ~、と言っていた。官能的な映像と言うのは、明け透けなセックスのシーンではなく、もっと別の見る側のイマジネーションを掻き立てるものだと私は思う。画の一つ一つはとてもきれいだったが物語にも共感できず、かつ、セックスシーンの多いこと。この映画の場合、二人の間にある感情が曖昧だからポルノっぽく見えてしまうのではないだろうか。もっと別の表現方法があってもよかったと思う。公開当時、女の子5人くらいで映画館に見に行ったが、エッチなシーンで一回隣の知らない人がギュウッと手を握ったため、エンドロールが始まってすぐに映画館から飛び出した。後から出てきた友人が「マダム風女性だったよ。」と教えてくれた。あの気持ち悪い思い出のせいでレビューも点数も辛口になってしまった。 【のはら】さん 5点(2004-01-11 21:57:22) (笑:1票) |
3.《ネタバレ》 最後まで少女が華僑の男に対して冷たくそっけないのはやはり人種差別があるのですね。「中国人なんてこっちからは望まないわ、ただお金持ちだからよ」というような態度でした。けれどフランスに帰る船上でピアノの演奏を聴くうち、こらえていたものが一気にふきだし泣き崩れる、なんだかよくわからないけどとにかく無性に哀しいという気持ちというのでしょうか。 10数年ぶりに再見してみたら結構新鮮でした。今回は少女も中国人の男も最後まで名無しだったことに気が付いた。 今までお気楽に女と寝ることくらいしかすることのなかった資産家の32歳の男が初めて女を愛することと、それが受け入れられない成就できない苦しみを知り、苦悩する。早熟ではあるけれどこの男の想いを受け止めるには彼女は幼い。10数年前に観た時よりもレオン・カーファイが魅力的でした。 そしてジェーン・マーチとレオン・カーファイの演技力の差があまりにもありすぎて、ジェーン・マーチが気の毒になってしまいました、雰囲気はあるけどやっぱりヘタなんです、ジェーンちゃんが。でもその演技の差がそのまま映画の中の二人のギャップを表現できたとも言えるかも。そういえばレオン・カーファイが撮影で戸惑ったことは、ジェーン・マーチとのジェネレーション・ギャップだったとインタビューで答えていたっけ。 そのギャップを補う役割みたいなナレーションなんですが、マルグリット・デュラスの「自分大好き、自分賛美」満々みたいな内容がちょっとイヤです。デュラスは映画のデキが商業的すぎると怒ったそうですが、この物欲的な人間ばかり登場する話をどうすれば芸術作品にできるというのか・・・ジャン・ジャック・アノーは大変いい仕事をしたと私は思います。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2003-12-03 01:44:34) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 ラストが結構よかったです。少女を車の中からそっと見送る場面。遠くから車だけ映し、男の顔など一切映らない。映らないのがとてもよかった。あれがなければ私の中では「う~ん」という映画で終わってしまっていたと思います。ジェーン・マーチって綺麗なときとそうでないときの落差が激しい。歯が原因じゃないかと思うんですが・・・ 【きょうか】さん 5点(2003-11-09 18:00:46) (良:1票) |
1.デュラスのカッチョイイ文体の映像化など、所詮は熊や原始人が出てくる下品な動物映画の監督にゃ無理だとは思っていたものの、ここまでえげつないポルノ映画にするとは。ご高尚ぶっているだけによけい腹立たしい、ある意味『エマニエル夫人』よりもタチの悪い最悪の植民地主義ノスタルジーにうんざり。でも、日本人、こういう映画が好きあるね。 【やましんの巻】さん 0点(2003-06-11 16:56:37) (良:1票) |