14.最後に観たのが10年は前でしょうか。全編、作る側の姿勢(連合国寄り)がしばしば顔をのぞかせて残念。しゃあないけど。ラスト近くの空兵の台詞は印象的である。「奴は死に、俺は負傷、お前は迷子。これが戦争なんだ。」ううむ、そりゃそうだ。 |
13.白黒、たしかに時代的に映画自体は古臭いものがかんじられるけどしかし、上陸兵、落下傘兵、航空兵、指揮官、司令官。上陸前、上陸戦、上陸後、地上戦さまざまな立場から見た内容になっている。映画の華やかさで選ぶ人には薦められないが、映画の質を求める(また戦争としての質)人は、見ないと損をするだろう映画だと思うまさに戦争映画の代名詞と言ってもいいかもしれない。 【ろれちゃん】さん 10点(2002-11-09 13:13:43) |
12.当時はすごい人気だったんですよね。白黒ですが、金と時間をかけた大作。面白かったです。 【野ばら】さん 7点(2002-09-26 17:17:06) |
11.マジで史上最大。 |
10.音楽が最高。話は起承転結があまりないのに最後まであきさせない。ドイツ兵の靴が逆さまなところなど、細部に印象に残るシーンが多い。 【死亀隆信】さん 10点(2002-03-10 22:10:35) |
9.上陸シーンはカリフォルニアでロケしたと聞いたことがありますが、サンメールエグリースの教会前広場や、レンジャーの崖登りのシーンなど、実際と同じ場所で撮影したと思われるシーンがいくつも出てきます。ところで、ポール・アンカが出てるという話もあるんですが、どこに登場しているのでしょうか。どなたか、教えてください。 【Qtaro】さん 9点(2002-01-14 23:44:11) |
8.「プライベート・ライアン」を見て啓発されて見た。思ったよりはおもしろく、3時間飽きなかった。反攻に至るまでの米独両サイドのエピソードはおもしろい。独軍のほんの少々の油断、奢り、で形勢が逆転されてしまったという史実がよくわかる。独軍の中にも心ある、見識ある将校がいたことが描かれている点が、この映画の好きなところだ。有名な水平線に船団が現れるシーンはすばらしい。しかし、最後のオマハビーチの突破は「プライベート・ライアン」と比べるとえらくたるい。「プライベート・ライアン」を5回見た目で見ると、「プライベート・ライアン」がいかにこの映画のオマハビーチ上陸の1シーン1シーンを意識して作ったかがよくわかる。それぞれのシーンが鮮やかな対比を成していて、ことごとくこの映画の方がたるい。(そりゃ、仕方ないけどね)とろとろと走り回っている将校ロバート・ミッチャムの緊張感のなさ。主演級は弾が当たらないって言うのかよー、どうにも嘘くさいぞー。ジョン・ウェインの威張りくさった態度も不愉快だが、まあこういう将校はいたのであろう。あとこの映画で最もマヌケなのはあの有名な主題歌だと思う。あの歌が、米独両サイドを描いた重厚な映画であるのに、単純な連合軍万歳であるかのようにイメージを軽くしてしまっている。 |
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7.モノクロ画像の中で発砲や信号弾等の閃光が鮮やかな前半は空挺部隊による降下作戦を,水平線上にずらりと連合軍の艦艇が並ぶ後半は遮二無二前進するしかない上陸作戦を鮮やかな対比で描いている。おそらくこの延長線上にアッテンボロー監督の「遠すぎた橋」(これは原題の直訳だ)があるのだろう,とずっと後に思った。徹底的に戦闘シーンのリアルな再現をオールスターキャストで行っている点で見事に符合する。こうした作品に,妙に人間ドラマを期待したりすると絶対肩すかしを喰う。飽くまでも,連合軍側によるDdayの記録・史実ものと考えればよいのだろう。前記の「遠すぎた橋」や「空軍大戦略」(これも違訳?直訳すると英国本土防空戦)を見て,ストーリーが単純とか全くないと思われた方にはお薦めできない。 【koshi】さん 9点(2001-09-26 20:33:12) |
6.戦争映画を評価するのは難しいが、当時としてはアメリカ・イギリス・フランス・ドイツとちゃんと各国軍の動きを追っていて、それぞれのエピソードを巧みに織り成しているのが良かったと思う。キャストについては今となっては豪華キャストでなくても良いのかもしれないが、当時配収を得ようと考えての事なので仕方ないのかなと思います。ちょっとジョン・ウェインは戴けなかったですが。邦題が気に入らないという事ですが、これはこういう邦題つけたからこそ日本でもあたったんだと思いますよ。 【奥州亭三景】さん 8点(2001-06-27 20:22:12) |
5.邦題は水野晴朗が「わたしがつけました」って得意になってたような記憶が(笑) 映画としてはともかく、印象に残りやすいタイトルだったとは思います。 【おぎ】さん 6点(2001-06-25 04:49:57) |
4.邦題が気に入らない。「The Longest Day」というタイトルだからこそ、物語の内容とマッチしている。飛んでくる艦砲からの砲弾の中、大事に隠していたフランス国旗を老人が降りながら、連合軍が上陸してきたことを喜ぶシーンがとても印象的。 【トリサカ】さん 8点(2001-06-14 01:41:02) |
3.水平線に艦隊が押し寄せるシーンは特に印象に残っています。まあそこ以外はあまりに淡々と話が進んで行くんですが。ドキュメンタリータッチで描かれている分、ドラマ性を求めても仕方がないのでしょう。(↓)“Soze”さんの言う通り、どれが誰で、誰がどれか分かりづらいところも否めません。そこは当時の製作者側の意気込みを買うと言うことで・・・ 【イマジン】さん 7点(2001-03-19 17:43:51) |
2.オールキャストだが、一人一人の個性を生かした演出が施されている訳ではない。これはこの作品がセミ・ドキュメンタリーを銘打っているためで、映画としての期待をしてはいけないのだろう。ノルマンディー作戦と言えば「プライベート・ライアン」を思い出す。勿論、スピルバーグは本作を意識して、「~ライアン」を製作したはずであるが、映画としては月とスッポンって気がした。本作はあくまで勝者としての見方でしか描いておらず、当時の強いリーダー=アメリカ的思想が招いた映画と言うだけ。戦争は人類にとって一番の犯罪と言った観点はここには無い。その象徴たるが主演のジョン・ウェインだ。この映画で唯一良かったと思うシーンは、ドイツ兵が連合軍なんか来ないとタカを括っていたところへ、水平線一杯に艦隊が現れて青ざめるシーンくらいか?青ざめると言っても、モノクロだから想像だけど・・・。因みに日本では62年、63年と2年連続配給1位を記録している。しかも63年は「アラビアのロレンス」「大脱走」「クレオパトラ」「北京の55日」「シャレード」を押えての1位・・・信じられない。 【☆】さん 6点(2001-02-08 00:48:40) (良:1票) |
1.「西部開拓史」、同様に大変な豪華キャストだった。ジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダ、ロバート・ミッチャム、ロッド・スタイガー、ロバート・ライアン、らがアメリカから招かれていた。どれも、とうじ(50年~60年)を代表する西部劇、戦争物、活劇のスター達である。ほかにも、イギリスから、リチャード・バートン、ショーン・コネリーなどが出演しており楽しかった。私事であるが、前まで、ジョン・ウェインよりヘンリー・フォンダの方が渋くて好きだったが、最近、「アラモ」、「リバティー・バランスを射った男」、などウェインの主演作をみているうちにウェインもなかなかよいと思うようになった。ウェインは、やはり、西部劇スターの中でもフォード作品を中心に一級の西部劇に出演している。 |