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原爆の子

[ゲンバクノコ]
Children of Hiroshima
1952年上映時間:97分
平均点:7.72 / 10(Review 18人) (点数分布表示)
公開開始日(1952-08-06)
ドラマ戦争ものモノクロ映画歴史もの実話もの小説の映画化
新規登録(2004-09-21)【一番星☆桃太郎】さん
タイトル情報更新(2025-03-17)【イニシャルK】さん
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監督新藤兼人
キャスト乙羽信子(女優)石川孝子
滝沢修〔男優〕(男優)岩吉爺さん
伊東隆(男優)岩吉の孫 太郎
北林谷栄(女優)おとよ婆さん
宇野重吉(男優)孝司
奈良岡朋子(女優)孝司の妹 咲江
斎藤美和(女優)森川夏江
下元勉(男優)夏江の夫
殿山泰司(男優)船長
東野英治郎(男優)馬喰
寺島雄作(男優)木島浩造
英百合子(女優)おいね
小夜福子(女優)教会員
多々良純(男優)労働者風の男
伊達信(男優)早吉
高野由美(女優)千代
山内明(男優)
垂水悟郎(男優)
大滝秀治(男優)長屋の男
芦田伸介(男優)医者
佐々木すみ江(女優)
原ひさ子(女優)
柳谷寛(男優)お産を告げにくる男
清水将夫(男優)孝子の父 利明
細川ちか子(女優)孝子の母 せつ
松下達夫(男優)
脚本新藤兼人
音楽伊福部昭
撮影伊藤武夫
製作吉村公三郎
山田典吾(協力製作)
絲屋寿雄(協力製作)
近代映画協会
美術丸茂孝
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1.《ネタバレ》 人類史上初めて原爆が落とされた街 広島。その広島出身の新藤兼人監督がGHQの日本占領終了直後に放った広島原爆をテーマとした反戦映画。原爆で家族を失い、今は瀬戸内海の小島で教師をしている主人公 石川孝子(乙羽信子)が、あの日原爆に遭って生き残った教え子たちを訪ね歩くというストーリーなのだが、まだあれから七年しか経っていない広島で実際にロケをしていることもあり、いくらか復興しているとはいえ、原爆の傷跡がまだまだ残る広島の街はここにあの日原爆が落ちたということをリアルに物語っていて生々しく、この街の風景を見るだけで考えさせられるし、つらい。孝子が訪問したその日に原爆症で死んでしまう教え子の父や、少女が教会でもはやいつ死んでもおかしくない状態で横たわっているシーンは原爆が投下直後だけでなく、その後何年にも渡って身体を蝕んでいくという恐ろしさが伝わってきて切なく、胸が締めつけられる思いがした。新藤監督は広島出身の作家としてどうしても原爆投下間もない広島の現状をこの映画で描きたかったんだと思うし、新藤監督の原爆や、戦争、そして故郷への思いが伝わってくる。真夏の太陽の下で元気に遊ぶ子供たちも印象に残るのだが、この子たちに未来を託すという新藤監督の強い願い、戦争のない平和な世の中への願いが込められている気がしてならない。それはこれからの未来を生きるすべての人たちへの普遍的なメッセージなのだと思う。そしてそれは戦後69年経ち、新藤監督自身が亡くなった現在でも決して変わることはないだろう。被爆して間もない広島が舞台ということでも歴史的価値のある映画だが、そんな監督の普遍的なメッセージを発信し続ける映画として、これから先もずっと残っていくべき映画なのだと思う。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 9点(2014-08-01 02:13:03)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 7.72点
000.00%
100.00%
200.00%
315.56%
400.00%
515.56%
615.56%
7422.22%
8422.22%
9527.78%
10211.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 9.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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