《改行表示》 45.ヒッチコック作品をどれか一つ選べと言われて本作を推すことはないけど、3本の指には入る作品だと思います。 ヒロインの記憶が真実なのかわからなくなる展開からスケールが広がっていき、生きるか死ぬかの境に入ると、ドキドキハラハラします。 ラストまで息つく暇もありません。 1938年の作品とは思えない傑作でした。 そういえばヒロインの相手役の男性がゲイリー・オールドマンに似ているなぁと思いました。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-12-25 19:05:53) |
44.チープな話かと思ったら、どんどんスケールが大きくなっていく。オチも完璧。純粋な娯楽作品としてはちょっと減点のしようがない。オープニングで主人公が誰かよくわからない導入が少しだけ怠いかも。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-06-30 14:51:07) |
《改行表示》 43.まさか80年も昔の映画で笑えるとは。銃撃戦の最中の「真実を話すわ」「今かよ」(意訳)などというやりとりが秀逸。最初のホテルのシーンでは乱雑な印象しかなかったし、事件が起きるまで長いので不安になりなすが、そこから先は謎解きが興味をつなぎます。いろんな意味で「音楽」の使い方がすばらしい。それに一部の黒幕が操るのではなく、人それぞれの事情が絡み合って物語が進行するというのも、なかなか見事です。実は容赦なく人が死んでいく殺伐とした話でもありますが、コメディの要素が勝ります。 それからヒロインの女優さん、ものすごく美人だと思います。笑いも美人も普遍的なものなんだなと再認識できました。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-01-26 10:13:29) |
《改行表示》 42.80年も前の作品、チャップリンでいえば「モダンタイムス」と「独裁者」の間。 現在のミステリー映画にも大きな影響を与えているという意味で、偉大な作品と言えるんでしょう。 もちろんツッコミどころは各所にあれど、こんなに古い作品を 最後まで楽しんで見られるというのはすごい。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-11 18:47:29) |
《改行表示》 41.まず、オープニングのホテルのシーンが無駄に長く感じられ、これは期待外れだったかなと。 でも食堂車の窓ガラスに名前を書くところから徐々に惹きつけられていきました。 ジョディ・フォスター主演の「フライト・プラン」てそのまんま本作からきてるのね。 密室、乗客たちの個々の事情、性格が絡む群像劇スタイルとか これまでの数々のサスペンス、アクション映画のお手本になったような映画だと思いました。 いちばんそれらしくないフロイさんについては少々面食らったけど。 ユーモアもちゃんと入ってるところがヒッチコックらしいですね。 しかしさすがに今観ると、都合よすぎといいますか満足感は得られませんが、 ヒッチコックは娯楽サスペンスの神様なんだということは確認できました。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-16 14:41:01) |
《改行表示》 40.さすがに今の時代に観てしまうと、トリックも想像つくし窓の字がキーになる伏線だな、と読めてしまうのですが、でもこれ戦前の作品なんですね。当時初見だったらきっとすごく興奮したと思うなあ。列車の中で忽然と人が消え、目撃者もいない。ヒロインが追い詰められる展開は緊張感があってスリリングですし、時折はさまるコミカルなセンスも品があります。 クリケットの試合のことしか考えないイギリス人二人組なんかは脇役ながら変な存在感があったり、皆キャラ立ちしてます。古典ながら娯楽作品としてのあり方を確立しててやっぱりヒッチコックは凄い。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-25 20:36:44) |
39.列車に乗るまでのシーンが間延びしていてイライラする。乗ってからもハラハラすることもなく、笑えるでもなく、黒幕はこの人だろうと早くに分かるし。対決の決着は曖昧で、ラストの再会にも「はぁ? 何じゃそりゃ」。指文字などハッとするシーンがあるものの無理筋なストーリーで興に乗れずじまいの作品。 |
《改行表示》 38.古典的なサスペンスで、どこか別の映画かドラマでこの手のものを観ている感覚がある。 なので意外性に驚くことはあまりなく、面白いとは思うけど、ちょっとダレる感じもあり。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-09-18 00:14:57) (笑:1票) |
《改行表示》 37.列車から忽然と消えた老婆。彼女は一体どこに? ヒロインの心理描写を中心に、推理的な要素も含んだサスペンスドラマ。 鑑賞者を物語に引き込ませる作りは、ヒッチコックならでは。面白さはもちろんのこと、ハラハラ感たっぷりのストーリー展開は手に汗握らせてくれます。 終盤からラストにかけて、妙に安っぽくなってしまったのが残念。こういう完璧さに欠けるところもヒッチコックらしい。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-11-10 02:11:30) |
36.1938年にこれだけのものを作ったことに、驚くべきだろう。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-03 22:08:54) |
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35.ヒッチコックの映画の中で一番楽しめたかもしれない。ミステリーのお手本のような映画。 【akila】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-21 18:37:49) |
34.列車の窓に指で書いた文字が浮かび上がるアイデアは素晴らしいものの、前半のホテルのシーンが長いことや、終盤の急展開に着いて行けず消化不良の感を否めない。 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-07-18 16:11:51) |
33.面白い。ミステリのネタ自体はそんなに驚くような意外性はないのですが話の持っていきかたが上手いです。ヒッチコック映画は観客を映画の世界に引き込むのが上手いですね。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-13 00:49:51) |
32.やっぱりストーリーテリングの上手さに尽きます。あちらへとこちらへと、観客の心理を自由に操った上で、ストーリーに意外性を持たせていくヒッチコックの映画作りが堪能できる。とはいえ、ラストの荒唐無稽な展開はさすがにマズいかと... 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-17 10:39:35) |
31.前半はやや退屈ながら本題突入後は惹き付けられるものがあります。観客も存在を疑いたくなる展開や鉄道内の部外者同士の人間模様の何気無い細かな描写などが上手く、角砂糖でクリケット談義などは他人事には思えず苦笑してしまいます。我関せずのイギリス人の特性というのは日本人のそれと良く似ていて心理も分り易いです。全編通して牧歌的でコミカルなムードなのでサスペンスとしての緊張感には欠けますがヒロインの格闘シーンなど笑えます。噛むところなんか最高です。・・・ただ、実はこれ極最近になって観まして、現代の目まぐるしいサスペンス映画に毒されてしまった私には少々物足りなかったです。もちろんそれらの多くが本作の影響を受けているのでしょうけどね。シベ超のように直接的でなくても。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-27 18:28:28) |
30.序盤のコメディタッチな感じとラストがまさにヒッチコック味って感じで見ててニヤニヤしちゃいます。ほんとに脚本がいいなぁ。勉強になります。 【アンダルシア】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-20 22:01:29) |
29.この作品をヒッチコック監督のナンバーワンに挙げる人もいるぐらいの傑作です。本当に面白いですよ。この作品も!何しろ登場する人物の描き方からして、さすがはヒッチコック監督というぐらい素晴らしいです。ヒッチコック監督の映画を観ていつも感じることはどんなサスペンス映画でもその中にユーモアが隠し味として注入されていること。また殺人シーンにしても最近の映画みたいにドロドロと後味悪く描いていないところ。更には殺人犯の描き方にしても紳士的に見せるその素晴らしさ、登場人物の描き方が本当に紳士的で上品である。むやみに騒いだり、怒鳴ったりさせずに描くヒッチコック監督らしい品の良さを感じる映画作りとストーリー展開の上手さ、頭が下がります。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-01-25 21:46:37) |
28.展開が速い。自分の頭の回転の悪さでついていけなかった。「ちょっと落ち着いたかな」と思ったらまたスピーディにテンポ良く話が進んでいく。まさにタイトルそのもの。ユーモアとサスペンス。映画の面白さがつまっている。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-31 01:32:43) |
27.あのクリケット命の紳士二人組が一体いつ本筋に絡んでくるかを考えながら観ていたけど、まさかああいう展開になるとは思わなかった。それまでの話が絶妙のテンポで進んでいただけに、ちょっと飛躍しすぎって気もします。追っ手があれ以上追ってこないのもなんか解せないし。でも最後はキレイにまとまってよかったよかった。余談ですが、あのまま支線を進んでいったなら…やはり行き着く先はシベリアですか? 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-22 19:22:43) (笑:1票) |
26.空撮風(おそらくミニチュア特撮)の街の風景から始まり、汽車を下から取るカット、紅茶のパッケージのカットなど映像的に楽しめ30年代の作品とは思えない。登場人物がそれぞれ個人の利害に従って行動すれば話の線が1本になってしまうというストーリー。何よりミステリーをコメディタッチで書いていくヒッチコックらしいユーモア。のちの彼の映画のようなスリラーらしさは無いがグッドテイスト(ハイセンス)なミステリー映画。 【Arufu】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-17 06:07:02) |