5.世界的なメガ・ヒットでオカルト・ブームを巻き起こし、社会現象にもなった第一作目からほぼ30年。その間に続編も作られて、それぞれに個性的な味わいを残すも、本家本元がいかに偉大であったかが思い知らされる内容のものばかりだった。それらはむしろシリーズものというよりも、様々なバリエーションものと考えたほうがよさそうで、今までの設定が“その後”だったのに対し“その前”を描いたのが今回の作品。確かに第一作目、悪霊バズズが何故メリン神父の名を叫んだのか、などと言った気になる部分が多かっただけに、今回のビギニングは待望久しい正統派前史と言える。が、やはり無理矢理思いついた企画といった感は否めず、ハリウッドの企画の貧困さは一層深刻なようだ。で、作品的には無難に纏めてはいるものの、とりわけ際立った印象はなく、可もなく不可もなくといったところだろうか。所詮、急遽代役監督になったハーリンには、ホラーのようなジャンルは向いていなかったのかも知れない。 スケール感を伴ったアクションに無類の才能を見せつける、ハーリン特有のいい意味でのハッタリが不足気味で、彼らしさがまったく出ていないのだ。夜や暗闇のシーンの多さが画像を単調なものにしているのだが、おそらく“暗闇=恐怖”という図式にこだわりすぎた為なのだろう。白日の下でも悪霊の恐怖は存在するということは、第一作を見ても分かるはず。本当の悪魔は人間の闇(病み)の部分に巣くうものだから。 【ドラえもん】さん 6点(2004-10-31 18:42:16) (良:1票) |
4.今思うと本当にかなり久し振りに映画館でホラー映画を観た様な気がする。っと言うか基本的にホラー映画は映画館で観ないんだけど、エクソシストだけは別です。これには特別な思い入れがあります。今でもこの衝撃を超える米ホラー映画に出会っていません!それぐらいあのエクソシストはいろんな意味で凄まじかったので、その最新作ともなると映画館に足を運ばざる得なくなりました。・・・結果はやはりランク落ちでした。そこそこ怖かったけど監督がアクション映画ばかり作ってる人だったせいかどうしてもリズムと言うかテンポが゛それっぽく゛なってしまった様な気がする。だけど一番印象に残ったのは数々のセットかなぁ~と思う。あの教会のところなんか特に妙な不気味さがあって怖かった。それにしても米ホラーってどうして今まで静かで後でイキナリど~~んと何かが出てくるって言うパターンが多いんだ?もっと他に無いのか?? 【フージー】さん 6点(2004-10-26 11:19:46) |
3.レニー・ハーリン的には愁嘆場の大逆転か!?1も2も3もスコーンと忘れてB級グロホラーのノリで見れば、来るぞ~来るぞ~感がそれなりに楽しめる。 【mimi】さん 6点(2004-10-24 03:17:52) |
2.監督がレニー・ハーリンなので一抹の不安はあったのだが、意外にうまくまとまっていた。乾いた感じの映像もイイ感じだった。ただエクソシストの怖さを期待して行くと肩透かしを食らうかも。 |
1.《ネタバレ》 思っていたより恐くなかったなぁ、、。 つか、悪魔祓いの儀式がいい加減というか、、あれでいいのか?みたいな?(苦笑) まぁ、「ビギニング」と言う事で悪魔も弱かったんだ!と解釈出来なくもないですが、、 (出来ねぇよ!w)まぁ、でも話的にはちゃんと出来ていたので5点という事で、、、。 【GRIN】さん 5点(2004-10-20 07:39:40) |