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ネバーランド

[ネバーランド]
Finding Neverland
2004年上映時間:100分
平均点:6.24 / 10(Review 146人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-01-15)
ドラマファミリー伝記もの戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2004-09-24)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2019-04-17)【Olias】さん
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監督マーク・フォースター
キャストジョニー・デップ(男優)ジェームズ・マシュー・バリ
ケイト・ウィンスレット(女優)シルヴィア
ジュリー・クリスティー(女優)デュ・モーリエ夫人
ラダ・ミッチェル(女優)メアリー・アンセル・バリ
ダスティン・ホフマン(男優)チャールズ・フローマン
フレディ・ハイモア(男優)ピーター
イアン・ハート(男優)アーサー・コナン・ドイル卿
ケリー・マクドナルド(女優)ピーター・パン
ケイト・メイバリー(女優)ウェンディ
アイリーン・エッセル(女優)スノウ夫人
トビー・ジョーンズ(男優)スミー
マッケンジー・クルック(男優)ジャスパーズ
マーク・フォースター(男優)衣装部屋で働く男
トビアス・メンジーズ(男優)Theater Patron 5
平田広明ジェームズ・マシュー・バリ(日本語吹き替え版)
岡寛恵シルヴィア(日本語吹き替え版)
藤貴子メアリー・アンセル・バリ(日本語吹き替え版)
寺田路恵デュ・モーリエ夫人(日本語吹き替え版)
有川博チャールズ・フローマン(日本語吹き替え版)
田中正彦アーサー・コナン・ドイル卿(日本語吹き替え版)
宮地真緒ピーター・パン(日本語吹き替え版)
原作アラン・ニー(原作戯曲)
脚本デヴィッド・マギー
音楽ヤン・A・P・カチマレク
作曲エルトン・ジョン"Peter's Song"
編曲ヤン・A・P・カチマレク
撮影ロベルト・シェイファー
製作リチャード・N・グラッドスタイン
ミラマックス
製作総指揮ゲイリー・ビンコウ
ニール・イズラエル
配給東芝エンタテインメント
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
BUFカンパニー(視覚効果)
美術ジェマ・ジャクソン
衣装アレクサンドラ・バーン
編集マット・チェシー
字幕翻訳松浦美奈
あらすじ
新作を酷評され自信を失いかけていた劇作家のジェームズ。妻のメアリーともぎくしゃくする中、彼は愛犬を連れ公園のベンチで考えに耽る。そんな彼の前に現れた4人の男の子たち。ジェームズは、彼らとその母親の美しき未亡人シルヴィアに心惹かれ、いつしか家族同様に時を過ごすようになる。そして、心に深い傷を負った三男のピーターに対し、特別に親しみを覚えるジェームズ。彼は、自らの悲しい過去が生み出したネバーランドこそが、心の救いになるものと信じていた。あの名作「ピーターパン」の誕生秘話。
ネタバレは禁止していませんので
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1
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6.《ネタバレ》 観る前はこの映画のテーマを「少年の心をいつまでたっても忘れないことの大切さ」などという月並みなものだと予想していたが、いろんな意味でそんな薄っぺらなものではなかった。子供の頃に誰もが持っていた想像力。「現実じゃない」とただそれだけの理由でやがて誰もが諦め、それが「生きる力」の根源であることを気付かないままに封じ込めてしまう。想像力は創造力、信じることは人が現実の世界で生きて行くエネルギーと成り得るのだ。批評に溺れ演劇が「娯楽」であることを忘れていた社交界の観衆も、知らずにその根源に気付き喝采を送る。「こんなに楽しい舞台は初めてよ。夫が観たらどんなに喜んだか。最後まで少年のような人だったのよ」そう言った老婆の言葉が印象に残った。大人の現実の世界の中で(この映画の中では社交界に象徴されるが)、誰もが「忘れている」のではなく、分かっていながら大人らしくないと「封じ込めている」。それを分かっていながら表に出せず、しかし実は誰もが待ち望んでいる。世間体に左右されること無く、子供たちと関わることでその大切さに気付き、一途に体現したからこそ、ピーター・パンの物語は人々に受け入れられ、そして今でも語り継がれている。この部分は現代の映画を観る我々にも通じるものがあると思う。「大人の鑑賞の仕方」ぶるのではなく、批評家ぶって云々するのではなく、昔のように想像の世界を素直に受け入れ、純粋に楽しむこと。忘れていた本来の映画を観る姿勢をそっと諭された気持ちになった。子役もさることながら、ジョニー・デップの演技は秀逸。なんと表現したらいいのか、不器用ながらも純粋にまっすぐに子供と心を共有する演技が素晴らしいの一言に尽きる。
six-coinさん 8点(2005-01-17 00:27:24)(良:4票)
5.静かな感動がこみ上げてくるような素敵な作品でした。
バリと子供たちとのエピソードもピーターとの心の触れ合いも感動的だけど、一番切なく感動の涙がこぼれたのはバリとシルヴィア婦人との大人の恋。
妻は夫のピュアな部分を理解しなかった(あるいはできなかった)のに、婦人は子供と遊ぶバリをみてその心を理解し共に楽しむことができた。お互いに惹かれ合っても立場上抑制された恋心のせつなさ。重い病の婦人にネバーランドの芝居を自宅で見せるバリに婦人への深い愛情が感じられ、美しくメルヘンティックな芝居と相まって感動のクライマックスでした。喪失感に沈むピーターに「想像して信じればいつでも会える」と言い聞かせる言葉は、同じ悲しみにある自らにも言い聞かせる言葉でもあったのでしょう。
子供たちを含め出演者はみな素晴らしいけれど、特にディップのジェームス・バリは「童心を持つ大人」を実に自然に演じて見事でした。
美しいケンジントンパークやロンドンでのお話だし、まるでイギリス映画のような落ち着いて洗練された雰囲気になってるのも印象的です。





キリコさん 8点(2005-01-22 23:13:40)(良:3票)
4.《ネタバレ》 終盤のバリとピーターとの触れ合いでは「信じること」が連呼され、感動よりも説教臭さが鼻に付き、興ざめしてしまいました。そこだけマイナス。しかし、映画全体で見ると、見えないものを少しイメージを膨らませて目に見える形にしてあげるだけで、ピーターだけでなく、グランマの心も変えるなど、芝居が心理療法的な力を持っているということが良くわかりました。芝居やイメージすることだけで、現実に奇跡を起こすことはできないまでも、決して現実逃避の手段などではなく、悲しみを和らげ自らの人生を少しでも生きやすく前向きにするビタミン剤のようなものなんだろう、と勝手に解釈しました。僕自身、映画だけでなく舞台も見るわけですが、やはり元気をもらいたい、という気持ちで鑑賞している自分がいて、ああ確かにそうだよなぁ、ととてもストレートでわかりやすいメッセージの映画でした。みんながちょっとずつ想像力を膨らませれば、奇跡は起こらないまでも、ぎすぎすした世の中が少しずつでも生き易いものになるのにな、と思いました。いやー、映画っていいもんですね。
こじ老さん 8点(2005-01-16 01:15:24)(良:2票)
3.《ネタバレ》 みなさんは映像がうつくしいといいますが、映像の技術はさほど大したことがありません。美しいのではなく、美しく見えたのだと思います。反対にどんな最新のCG技術を使っても美しく見えないものもあります。この作品はなにをさしおいても、ネバーランドを目の前に見せるまでのプロセスが非常にうまかった。それによって観客の感性が最大限まで高められ、ネバーランドがこの世のものとは思えないくらいに美しくみえた。夕日を見る時だって同じです。美しいと感じる人と感じない人がいます。私たちは何かをみるとき、実際の光景に、想像力という絵の具を塗りつけて観ているのです。もしネバーランドが美しくみえた観客がいたならば、それは映像の勝利ではありません。観客の想像力の勝利です。
花守湖さん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-18 18:29:29)(良:1票)
2.まさにファンタジーといった感じの作品。
現実と空想の境目が曖昧な演出に好感が持てた。
舞台の開演にワクワクさせられつつ、お母さんの容態も心配でハラハラ。
欲を言えば、もう少し舞台のシーンを多く織り交ぜて欲しかった。
というか、この舞台を是非見てみたいです。
当時の舞台装置のままでね。
もとやさん [DVD(吹替)] 8点(2008-05-03 13:53:26)(良:1票)
1.ふと考えると、映画を観ること自体が、“空想をする”“イメージをする”ということだと思う。映画の素晴らしさというのはそういうことで、まさにその真髄を描いたこの作品の感動の深さはシンプルだが、非常に深い。美しい現実と空想の狭間で繰り広げられる、美しい愛の物語。感動作としてなんともこれ見よがしな物語であるが、涙が溢れるのだから批判の余地も無く素晴らしいと言うしか無い。空想の名における永遠の少年ピーター・パンが、深い喪失を抱えた少年から生まれたということに、想像性に対する感慨深さを覚えた。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2005-01-15 17:43:22)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 146人
平均点数 6.24点
000.00%
121.37%
221.37%
342.74%
4149.59%
52013.70%
63826.03%
73423.29%
82013.70%
996.16%
1032.05%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.57点 Review14人
2 ストーリー評価 6.52点 Review17人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review17人
4 音楽評価 6.40点 Review15人
5 感泣評価 6.82点 Review23人

【アカデミー賞 情報】

2004年 77回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ジョニー・デップ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ヤン・A・P・カチマレク受賞 
美術賞ジェマ・ジャクソン候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞アレクサンドラ・バーン候補(ノミネート) 
脚色賞デヴィッド・マギー候補(ノミネート) 
編集賞マット・チェシー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2004年 62回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ジョニー・デップ候補(ノミネート) 
監督賞マーク・フォースター候補(ノミネート) 
脚本賞デヴィッド・マギー候補(ノミネート) 
作曲賞ヤン・A・P・カチマレク候補(ノミネート) 

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