9.この映画すげーよ。何がすごいって、予告編と本編のかみ合ってなさがすげーよ。とりあえずオフィシャルサイトに行って予告編をダウンロードして見てみてください。いいですか、まず我らがジョニデ様がベンチに座って新聞読んでますよね。そしたらベンチの下に男の子がいて喋りだしますよね。「すみません、僕を地下牢から出してください」「そこはベンチの下だが」……この会話に続いて、テロップつきでナレーションが入ります。「心を閉ざした少年、ピーター」「2つの魂の出会いが、永遠の少年ピーターパンの物語を生んだ」。この予告編を見た人なら誰でも「この男の子とジョニデの心の交流を描いた映画なんだな」と思いますよね。しかし本編を見てビックリするワケです。おい!ベンチの下にいたのはピーターじゃなくてマイケルじゃねぇか!!!おかげで序盤はしばらく混乱してました。ちくしょー、いい加減な予告作りやがって!でも別にいいんです!信じていればきっと誰でもネバーランドに行けるんだから!そうだよね、デップ! 【コバ香具師】さん 6点(2005-02-04 08:19:18) (笑:3票) |
8.《ネタバレ》 ロンドンの映像、舞台の映像が、とてもきれいでしたが、お話に現実的なことが下手にかかわってきたので夢のような映像が今ひとつ生きていませんでした。ケイトの家族に興味を持ったところが、よく説明できていないので、ケイトと近づくため?もしかしてショタ?とさえ思ってしまいます。旦那が妻を放ったらかしにしてたら、妻だって淋しさから他の人を求めるのも無理はないのに、そんな奥さんの方が謝りの言葉を告げるのはは、何とも後味が悪いです。ケイト・ウィンスレットが死ななければ、再婚してストーリーはめでたしめでたしになったのでしょうか? ジュリー・クリスティーがデップに「あなたはあなたの身近の人を大切にしなさい」という言葉に納得しました。重い言葉ですね。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-06 05:44:30) (良:2票) |
7.少年の成長ものとしてはとても心暖まるいいお話でした。癒されます。子役上手いし。でもそれ以外の観点から見るとストーリーが希薄でイマイチなよーな。 それは主人公のバリの魅力が「ジョニーデップが演じていること」以外にこれといってないからじゃないかなぁと思いました。設定としては顔立ちのいい人が演じる必然性がないんですけど、もしこれが人がよくて面白いけど冴えない売れない作家のおじさん、みたいな人が演じたら、この子どもたちへの入れ込みように、ちょっと引いてしまうと思うんです。でも冴えないおじさんぽい人が演じたって、その主人公自身も子どもたちと同じように物語が進むにつれ変化していって感情移入ができて、子どもたちとの接触の中でピーターパンを作りこんでいく過程をきちんと織り込んだらきっとすごく感動すると思います。 いい作品が書けなくて落ち込んでいるといってもそんなに生活に困るほど深刻ではないし、奥さんとの仲も中途半端というかはっきりいってどうでもいいみたいだし、ケイト・ウィンスレットとの仲も取り立てて言うべきことがない。だから、バリが子どもたちを見守り影響を与える部分はいいんですけど、子どもたちと出会ってバリ自身がどう変わって行ったか、子どもたちとの出会いがどんなに貴重で、自分の作家生活や私生活にどんな影響を与えたか、という部分が希薄なんです。 そして期待していた、「ピーターパン」の執筆との関連も希薄です。もうちょっと奥深い部分を感じたかったです。ピーターはとても魅力的な子どもですが、これだとただほんとに名前を借りただけという気がしてしまうし、別に長男の名前を借りたっていいじゃん、て思ってしまう。 こういうジャンルはお気に入り映画になる可能性が高いのに、ちょっと残念でした。 【るいるい】さん 6点(2005-01-30 11:45:42) (良:2票) |
6.《ネタバレ》 作品として良かったですが、人に「この映画見て」と勧めるかといえばそうでもない。
妻メアリーとの冷え冷えとした関係やら、不倫や少年への偏愛を友人から示唆されるようなシーン、ピーターたちの母親の死など、暗いイメージが全般的に勝っていて見終わった後に「感動した」でまとめられないモヤモヤ感が残ります。
ピーター・パンの劇場での成功後、祖母が、ここでバリ氏が見舞いに来るようなら見直すのに的な発言をした後で、1Fでピーターパンを劇団ごと持って来て見せる辺りの演出は好きですね。 生前に愛の告白のシーンがあるやら、何かもうひと盛り上がりあれば、暗いイメージで終わらずに済んだのかなと思います。 【かずろう】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-23 15:08:23) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 ピーターパンが誕生するお話だが、深く掘り下げてなかったような。 ピーターとデップの関係もそうだ、他の兄弟との違いを見出せなかった。 そこら辺の心の交流に、重きを置いて欲しかった気がします。 デップの演技はいつも通りでしたが、驚いたのは子役の皆さん。 ジョージとの会話シーン『”少年”が消えた』は感慨深いものがあった。 ファンタジーのようで、そうでもなかった。 自室の扉を開けると美しい楽園が垣間見えたりする。 しかし、そういったファンタジー部分を強調したりしない、いわゆる小出し。 そんな中途半端さに少しイラつきを覚えつつ、 舞台でタイガー・リリーとピーターパンを演じていた女性に心奪われたりも。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-19 02:16:58) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 好きなシーンは長男が家庭の問題についてバリに相談するところ。思慮に満ちたことを言う長男に対して、バリが「素晴らしい。たったいま君は30秒で大人になった」と褒める。バリはただただ少年の心を忘れるなというだけじゃなくて、ちゃんと現実に向き合えることの素晴らしさがわかっている。「下らないお芝居じゃないか」とピーターは言った。でも本当に価値のある劇とは観る者に現実逃避させるのではなく、現実と闘うエネルギーを与えてくれるものだ(もちろん、映画も)。『ピーター・パン』がピーターにそれを教えたのだろう。ネバーランドを求めるということは、夢に逃げ込むことではなく、常に光を追いかけることなのだと思う。 ただし、全体としてよかったかというと正直微妙。ジェイムズについていけなかったので。ラストの「お母さんが死んでも心の中でいつでも会えるよ」的な理屈には完全に冷めた。ああいう言葉ってよく映画にもドラマにもあるけど、実際どれだけ助けになるんだろうか? 【no one】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-18 22:50:19) (良:1票) |
3.結局のところネバーランドっていうのは天国みたいなもんでしょう?どうしようもなく無常で不条理なこの現実という世界があって、さぁどうしようかと考えたときに、天国を信じなさい、と。ネバーランドを信じなさいと言うジョニー・デップの言葉は、信じるものは救われる、という風にも聞こえてきますね。そのある種のやるせなさみたいなものに泣くというのはありますが、私みたいなひねくれ者には、ただの薄っぺらい現実逃避話に思えてしまいます。「大人になっても子供の心を持ち続ける」というのは、決して「現実を見ない空想主義者」という意味ではないのだということだけは、申し上げておきたい。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-18 03:21:17) (良:1票) |
2.いい映画だということはそこかしこから伝わってきましたが、今ひとつのめりこめなかったなぁ・・・。いい大人が毎日公園に行って他家の子供と遊んでいたらちょっと不気味ではないか?等根本的に相容れない部分があったせいだと思います。最後のネバーランドの表現の仕方や、子供から大人への成長の過程など、光る部分はあったのですが・・・。 【ふじも】さん 6点(2005-03-02 12:47:37) (良:1票) |
1.いつも何を見ても反応のイマイチな友達が「いい映画だった」と言っていた貴重な作品。しかし私は、マイケル・ジャクソンを連想してしまったせいか、いまひとつ入り込めなかった・・・。 【kasumi】さん 6点(2005-01-20 01:00:30) (笑:1票) |