11.途中、「アビエイター」よりも「地獄の天使」が観たくなった。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-12 20:05:18) (良:1票)(笑:2票) |
10.ハワード・ヒューズの生き様を知っていることが大前提だと思う。 アメリカでは誰もが知っている超有名人で伝説の人らしいので、 1から10まで描かなくてもアメリカ人は楽しめるんだろう。 が、鑑賞前に軽くネットで半生をなぞっただけの僕は、置いてきぼり感を味わいまくり。 “起承”だけが描かれて“転結”がない部分が結構あり、 “結局この後どうなったんですか?”と、何度思ったかわかりません。 あまりに常識すぎて、描いてないんだろうケド...。全体的に一本調子で盛り上がりも特になく、え、終わり?って感じで終了。 全編通して雰囲気は最高だったけど、そんなけ。CMで“真実の愛”がどーと言ってるけど、そんな感じではなかったので、デートで使う予定の人は要注意。 【巷説犬福物語】さん 4点(2005-03-17 21:24:53) (良:2票) |
9.《ネタバレ》 正統派、いかにもハリウッドという感じの映画でした。伝記ということもあり新しさは一切無いですが、ハーキュリーズの映像も自然な感じでとても完成度が高いなぁと関心しながら観ました。ストーリーも人物描写もケチの付け所はありませんでした。 【はんにまる】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-18 19:27:26) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 長い映画が嫌われることを承知で観たが長い。しかし次第にケイトのそっくりな演技とパンナムの爺がこんな美青年なの?と不可解に思い原作本まで手にしてしまった。一気の読みふけ1905年生まれのこの男、めちゃ渋い、燻銀、もろタイプ。そしていつもレオの作品を見え終えて思う「よしよし、ディカプリオ。良くできる君には、まだ賞を取ってもらっては困るのだファンとしては」 【成田とうこ】さん [試写会(字幕)] 9点(2008-04-06 12:30:09) (良:1票) |
7.これは日本人とアメリカ人では観た印象や評価はかなり違うのかもしれない。「ハワード・ヒューズ」と言う人の事を有る程度知っていないと結構キツイ筈。映画自体は人間的な部分に比重を置いて描いた作品な訳だけど、それならば晩年の奇行も描いて欲しい、と感じたりで(多くの人の指摘通り)中途半端な感は否めなかった(特に、前半はもっと絞れたと思う)。それだけ(3時間では到底描けないほど)偉大な人物という事か。この映画を観たら伝記本が読みたくなったので、その意味では観た価値は有ったかな。ディカプリオの演技は「ギャング・オブ~」辺りからかなり良くなっているし今回も◎。K・ブランシェットはもっと良かったけど。
【こじろう】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-30 01:28:23) (良:1票) |
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6.アカデミー賞まで頑張れディカプリオ!わけもなく応援したくなります。 【paraben】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-05-22 16:34:57) (笑:1票) |
5.《ネタバレ》 彼女と初めての映画デートでこの映画を選んだ俺が甘かった。。 【ジャイロボーラー】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-11-14 01:16:42) (笑:1票) |
4.《ネタバレ》 確かに「失敗作」と呼ばれても仕方のなかった(けれど、ぼくは大好きです)スコセッシ監督の前作『ギャング・オブ・ニューヨーク』に比べる時、いかにも楽しんで撮っている高揚感が伝わってくるぶん、楽しく見ることができた。言うなればこの映画、往年のジョセフ・L・マンキウィッツ監督の『イブの総て』や『裸足の伯爵夫人』を想わせる人間ドラマと娯楽性のバランスにおいて、最近のアメリカ映画じゃ最も「上質」な部類の大作だとは思う。けれど…
冒頭に置かれた、幼いハワード・ヒューズとその母親の奇妙なエピソード。それは、後年のヒューズが悩まされた激烈な強迫神経症の「原因」を暗示(というより、むしろ“明示”)するものだ。と同時に、彼の映画と飛行機と女性遍歴をめぐる冒険への度を越したのめり込みを、すべて母親である彼女の影響下によるものだと「分析」するものとしてあった。そのシーンがラストにもう一度登場する時、この映画が、「映像と航空機とセックスの世紀」である20世紀の象徴的人物を精神分析し、その<臨床例>をめざしたものであることをぼくたちは了解するのだ。言い換えるならこれは、ヒューズという人物の「伝記」というより以上に、彼を通じて「20世紀」という時代を“診断(!)”することをめざされたものに他ならない。
ただ、ハワード・ヒューズを単なる“マザコンの卑小な神経症患者”に過ぎない…というのが言い過ぎなら、彼をあまりにも「現代」の戯画(カリカチュア)として描くことは、一方で作品そのものを“矮小化”することにつながらないだろうか? つまり「心理」や「内面」を分析し説明しすぎてしまうことは、映画を、ひいては芸術というものをただの「人間主義的なスケール」に陥れることになりかねない…。
思えば、映画の冒頭に母親を持ってくる点をはじめ、この映画は『市民ケーン』をほうふつさせるところがある。けれど、あそこでウェルズは、主人公の新聞王と母親の関係を決して分析したりしなかった。そして映画の最後に、あの名高い「バラのつぼみ」として明かしてみせたのだった。…そういうハッタリこそが、この映画には、というかスコセッシ監督には決定的に欠けている。
同じハワード・ヒューズを描くものなら、たぶん『ロケッティア』というほとんど忘れ去られたSF冒険映画の方が、はるかに「神話的」かつ「映画的」だとぼくは思う。… 【やましんの巻】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-23 20:49:18) (良:1票) |
3.この作品を好意的な評価で迎える人はカナリの映画ファンなんだろうなぁ。僕みたいなド素人にはこの作品の良さがサッパリわかりません。この作品は娯楽作品ではなく、芸術作品だと思う。スコセッシの作品は雰囲気を楽しむものだというのはよくわかってるんだけど、伝わらない。自分にとって映画という文化は娯楽文化であって、それ以上でもそれ以下でもない。「わかる奴だけわかればいい。」っていう心境が見てとれる。けれど、やっぱり僕は芸術の観点からだけで映画を楽しめることはできない。もちろんスコセッシのような監督がいても良いと思うし、むしろいるべきだと思う。ある意味タランティーノより自己流だ。一応、娯楽映画としての観点からレビューをしておこう。若くして成金となり、飛行機や映画という夢を次々と成功させたハワード・ヒューズの一生を描いた本作。しかし、サクセスストーリーの要素は少なく、大半が精神障害に悩んだヒューズの晩年を描いている。他サイトなどを観ていても「無駄な描写が多い」という意見が目立つが、一人の人間の半生を描いた作品としては、三時間弱という長い時間の中に無駄な描写は一つもない。では何故そのような意見が目立つか。僕が思うに、多くを描きすぎてメッセージ性に欠けてしまっているのだと思う。良かった点は、やはり役者の演技力。特にケイト・ブランシェットはオスカーを獲得しているだけあり、見事にキャサリン・ヘップバーンという大女優を演じ切っていた。ディカプリオも数年のうちに獲れるでしょう。今年はその他が強すぎた。しかし、本作が作品賞も監督賞も逃したということは、本当にアカデミーはスコセッシを嫌ってるんだろうなぁ。どこをどう観てもアカデミー好みなのに。さすがにその点は不公平か。 【こばやん】さん [映画館(字幕)] 1点(2005-04-01 14:41:04) (良:1票) |
2.長年スコセッシのファンをやって来て、ほとんどの作品は観て来たけれど、これで作品賞が獲れなかったんだとしたら、もうこれから先彼が受賞出来ることは無いんじゃないだろうか。『グッドフェローズ』にも欠点はあったし、『カジノ』にも『ギャング・オブ・ニューヨーク』にももちろんあった。それでもスコセッシが出さざるを得なかった拘りの部分を上手に殺して、彼が始めて「賞獲りレース」に本気を出したのがこれだったと思う。その分スコセッシ節みたいなものは幾分弱まっている気がするが、安定感や迫力ある絵作り、魅力的なキャラクター作りといったスコセッシの得意とする部分は決して色褪せてはいない。わたしはレオナルド・デカプリオを美男子だと思ったことは一度もないが、演技者として一流であり、銀幕を支配するだけのオーラを持っているとは12年前から思っている。これだけ登場人物の多い168分の長編をほとんど出ずっぱりで引っ張り抜いた存在感はやはりタダモノではないと思う。やっぱりデ・ニーロの後を継いで、スコセッシと組んでいるだけのことはあるのである。あらゆる意味でスコセッシ作品の集大成とも言える作品だが、この作品で獲れないアカデミー賞ならもう二度と狙う必要はないだろう。わたしはもう、オスカーなんかに何の意味も感じないね。この作品を超えたというのなら、もう勝手に言っててくれという感じである。スコセッシ万歳。 【anemone】さん 10点(2005-03-26 23:56:12) (良:1票) |
1.デカプリさんの留守電に「いい役者さんの顔になってきましたね」と2回くらい吹き込んでやりたい。映画は面白くないけど。 それとブランシェットのボストン訛りがいらつく。 |