7.最近久しぶりに観たが、 終わり方が最高。 すべてはここに集約。 デ・ニーロの振り返ってもういなって思う表情が寂しそうで、 この映画が終わってしまうと思う私の寂しさと合いまって、 何とも言えない気分だった。 ロバート・デ・ニーロの作品の中では一番好きな作品。 【プエルトガレラ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2020-10-10 20:08:36) (良:1票) |
6.金の亡者で誰も信用しない一匹狼のジャックが最初は寂しい人間として描かれるのだが、デュークという人間と出会い護送していく内に、当初金だけが目的だったはずなのに、段々と正義について心が揺らいでいく。その葛藤が良く描かれていて良い。非常に人間味溢れる愛すべきキャラだ。
また、敵同士だった2人に信頼関係が芽生えていく過程も面白い。道中、デュークは飛行機を操縦して逃亡を図るが、余裕で逃げられたはずなのにわざとゆっくり走ってジャックに追いつかれる。単におちょくりたいだけで、逃げる気などないのだ。そういう所が好き。 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-06-30 13:34:47) (良:1票) |
5.淀川長治が好きそうな映画! 日曜洋画劇場にふさわしい映画。 FBIを出し抜く賞金稼ぎに出し抜かれるFBI。出し抜かれる方もいぶし銀の演技。 小さい子からお年寄りまで楽しめるよう、過激な暴力描写もなく、エロもない。 ストーリーは観てのお楽しみ。 この手の映画の到達点だと思う。 夜の9時くらいから家族みんなで観られたら幸せだろう。 また、映画のタイトルにちなんで深夜一人で昔を懐かしむようにミッドナイト上映会するのもいいな。名画だった。 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-04-29 21:41:08) (良:1票) |
4.ストーリーとキャラクターの魅力で引っ張ってくれる、正統派の「おもしろい映画」。見終えた後には、「ああ、おもしろい映画が終わってしまった」という、満足感と寂しさが同居したような感覚が味わえる。地味なパッケージとタイトルだからといって敬遠してはいけない。騙されたと思ってレンタルし、持ち帰り、ディスクをデッキに入れてほしい。決して後悔はしないだろう。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-12-13 13:13:04) (良:1票) |
3.いや弱いですね、こういう男の友情映画には。アクションシーンもなかなか見所ですがアクションよりむしろ合間にはさまれるちょっとしたドラマの方が見所。2人のやり取りに笑いがあったかと思えば少ししんみりしたり・・・と非常に良いです。アクションの合間にウォルシュの少し湿っぽい話などが入ってくることで、徐々に良い感じに効いてきます。こういうところで話に引き込まれました。ウォルシュとマデューカス、横取りしようとするマーヴィン、それを毎回逮捕するFBI、殺し屋・・・・・・構図も素晴らしい。それぞれが絶妙に絡み単純ながらも楽しませてくれます。それに加えコメディ要素もありますから「男の友情」ってのが描かれなくてもそれなりに楽しめる映画だと思います。あのロードムービー特有の雰囲気も好きです。そして言わずもがなラストの別れ方が素晴らしい。最高の演出です。観終わった後心が暖かくなり、つい笑みがこぼれてしまう。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-02-07 00:44:48) (良:1票) |
2.この映画好きです。何度も観かえしています。メインの2人(デ・ニーロとチャール・ズグローデン)のアンバランスな組み合わせが絶妙で、旅するうちに芽生える奇妙な男の友情がなんともいえず良いんです。さらに脇役も上手い。保釈期限というタイムリミットが設けられているため、ストーリーに程よい緊張感がありますし、二転三転する展開でまったく飽きることがありません。緩急をつけた演出と耳の残るテーマ曲も光ります。メインの2人が別れる最後のシーンは、少し切なく、でも心地よく、観終わったあとの清涼感につながります。ちょっと疲れたときに観てみたい良質の娯楽作品です。 【目隠シスト】さん [地上波(吹替)] 9点(2006-04-16 16:52:24) (良:1票) |
1.キャラ設定が素晴らしい。ラスト、二人の間には友情が芽生えているのに、「来世でな」って去ってゆくのがクールというか、センスあるというか、始めから終わりまで目が離せない作品でした。 【もちもちば】さん 9点(2003-11-19 12:05:30) (良:1票) |