4.パスパルトゥー役がジャッキー・チェン、ってだけでもう合格。すばらしい発想の飛躍。惜しむらくは、もう少し若い頃であったら・・・。なんでパスパルトゥーが中国人なんだよ、ヴェルヌの原作と全然違うだろ、と言われましてもですね、私からすりゃ、カンティンフラスのパスパルトゥーの方がよっぽど違和感ありまくりなんですけどね、あはは。そりゃま、あの原作の面白さ、特に大詰めの大西洋横断あたりからの盛り上がりもまた、本作には無いかも知れませんけれど(ヴェルヌの『80日間世界一周』と『気球に乗って五週間』は、どちらも本当に興奮します。ってどちらも同じような内容ですが。笑)。あるいは、飄々としたフォッグ氏と陽気なパスパルトゥー、という絶妙コンビぶりも本作には無いかも知れませんが。しかし、この作品でジャッキーは、ひたすらジャッキー節を貫いている、それが本当に素晴らしい。これはジャッキーの映画。本作のカメオな部分なんて、作品の魅力の中ではお釣りみたいなもの(と言いつつ、サモ・ハンが出てきた時にはちょっとホロリと来ましたが)。とにかくぶっ飛んだ内容、メチャクチャな展開で、ツジツマ合わせ的な説明も無く、ただジャッキーが暴れまわる。なぜ逃走した3人はマンホールから現れるのか。そんなことはどうでもよろしい。なぜ自由の女神の顔がそこにあるのか。そんなの、単に女神の鼻から足が出る場面を撮りたかったからに決まってます。全編、そんな感じ。いやホント、すがすがしいですよ。痛快、痛快。ちなみにウチの幼稚園の娘は、「このヒト、なんかジャッキー・チェンに似てる」とか言いつつ(正解です)、木製の腰掛で戦うシーンに随分喜んでましたが、これは『ヤング・マスター/師弟出馬』(のユン・ピョウ)を憶えていたかららしい。と言う訳でこれは、親子で楽しめる映画なのです(強引に断言)。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-03-17 22:31:45) (良:1票) |
3.最近これ(おとぼけ外人+じゃじゃ馬女+カンフー東洋人)ばっかりなのね・・・どなたかも仰ってましたが,主人公の周りの声優があまりに酷すぎでした. 【マー君】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2006-06-17 15:13:11) (笑:1票) |
2.1回目はDVDで鑑賞。観終わった感想は酷い。いや酷すぎるの方が正しいかな。ジャッキー映画ってアクションを観たいがためにストーリーは知ってるんだけど何回も何回も観たくなるんだけどこれは1回観ればもう永久に観なくていい作品でした。サモ・ハン・キンポーの扱い方も子供の時からジャッキー・チェンとサモ・ハン・キンポーの絶妙なコンビネーションを観て育ってきた私にとって非常に失礼です。何なら謝って欲しいぐらいです。それにユン・ピョウがいなかったのがちょっと残念だった。あの御三家が揃うと奇跡が起こるので。関係ないけどオーウェン・ウィルソンが出て来た時は思わず「ニヤッ」ってしてしまった。しかも弟のルーク・ウィルソンもいてたので何気に嬉しかった。今度の『シャンハイ』シリーズにもしかすると出るかもしれませんね。2回目はTVで観たんですがもう観ないとあの日誓ったはずなのについつい観てしまった。これがTVで放送してたら観られずにはいられないジャッキー・チェンファンの悲しい現実。1回目は字幕で観たんで吹き替えは今回が初めてですが吹き替えの方が酷さが倍増してました。何が酷いって内容もそうだけど吹き替えがえげつない程酷い。ほとんど素人集団で聞いてて何度観るのを止めようかと思った事か。原田泰造、中山エミリ、魔裟斗・・・他いっぱい。中川家の礼二と杉本彩はまだマシだったかな。声優に芸能人を使うのはお願いだから止めてください、本当に。聞き苦しいです。せめてオーディションぐらいはして下さい。でもまた5年後ぐらいには内容をすっかり綺麗さっぱり忘れてそうなのでまた懲りずに観るんですけどね。 |
《改行表示》 1.特に見る気も無かったのですが成り行きで鑑賞する事に。最初にジャッキー・チェンが出て来たときは不安になりましたが、笑いあり友情あり冒険ありで非常に楽しめました。予告編に彼を登場させなかったのは正解だと思います。 憎めない悪役(の下っ端)であるフィックス警部補を始め随所に爆笑キャラがてんこ盛りで笑いが絶えませんでした。かと言ってコメディだけで終わっていないのが良いですね。ラストの締め方などもエンターテイメント映画としてバッチリです。 残念だったのは中盤以降の旅が足早になってしまった事でしょうか、シュワちゃんのシーンを省くなりしてそちらに時間を割いて欲しかったですね。欲を言えば日本にも寄って欲しかったかも? 家族や友達と一緒に見るのがお勧めです。 【alian】さん 8点(2005-01-05 03:48:41) (良:1票) |