38.《ネタバレ》 前半の山でのシーンは全体的によかった。スタローンに「やむをえない」感じがあったから、警官を倒してても許せた。 でも、後半は明らかにやりすぎ。関係ない店とかふっ飛ばしてるし。関係ない一般市民から見ても十分危険なテロリストにしかならない。 前半のまま言ってくれれば9点だが、後半で差し引いて7点 【追記】後半の展開は確かに無茶しすぎだが、そこを課題に捉える必要もないかと思いなおして8点に上げる 【θ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-30 01:47:57) |
37.《ネタバレ》 今回DVDを購入し、かーなーり久しぶりに(20年ぶりぐらいかも)鑑賞致しました。深い…昔観た時は単なる暴れん坊野郎wな印象だったんですが、これはいいよ 戦争や友達や保安官や大佐の想いや、ん~考えさせる内容だなぁ シンプルな造りながらよく出来た映画であるとオモイマス 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-06-16 22:06:06) |
36.何度観ても面白い素晴らしい作品。 戦争が終わり帰国、居場所が無くさすらい続けて募り募ったやるせなさ、悲しみをトラウトマン大佐にぶつけるラストシーンは心にズーンと響きます。 【srprayer】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-23 20:22:19) |
35.《ネタバレ》 時の経過により色褪せていく映画は多くありますが、本作は逆。昔見た時よりも、今見る方の印象が良くなっています。アクション部分の出来が良過ぎるためにアクション大作として見られてきた本作ですが、時の経過により見せ場のインパクトが薄くなったことから、この映画が本当に語りたかったドラマ部分が浮かび上がってきました。。。C・C・バクスターさんも書いておられますが、冒頭からして秀逸です。最後の戦友が死んだと聞かされ、写真もアドレス帳も置いてその場を立ち去るランボー。その戦友は黒人だったと推測されますが、戦場にはあった人種を超えた友情が今や完全に失われ、同時にランボーは数少ない自分の居場所をも失ってしまいます(本作で晴れているのは冒頭のみであり、後はどんよりと曇っていることが、ランボーの心境をよく表しています)。保安官から邪険に扱われいよいよ居場所に困り果てたランボーは、今度は自ら居場所を作り出します。戦場でしか生きられない彼は、アメリカ国内でたったひとりの戦争をはじめてしまうのです。ティーズルの喉元にナイフをあてながらも生きたまま帰し、最後まで一人も殺していないことからも、彼には一定の理性が働いていたこと、保安官やアメリカへの復讐が目的ではないことが伺えます。こんなことは愚かだとわかっていながら、しかし戦うしか能のない男が目的のないままひたすら戦うという異様な戦闘が繰り広げられるのです。この事件に駆け付けたトラウトマン大佐も、味方とは言い難いものがあります。彼がランボーについて語る様は、シャレにならない事件を起こした部下の安否を気遣うものではなく、自分が作り上げた最強の兵士を自慢しているだけのものでした。ランボーとの会話の中で、軍に戻りたいというランボーの願いを聞き入れなかったこと、話し相手を求めて電話をしてきたランボーを無視していたことも明らかになります。大佐もランボーを使い捨てにした人間のひとりであり、本来は敵と位置づけてもよい相手なのです。しかし今のランボーにとっては自分を知る唯一の人間が大佐であり、最後には彼の説得に従います。安直にランボーを殺さず、生きて投降させたラストもよかったです。この戦闘がランボーにとっての長い長い自殺の過程であったと解釈すると、この自殺を思い留まらせ、生きて再び社会と向き合うという選択をさせたことで、映画のテーマがより活きたと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-21 19:37:19) (良:2票) |
34.《ネタバレ》 シルベスター・スタローンの「ロッキー」シリーズと並ぶ代表的シリーズの最初の作品となる今作、十数年ぶりに観ると、以前、観た時は単なる娯楽ものとして普通に楽しんでいたのが、久しぶりに観ると、これは明らかにアメリカという国が作り出した化け物であるということが解って単なるアクションというよりはアメリカそのものである社会派映画であることが解る。「ロッキー」がアメリカが生んだヒーローなら「ランボー」はアメリカが作り上げた怪物である。ベトナム戦争という重い影、背景の元、まるで人間兵器として仕上げられ、戦友に会う為だけにやってきたのに「ここはお前のような奴のいるところではない。何か面倒を起こしそうだから出ていけ」と捕まってしまう。人を見かけだけで判断する保安官、これは完全に人種差別である。ランボーが怒り、叫び、そして、暴れる。誰も彼の行動を止めることが出来ない中、唯一の理解者であり、ランボーが戦地で友に戦ってきたトラウトマン大佐の説得に涙し、降参するラストの哀しさ、刹那さ、これこそがこの映画が言いたいことであるのではないだろうか!それにしてもこの映画の中のシルベター・スタローンのあの悲しそうな眼、あれはまるでランボーそのものであり、あれは演技というよりも正にシルベスター・スタローンというこの人自身のその後の映画人生みたいにも思えてしまう。「ロッキー」同様、続編なんて無理に作らなければあれほど駄目俳優と言われなかったであろうに、とにかくこの最初の作品こそが正しく「ランボー」であって他のとは明らかに違う社会に対する警告、アメリカという国に対する人種差別への警告、この映画はそういう意味でも他のスタローン主演映画にはないものがある。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-04 11:16:21) |
33.子供の頃、テレビ朝日の「独占!女の60分」という番組で宣伝してたのをよく覚えていますね。なんにしても保安官だけは殺して欲しかった。 |
32.やるせない・・・アクション云々よりも最後に泣き崩れるランボーの姿がひたすら痛々しく悲しかった。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-04-14 00:02:26) |
31.当時「金曜ロードショー」でよく放映されていたと思うが、何度見ても鳥肌が立つようなものを覚えている。兎に角、サバイバル方法など創り方が本当にリアルである。スタローンは「ロッキー」だけでなく此れも脚本を書いており天才と思ったものだ。20年ぶりに復活したとはいえ、当時まさかあそこまで落ちぶれるとは思わなかったが。根本にベトナム戦争の帰還兵という問題がある。ランボーが上官に弱音を吐くシーンは何度観てもグッとくる。シリーズの原点であり一番好きな作品で本来10点を付けたいが、残念な事に最後だけいただけない。無関係のガソリンスタンドや火薬店を破壊するシーンである。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-16 23:08:53) |
30.久々に鑑賞。やっぱいいわ。スタローンの一番良い時代やね。 【Junker】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-16 22:03:24) |
29.こういう主人公がアンチヒーローというのだろう。ランボーは決して正義の人ではない。戦争では、他者に強制されたとはいえ残虐非道なことをした。腹の出た田舎の保安官たちは、確かに気持ちのいい連中ではないが、あそこまで暴力を受けなければならないほどの悪人ではない。それでも、観客の多くはランボーに共感し、彼のために涙も流せるのではないだろうか。世の中の理不尽(=最たるものが戦争、暴力)に対する怒りを消化できない孤独な主人公。彼は戦争のトラウマにもだえ苦しみながら、暴力を通してしか自分の心中を表現ことができないのだろう。暴力により生じた苦しみを、暴力でもって解決することはできない。そんな主人公はかっこよくはないが、弱さをもつ人間のひとりとしては見守らずにはいられないのかもしれない。 【さそりタイガー】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-05-26 12:53:37) |
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28.あの無表情な顔、全編を貫くあの顔。無表情だからといって決して迫力がないとか、大根だとか言いたい訳ではなく、かといって役作りに打ち込んだ結果と言いたい訳でもない。現にスタローンの顔はどの作品をみても大体あんなものだ。 仮面の下に素顔が用意されている訳でもない。大事な人が失われ、泣きじゃくる姿が描写されようとも、なぜか彼の無表情さは決して変わる訳でなく、それどころかより一層、その無表情さに拍車がかかったように、見るものの印象として何度も蘇る。これを見たのはもう何年も前のことだが、「ランボー」という言葉を聞くその度に、私の中の「ランボー」という、仮面の形をした人の顔は、強烈なインパクトで脳裏に蘇る。 【ノマド】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-12-26 17:51:31) |
27.最初に誰かがご飯ご馳走してあげてたら誰も死なずに済んだのにね・・・(>_<) |
26.おお~!やっぱこのゲリラ戦はたまらんですよ!そして時代に取り残されたかつての英雄・・。 以降のランボーシリーズより派手さは無いですが、だからこそランボーの怒りが伝わる。 ランボーはこの作品だけでよい! ・・不謹慎ですが、自分にあの強さがあって絶対死なないのと痛くないって約束してくれるなら一度体験してみたいですw 【アップルマーク】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-04 00:21:20) |
25.アクションとしてはすごいいいできだと思います。 最初から最後まで面白かったが、ランボーがあそこまで暴れる理由が ちょっと無理あったかなと思います。でも面白かったです。 【すごろく】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-11 09:10:28) |
24.《ネタバレ》 スタローン出演作品の中では1,2位を争うぐらいにお気に入りの作品。なんといってもリチャード・クレンナとブライアン・デネヒーが主人公のキャラクターを上手に引き立てていると思う。ストーリー的にも2,3作目に比べると非常にシンプルとなっているので暇な時にでも気軽に見れる映画である。 エンディングに流れるダン・ヒルの「IT'S A LONG ROAD」がすごくハマっているのも高得点! 【湘爆特攻隊長】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-12-11 19:27:59) |
23.《ネタバレ》 これはなんかー、シルベ自身のもつ不憫さ大爆発、です。順風満帆とは程遠い人生を歩んできたシルベの、「演技してるわけじゃないけど」だれもが感じてしまう「ああほんとに不憫な子じゃのう」的あり方。このごろ思いますけども、見てる人(赤の他人であるところの観客)って、俳優さんが巧みに演じるその「技」よりも、そこに現れる俳優さんの「人としてのありかた(見栄えも含み)」のほうからはからずも発せられる何らかのもの、のほうが深く残るもんじゃないかしら。例えて言えば私なら3:7割くらいでさ。だから私は映画においては「演技」だの「技」だのあんまり重きをおかないの。「名優」デニーロだって、簡単にいうと「いつもうさんくさー」くらいにしか思わないし。北野武だって、「そんなのあんまり写んないよ」ってさらーっと言ってた。「映画」だから。そんなわけでシルベはがんばってもがんばっても暗い男なのであった。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-10 01:08:41) (良:2票) |
22.理不尽な仕打ちに対してランボーが大暴れするのはなんともいえない爽快感があります。また、ベトナム戦争帰還兵という社会的問題を取り上げているのもいいところだと思います。 【maemae】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-11-21 13:36:33) |
21.スタローンは苦痛に耐える演技をさせたら世界一、と誰かが言ってましたが、まさしくそれの代表ランボーシリーズ第1作です。社会的テーマ性も強いゆえに評価も高いですが、ワタクシ的には崖を飛び降りたり、ぼろきれを身にまとったり、自分の腕を縫ったり、泥の中からぬっと出てきてノドを欠き切ったり、ナイフの底のコンパスで方向を見定めたりする元特殊部隊隊員の動きを知った衝撃、そしてあんなに強い男が最後にどうしようもない憤りに泣いている姿を見て感動しました。(@中一の頃) で、今改めて見てみると、当時のベトナム帰還兵問題その一点に焦点を集中した非常にリアリスティックなシミュレーション映画だと思います。彼等はベトナムのジャングルで非人間的なゲリラ戦を強いられ、そして何の精神的リハビリも無いままいきなり本国に帰還させられました。そこで起こったのが戦争後遺症とも言うべき帰還兵の社会不適応性問題。今では一定のリハビリ期間を置いて問題なく社会復帰できるようなプログラムがありますが、当時はアメリカ自身がアジアでの泥沼のようなゲリラ戦を経験していなかった。そしてまた不景気で国民が帰還兵を笑顔で迎えるような余裕もなかった。戦争末期には反戦ムード一色だった。そこで生じたやり場の無い憤り。ただそれだけを表現した映画にもかかわらずアクション映画として観ても楽しめるのは素晴らしい。だって数多ある反戦映画とか戦争の問題行為をテーマにした映画のほとんどは「つまらな~い」でしょ。 【ぷらむ少佐】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-08 03:21:28) (良:1票) |
20.最初から後半までにかけてのアクション映画との採点はだいたい6、7点でした。けど、ラストの説得で一気に上がりました。 【幕ノ内】さん 8点(2005-01-15 19:37:20) |
19.《ネタバレ》 中学時代にテレビで見て一発でスタローンにはまってしまった。 当時は本気でスタローンがこんな人なんだと信じていた。 ガケからダイブするシーンなんかもスタント使わず本当にやっているんだ、と。 この映画はなかなかおもしろいです。 見ている側はあの保安官のわるっぷりでにジョンランボーに同情してしまいます。 帰還兵というものを初めて調べたのもこの映画がきっかけでした。 【MK】さん 8点(2004-11-22 00:29:15) |